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March 21, 2007

浅田次郎「雛の花」を読む

Nanohana1エッセイでは「菜の花」も重要なポイントになる。川崎市にて。
▼昨日は「ハゲタカ」を見出のキーワードにしたため、アクセス数が異常に増えて150人を越した。わたしはアクセス数を増やす目的で書いている訳ではない。興味のある方はどうか原作を読んでいただきたい。インターネットにある情報がすべて正しいわけではない。玉石混淆という言葉があるが、某学者に言わせれば「インターネットとは石石石玉混淆」の世界である。
▼さらに昨日の検索用語で「S久の葬儀」というので入って来られた方がお二人いらっしゃる。これはまったく理由が分からない。
▼日曜日の夜NHK第一ラジオで午後10時から文学作品を朗読する番組があって、寝しなに聴いていた。朗読しているアナウンサーは一時期歌舞伎の解説をしていた葛西聖司アナウンサーである。彼は都内の私大の出身で在学中から歌舞伎研究会に所属していたという経歴の持ち主だった。それで山川静夫アナが退職してから、その分野で活躍するようになった。この日朗読していたのは、浅田次郎の短編で「雛の花」という作品を朗読していた。この作品を読むには浅田のエッセイ「霞町物語」(講談社)をお求めになるとよい。浅田には興味がなかったので、彼の作品は今までまったく読んだことがなかった。もしあなたが歌舞伎とくに先代萩がお好きなら、余計本書を楽しむことが出来るだろう。ラジオを聴いているだけで、最後の「おなりこまっ」のかけ声には涙がとまらなかった。ラジオは千穐楽の柝の効果音で締めくくられていた。

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