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June 30, 2007

高原野菜は低価格安定

▼朝原稿を1本書いたら力を出し切ってしまって、ブログまで手が回らなかった。それでも映画◇「サイドカーに犬」だけはちゃんと見てきた。午後は来客があって打合せを2時間ばかりしていた。映画の内容は明日を待て。
▼佐久平は高原野菜の値段が安くて作っている農家は悲鳴を上げている。高原では白菜の最盛期だが、もう出荷しても箱代にもならないという。作業を聞いたら、毎朝3時に起きて作業にかかり、5時半に終えて6時に朝食。それから11時半まで仕事は続く。それだけで8時間労働だから午後からは屋外での作業は終わる。親戚で教師をやっている人が、バザーに出品する野菜として提供を頼まれたということだった。引き取りに来てくれれば捨てるよりはまだ良いということで提供したという。
▼ブロッコリーはガン予防の野菜として最近人気がある。しかし端境期とか、雨で天候が良い日がつづかないと、消費地の値段は1個300円近くまで値上がりする。アメリカものも出回っているがポストハーバストが「危ない」ので手は出せない。この日現地の新聞に掲載されている市場価格は1個当たり100円くらいになっていた。ところがわたしたちの口に入る時には200円近くする。わたしも白菜、レタス、キャベツ各1個。ブロッコリー10個ほどを頂いた。もちろんわたしもお土産をたくさん持参している訳だが、これらのいただいた野菜は全部背負ってきた。
▼外務省・防衛省が所轄する平和・安全保障研究所のHPでは静岡大学教授伊豆見元氏の「対北朝鮮政策『再考』の時」で「対北朝鮮政策を根本から再考すべき時期が来ている」と安倍政権を批判する論文が掲載されて注目を集めています。

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June 29, 2007

脱水状態で再び倒れそうになった日

▼しかし暑かったですな、昨日は今夏最高の気温で熱中症の人もでたらしい。わたしはY市の婦人団体の要請で某所に行っていた。民家なのだがその2階はエアコンがあるのに一度もスイッチが入らなかった。事前に1年前に体調を崩して入院したと話してあるにもかかわらずだ。タオルを持参したのは正解だったが、Tシャツからも絞ると汗が水のように滴り落ちた。それでも婦人方は平気な顔である。そして水分も合計ペットボトルの冷えた物がガラスコップに1杯出たくらいだった。仕事が終わったのは午後4時近くだった。駅のコンビニに駆け込んでパッとボトルの水を一気に流し込んだ。それから3時間ほどの間頭はフラフラして、再び脳の血管が切れてしまったのかと思ったくらいだ。
▼そこでは何が行われたかというと、あるパソコンソフトの使い方の講習会である。わたしは事前に全員パソコンを持参すること。ソフトはあらかじめインストールしておくことをくり返しお願いした。ところが午前の部にいらした男性は何も持参せず、ただ見ているだけ。最後にスポーツ新聞の見だしのような「白抜きの袋文字はどうやったら出来るのか?」とお聞きになり帰って行った。もう一人はパソコンは持参されたが、CDドライブが付いていなかった。さらにソフトが一杯でもう入らない状態であるという。午後もう一人お見えになった方はノートパソコンは持参されたが、電源コードはパソコンのではなく、デジカメのものだったので接続できない。ということは充電も作業もできずに、他の人の操作を見ているだけで終わる。こういうところにいくと極端な脱力感におそわれる。
▼そしてメインの動くパソコンとは10年前に作られ、日本を一度撤退したG社のものだ。調べるとメモリーはたった64メガだ。もうやる気がないのか?旧ソ連が崩壊した一つの理由、古いものをいつまでも使っていたため、国際競争力に勝てなくなってしまったのと同じではないかと思う。今時1ギガのメモリーがなければ、このソフトはまともに動かない。割り算をすれば15分の1の非力さだ。しかもパソコンにはたこ足のようにA3のスキャナーと、A3のレーザープリンターが付いているではないか。
▼本当はmaさんのご自宅の一つ隣の駅なので途中下車をして一杯やりたいところだったが、脱水状態で這々の体で帰ってきた。みなさんがこのブログをお読みになる頃わたしは新幹線に乗っている。

