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April 23, 2007

ボディガードとマカロフ、そしてグロックとシグ

▼土日に力を入れて書いてもアクセス数が伸びませんなー。そして検索用語を調べると、どうでも良いような検索用語で来ていらっしゃいます。先週「素粒子」の紹介でたまたま「乱○」シーンがあったので。そう書いたらその言葉を探して来ている方もいました。まったく何を考えているんだろう。
▼SWボディガードとマカロフ、そしてグロックとシグザウエル。最初の銃は長崎市長の襲撃で使われた銃だ。これはハンマーレスで護身用に持って歩くことを目的とて開発された。SW社の写真で一番下に掲載さている。リボルバー(回転式拳銃)の場合はハンマー(撃鉄)が露出していて、内ポケットから引っ張り出すとき、このハンマーを引っかけて一瞬のタイミングを逃して、自分が撃たれてしまう可能性がある。そこでフレームを広げてハンマーを隠してしまった。不格好だがボディカード用の銃として普及した。それの発展したものがSW社の創立100周年記念として発売された、センティニアルである。これはハンマーを内蔵の半月形して引き金が軽くなり、デザインもよくなった。
▼マカロフは自殺した川崎の立てこもり暴力団員が持っていたもの。これはリチャード・ギアが出た97年の「北京のふたり」で出てきた。映画は風景以外はハリウッドで撮影されたのだが、「らしさ」は良くできていた。ただし映画の内容はつまらない。マカロフとかトカレフは旧ソ連軍の使っていた将校用の小型拳銃なのだが、コピーも含めて日本で大量に出回っていると言われている。
▼後の二つはバージニア工科大の銃乱射事件で使われた銃だ。新聞などで発表された銃のシルエットなどから判断するとグロックはハッキリと分かる。しかしドイツ製の22口径の銃というのでは分からない。22口径というのは射撃練習用のもので、もし容疑者が最初から人の殺害を目的としていたなら、22口径の銃は買わない。おそらくシルエットからするとドイツのシグザウエルP220シリーズであろうと推測される。記者はその辺が不勉強なので、22と書いてあったので22口径と錯覚してしまったのだろう。シグは元々スイスの銃器メーカーなのだが、P210とかP280シリーズは生産コストが高いのでドイツでP220シリーズを作り始めた経緯がある。このシリーズは口径はグロックと同じ9ミリである。戦争でも銃器の弾丸の規格を同一にする事が、効率よく戦闘する最大の条件になる。だから一つだけ22口径の銃にする事はあり得ない。
▼きょうはマニア的解説で終わってしまったので明日に続く。

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