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March 22, 2007

「蝉しぐれ」の朗読を聴く

▼明日納品の仕事がある。昨日仕事をしながら、例によってNHKラジオ第一放送を聴いていた。ちょうど公開放送で「朗読」がテーマだった。スイッチを入れたとき、松平知久アナウンサーがリアルタイムで藤沢周平の「蝉しぐれ」を朗読している最中だった。最終章二人が寺の離れで会うシーンだ。お福がいう「お子は何人おいでです」という名場面だ。「あなたの子がわたしの子で、わたしの子があなたの子」という道はなかったのでしょうか?という。聴いているだけで涙がこぼれて止まらなかった。
▼そのほか石坂浩二郎が太宰治の「斜陽」を読んで聞かせた。某大学構内の桜は蕾さえ膨らんでいなかった。明日は某グループのお花見会が開かれるというのに…。
▼朝のラジオニュースを聞いていたら、イラクで、「自爆テロをする車に子どもを同乗させていたから、怪しからん」という米軍のコメントを喋っていた。もちろんそれはよくない事だとおもう。しかし米軍は1年以上前のファルージャ攻撃の時に女子ども、そして結婚式を挙げている新婚夫婦からその親戚友人までも、殺害しているではないか。高遠菜穂子さんのブログではそういう米軍の犠牲になった、子どもたちの酷い写真が時々掲載されているからご覧いただきたい。米軍は自分が子どもたちを殺害していることに口をぬぐって、イラクの抵抗勢力だけ批判するのは間違っていると思う。

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