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June 28, 2007

カンボジアで航空機墜落する

▼夕方のニュースを聞いて驚いたのは、シムリアップを飛び立った韓国人観光客を乗せた旅客機が、ジャングルに墜落して全員死亡した、という事故だ。2ヵ月前にわたしも乗ったのだが、シムリアップ市内では、韓国人が経営するホテルや店が一番多かった。それにカンボジアで一番大きな湖の中で水上レストランを経営しているのも韓国人の経営だった。2番目は中国だったかな?3番目くらいが日本人経営だった。つまり先を見る目がしっかりしているとこうなるという見本のようなものだ。行く人間が多ければ当然事故にあう確率も多い。地雷ミュージアムに言ったときも観光バスが来てDVDを見てぞろぞろと足早に去って行ったのも彼らだった。
▼日本が優位にあったのは唯一トヨタの車だけのようだった。それは内戦が終わってタイから、トヨタの中古車がどんどん入ってきた。とくに「カムリ」という車は故障しないことで優位に立った、しかも故障しても部品がすぐ調達できるのはトヨタだった。そのため現在でもカンボジアの至るところでカムリが走っていた。その点部品が入らないホンダは人気がいま一つだった。
▼本日と多忙のため以上。

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June 27, 2007

「監視」されるのは快感だろうか?

Senmaida輪島の千枚田
▼高橋真梨子の検索言語は昨日も一番多かった。コンサートというのは普通、その日唄う曲のプログラムを配るのだが、この日は何も配られなかった。
▼スライドのデジタル化は当面60枚だったが、紙のマウントを剥がして、スキャナーで読みとって補正してまた元のマウントに戻すという作業は、結局1日かかってしまった。きょうは紙焼きの物をデジタル化する。
▼先日の「IRAQ/狼の谷」は実は先週の「週刊金曜日」の映画で紹介されていた。しかしわたしは雑誌は手許のバッグに入れて持ち歩いていたが、忙しくてそれを1週間遅れで読んでいた。だから映画を見終わって2日後に読んだ。紹介記事で言っているのは、これはトルコで作られた映画であるという。そしてトルコですらアメリカに対する怒りがこれほど盛り上がっている。さらに日本は世界中に自分の国で起きている、政治に関する出来事を、このように発信する映画を作ったことがあるか?という問いかけである。ヒットしたと言っても高々「踊る大捜査線・レインボー・ブリッジを封鎖せよ」というテンターテイメントで、とても恥ずかしくて世界に通用する内容ではない。
▼日経では昨日から1面トップの企画で「監視社会の足音」という企画が始まった。つまり監視するシステムというのは、権力の側が意識的に作り上げるものと、ネットのユーチューブの配信サイトのようなものがある。後者は2日前の朝日でも紹介されていたが、追い越す車が交通事故を起こした。その様子をビデオで撮って、上記サイトに投稿したところ、社員が勤務する会社のサイトに抗議が殺到した。そのうち会社の周囲へもビデオカメラを抱えた普通の人が、事故を起こした社員を撮影するためにうろつきはじめた。最終的にネットの抗議により事故を起こした社員は退職せざるを得なくなってしまったというのだ。
▼日経の記事では渋谷のスパの爆発事故で次々普通の人々が撮ったビデオ画像が寄せられ、取材する記者自身も映っていたというのだ。さらに日経の記事では「見られていることを自ら律する糧にできれば、ネット文明は輝きを増す」と締めくくる。しかし政治的状況や国会がどんなに盛り上がってもデモには人は集まらない。しかしサッカー場や野球場は満員御礼がでるほどだ。このギャップをどう考えるか。つまり戦争でも「攻撃」とは常に弱い部分に向けられ、自分よりは強い部分には向かわない。匿名は自分が安全圏にあるという認識のもとに、書く、映すという行動につながる。これがもし政治家を監視するという方向に行けば、もっと日本は住みよくなると思うのだが…。

