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April 12, 2007

この目で見たカンボジア(7)

Baloon1巨大なバルーン
▼滞在3日目にして見学先にようやく自分たちの希望が入れて貰えることになった。苔生したアンコールワットの寺院ではなく、現在の坊さんが生活をしている寺院だ。ホテルの近くの寺に連れて行って貰ったが、民衆が大勢押しかけて来ていた。どうやら国連などから寄付された、米の分配の日であったようだ。貧しい市民たちがカードを持って寺院に集まる。坊さんと言っても日本の枯れたような人ではなく、目がぎらついた周りに威圧感を与えるようなまだ若い坊さんだ。彼らは日本で指紋を採るときのような黒いスタンプで、食料を受け取ったという証拠に市民の指印を押させていた。どうやら行政の一端を担っているように見えた。
▼シムリアップに付くと巨大なアドバルーンが見える。これはアンコールバルーンと呼ばれるもので、政府の運営になるものだ。アドバルーンはタワーを建設するよりも遙かに安価で、環境を破壊しない。高い建築物がないこの町でアンコールワットを一望できる目玉となっている。バルーンには一度に20人ほど乗ることが出来る籠が付いている。滞空時間は10分くらいでお一人様15ドルと、結構実入りの良い政府の財源となる。
▼その後はいよいよ期待の「地雷博物館」に向かった。まったくの個人経営で、日本人カメラマンが協力してお金を集め、現地のAKIRAさんが運営に当たっている。ここはとても狭く、50㎡くらいの市内から外れた辺鄙な敷地にあった。施設の内外には手足を地雷で無くした少年少女が、たむろしていた。わたしたちが見学をしていると、韓国人団体客がドヤドヤと大勢でやってきた。そして10分くらいのビデオを鑑賞して説明を聞き、トータルで20分の見学で大急ぎで去っていった。地雷博物館には強く希望すれが連れてきて貰えるが、黙っているとわざわざ来てはくれないようで、わたしたちが見学している間、日本人は誰も来なかった。
▼本日からMINさんの「あたふたカンボジア訪問記」の連載が始まりました。Webトップページからご覧下さい。

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