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May 05, 2007

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▼◇「イノセント・ワールド(天下無賊)」いつも善人のヒーローを演じるアンディ・ラウは今回人のカネを狙う泥棒で、しかも最初は美人局をしている。ガールフレンドを大金持ちの家に派遣して、その妻が留守中会社経営者の夫に口説かせる。いざという時金持ちの家の踏み込んで、誓紙と引き替えに高級なBMWをいただいて、ラサにやって来る。ガールフレンドはそのラサのラマ寺院の荘厳さにひれ伏して、あの尺取り虫のような礼拝をする。だがアンディはここまで来て獲物を狙う。それは数年にわたり寺院の建設に携わってお金を貯めたのでふる里に帰って結婚したいと願っている。親方に「いくら貯まったか?」と聞くと「6万元だ」という返事が返ってくる。みんなは銀行振り込みにした方が安全だとアドバイスするが、その手数料が650元だと聞き、「そんな大金があれば羊一匹が買えてしまう」と現金をカバンに入れて運ぶ決意をする。
▼ラサの駅頭で「6万元持っている」と大声で喋ったため、そのことを居あわせたラウだけではなく、複数の泥棒グループの耳に入ってしまう。だかラマ寺院でお祈りをしたガールフレンドは、困っている時少年が水を飲ませてくれたことに感謝し、彼を護り続けようと決意する。やがてラサを出発した鉄道(昨年できて高速の青海鉄道ではなく鈍行だった)はひたすら平地へと下っていく。その車中で泥棒たちの虚々実々の駆け引き、奪い合いが始まる。しかし少年は騙されているとも知らず、あくまでも人を疑うことなく純真である。ラウは美人スリとの果たし合いや、彼女の仲間との命を賭けての度胸試しの試練に遭う。さらに気づくと列車の中には画家に扮した鉄道警察隊長も紛れ込んでいた。何度もカネを奪われた少年は果たしてカネを持ったまま無事に家まで辿り着く事ができるか?ラウは途中ガールフレンドから「あなたの子どもを身ごもっている」と告白され、少年を守る立場に立とうとするが、敵はジャマになったラウの命を狙っている。ラサの景色も列車の旅も楽しめるジャッキー・チェンとはひと味違う娯楽活劇。渋谷Q・AXで。

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