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June 26, 2007

PCの静音化は本当に可能か

Tionwakuguri_1
亀戸天神「茅の輪くぐり」
▼昨日高橋真梨子のことを書いたら、アクセスの検索ワードの1位に来た。わたしは彼女のことは全くしらないので、検索された方には何の情報も提供できないので、申し訳なく思う。コンサートのタイトルは「優美彩唱」というタイトルだった。観客との対話が結構多くあった。昨日書き忘れたが、井上陽水の「いっそセレナーデ」も入っていた。アンコールの時は、金ラメのイブニングドレスを着て現れ、会場の観客を沸かせた。追加でお話しできるのはそんなところだ。
▼先週発売になった「週刊アスキー」にはPCの静音化対策という特集が組まれている。実はわたしのPCのCPUはペンティアムR4の531(3Ghz/FSB800Mhz)というのを使っているが、HDDが3個取り付けて、ファンの数も多いから音はかなりうるさい。上記の雑誌によれば対策はファンを交換するの費用は300円から5000円。HDDを交換する、ケースを交換するで8000円以上もする。色々考えたのだが、耳栓は500円以下で2組も買うことができるので、それにすることにした。
▼今週の主な仕事はアナログをデジタルにすることだ。あるところから10年前のスライドを何とかPCで動くようにして欲しいと頼まれた。昨日はカセット・テープの音源をデジタル化した。ここから不要な部分を消しゴムで消すように削除するのが、今日の仕事。そして50枚余のスライド・フィルムをスキャナーで読み込む。問題はスライドが紙マウントで鋏んであるので、それを一つずつ剥離して読みとらなければならない。

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June 25, 2007

高橋真梨子のコンサートに行く

Kobo輪島塗の工房
▼♪「咲かせて咲かせて 桃色吐息 あなたに抱かれて こぼれる華になる 」
昨日お招きを受けて高橋真梨子のコンサートに行ってきた。日曜日の夜に出かけることはまずない。しかし会場も近かったし、終演時間も午後7時と比較的早かった。高橋真梨子というと、わたしの年代だとペドロ&カプリシャスの「ジョニーへの伝言」とかずっと最近になって表記の「桃色吐息」ということになろう。彼女の最近の曲はほとんど分からなかったが、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」くらいになるとようやく居心地の良さを感じる。もう50歳半ばだと思うが、その歌唱力は衰えるところを知らない。フィナーレに向けての絶唱は迫力に満ちて聞く者の心を引きつけた。
▼午後撮りためてあったHDDの録画を全部見終えた。その中の一つはワーグナーの「ジークフリート」WOWOWで今月前編・後編にわけ、3時間半で放映されたものだった。佐藤優に言わせると「小泉がドイツに行って『ワーグナーのワルキューレ聞いて感激した』なんて云っているが、ワーグナーは反ユダヤ主義者として知られており、そんなことを大声で言ったら世界中からパージされる」と云っていた。まぁわたしは大物政治家ではないから多めに見ていただこう。宮崎駿もワルキューレ大好きなようだし。ワーグナーの指輪は全4巻のCDを持っているが、ジークフリートは通して聞いたことがなかった。何と素晴らしい映像で二人のお妃もそれはそれは美しく、しかも一人はわたし好みの戦闘美少女で一気に見終わった。
▼「週刊金曜日」の最新号を見たら「HPでわかった候補予定者の憲法感覚」という特集がある。そこで驚くことは革新系の候補者ほどWebを利用していないと指摘し、「どうしたことでしょうITに弱くては世の中の動きに遅れをとってしまうのではないか」と懸念を示している。しかもそれらの候補者はいずれも「改憲に反対」と明言していないのだ。わかり切っているからと云うのは思いすぎだろうか?

