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April 11, 2007

この目で見たカンボジア(6)

Yuuhi夕日の絶景ポイントで
▼夕日の絶景ポイントには各国から来た大勢の観光客で賑わっていた。手に手にデジカメを持っていたが、中にはニコンの初期一眼デジカメD1Hなどというゴツイカメラを持っていたドイツ人がいた。もはやこれは画素数は300万くらいで時代遅れ、しかももの凄く重い。わたしたちが夕日と待っていると、すぐ前にいた日本人が話しかけてきた。聞くと3週間休みを取って東南アジアを回っている。そしてここにはタイからバスでやってきたという旅のベテランである。
▼なぜこんなに長期休暇が取れるか聞いたら、携帯のアプリケーションソフトを開発する仕事をしていたが、倒産して次の仕事が見つかる前にひと息付いている事が分かった。タイはどうなのか聞くと、日本のホストクラブでカネを払うことができなくなった女性たちがタイに来て、現地のホストクラブの男性にお金を使っている。かつてのように盗難はなくなったが、そういう女性たちで煩わしい。アジアで最もアジアらしいところはどこになるだろうか?と聞くと、「おそらくこれからはプノンペンになる」という返事が返ってきた。これから素朴さを求めるならプノンペンなのだ。彼とは色々情報交換をしたが、タイには韓国製某メーカーのロックを密かに解除する仕事も存在する。そして一稼ぎするなら日本からその携帯を持ち込んで転売すれば3倍にはなろうという。
▼夕日が灌漑用の大きな湖に影を落とし始めた時、観光客のカメラが一斉にシャッターを切る。しかしマイナス補正をしない状態ではロクな画像にはなっていないだろう。陽が沈んで真っ暗になってからでは山道を下山するのは危険なので、少し早めに歩き始めて正解だった。途中には物乞いをする少女が二人、手には菓子類が載っていた。さらに登山口には地雷で手足を失った6人ほどの楽器を演奏する集団がいた。(この連載は全10回の予定です)

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