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April 24, 2007

アメリカの銃は規制できるのか?

▼今度はフランスの外人部隊に在籍していた日本人が、銃の密輸で捕まった。不思議なのはおもちゃの、ソフトエアーガンなどを規制しても、実銃による殺人事件が後をたたない事だ。何度も言っているが改造モデルガンやソフトエアーガンで今まで殺人事件は起きていない。これは警○庁の某部署の格上げを狙った法規制なのだ。格上げになれば自分の出世につながるという単純な発想から、次々規制をしているが実銃による犯罪は広がるばかり。とても真剣に対策を立てているとは思えない。それで○力団が持っている拳銃提出にしても、警察との裏取引が次々明らかにされている。これも点数を上げるために仕組まれている。
▼先日の朝日「天声人語」では二日間にわたって銃規制について取り上げていた。アメリカには全米ライフル協会という組織があり、積極的なロビー活動をしているから、第三者が言うように簡単にアメリカから銃を廃絶させることはできない。言ってみれば日本でト○タの車は自動車事故で人を殺しているから、国会で法規制をしてト○タの車の規制か生産を禁止せよ、と言っているようなものだ。初日の天声人語では重要な部分が欠落している。つまりブッシュが「国民が銃を持つ権利」を擁護して来た、と書いている。それはとりもなおさず、イラクを始め戦後世界各国で銃を使って支配して来た事と裏腹の関係なのだ。先日ある人が「アメリカは輸出するものがないから、武器や兵力を輸出して世界を支配しようとしている」を裏付けている。
▼翌日の天声人語ではリンカーンを持ち上げている。内田義雄が文春新書で「戦争指揮官リンカーン」という本を出版した。図書館になかったので仕方なく自費で買ったが、リンカーンという男がいかなるイカサマ男なのか書かれている。たとえば「奴隷解放宣言」とは苦境にあった北軍が、南部を内部から崩壊させようとして、南部の奴隷の蜂起を促す目的でぶち上げた。彼は発明されたばかりの電信を戦争に使える事に目を付けて、軍事電信室に入り浸りだったこと。そして指揮官や将軍をさしおいて、「命令」を下していたことが明らかにされている。これはメルマガ次号でご紹介しよう。そして「天声人語」の結論はこうだ。「暴力で人をねじ伏せるテロとは、何があっても相容れない」という。ある意味ではその通りなのだが、ここにはアメリカという「国家テロ」も入れなければならない。

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