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June 24, 2007

◇「IRAQ/狼の谷」を見る

Helthyte初日に食べたヘルシー定食
▼昨晩4週分撮りためた「ER12」を見た。ニーナとイラクから帰還した医務官のガーラントの突然の結婚から、最後は入院中の戦友に会う。その途端ガーラントは自分もイラクに戻りたいと言い出す。新婚生活を送るアパートを探している最中、夫の申し出に戸惑うニーナ。イラクの戦場というか基地も少し登場したことがあるが、重症を負った少女をアメリカに送って治療させるなど、現実とはかけ離れた対応に呆れるばかり、国策に沿った「ER」今後どうなってしまうのだろう。
▼◇「IRAQ/狼の谷」キャッチフレーズは「アメリカ敗北、イスラム社会が熱狂した過激な反米映画、ついに日本解禁」というので期待して、銀座シネパトスにでかける。イラクのある場所で結婚式が執り行われようとしている。たまたま持っていた銃で祝砲を上げたところ、包囲していた米軍が挑発だとして攻撃をしかけたため、列席しようとしていた村人や子ども、そして花婿が殺されてしまう。これは明らかにファルージャの大虐殺を意識して作られている。そして花嫁は義父から一家の守り刀を手渡される。彼女はその剣に復讐を誓うのである。そして米軍に復讐を誓うイスラム圏の4名の諜報部員が敵地に潜入して着々と準備を進める。その一つは集会所に爆発物を8個仕掛けてアメリカ軍もろとも吹き飛ばしてしまうことだった。対するのはアメリカ軍の諜報将校だ。この第一次作戦は知能で勝っていた米軍の勝ちとなる。それは爆破を察知した将校が、子どもたちを大勢建物に引き入れて、爆破スイッチを押させなくしたのだ。
▼それからはアメリカ軍がイラクでやっている「捕虜の虐待」など、「悪事」のてんこ盛りとなる。さらに西側ジャーナリストの首の切断まで出てくる。切られようとした直前イスラムの聖職者が登場して、復讐は復讐の連鎖を生むだけだと諭し、捕虜に自分の首を斬らせようとする。そして諜報将校にフセインが宮殿で使っていたピアノをプレゼントし、キーを押したとたん爆発するようにするが、失敗してしまう。
▼復讐に狂った米軍諜報将校は、村を包囲してイスラムの人々を殲滅させようとする。バズーカ砲まで用意した完全武装の兵士なので、アメリカが負ける筈はないのだが、逆に殲滅させられてしまう。そして復讐を誓った花嫁候補(結婚式前だったので)も、逆に殺される。そして彼女が握っていた剣を使って、イスラムの諜報部員は見事彼女の本懐を遂げる。彼女は虫の息の下から「刀で敵の心臓をえぐってくれましたか?」と訊く。男は「ウン」と答えると、彼女はニッコリ笑って死ぬというお話し。うーむ、米軍のヘルメットが似て非なるものだ。アメリカ軍だからハマーが登場するのは分かる、しかしM16、M4それにG36Kまで登場するのは、ホントかいなと思ってしまう。映画の作り方という点ではハリウッド製に比べて数段劣る。そしてイスラムの宗教的行事が何度か出てくるが、何をやっているかまったく分からない。せっかくの面白いテーマなのだが、編集がうまくないので緊迫感が伝わって来なかった。

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June 23, 2007

タリバンはなぜ復活するのか?

Petyuペット専用の「足」湯
▼雨の中を朝から夜まで一日中出歩いていたのでかなり疲れた。そこで二人の知人がなくなったことを知らされた。一人はハノイ放送の仕事で、この数年現地へ行っていた60歳のS氏で持病が悪化して客死した。今年年賀状もいただいてハノイに来ませんか?と誘われていた。3月頃にはメールも一度いただいていた。もう一人は53歳のH氏でおそらくタバコの吸いすぎと思われる肺ガンだった。S氏のばあいリウマチを患っていてその痛みをずっと我慢していてこじらせてしまったらしい。いずれにしても健康な身体があって旅も友だちとの楽しい語らいも出来るのであって、皆さまもご自身の健康には一層留意していただきたい。健康は医者が守ってくれるのではなく、まず自分自身が管理すべきものである。
▼今朝の朝日、加藤周一の「夕陽妄語」は分かりやすかった。わたしは毎月一回のこの連載を読むために朝日と契約しているようなものだ。しかしわたしの頭がしょぼいせいもあるのだが、何を云いたいのか、何が書いてあるのか頭の良い人の文章は半分以上理解が出来ないことがある。今朝のは「戦記再訪」というテーマだった。ここでは「保元・平治物語」について触れている。戦いで有名になったのは鎮西八郎為朝で強弓の持ち主として知られていた。当時の飛び道具と云えば銃などなかったから、弓矢の飛距離が戦いではものを云った。八郎為朝は、鎧を着た二人の武士を貫いて3人目の武士まで弓が届いたと語られている。おそらく話を面白くするための脚色に違いないと思う。それで加藤は武器さえ揃えば戦に勝つことが出来るか、という問題提起をしている。
▼為朝はそんな強弓の使い手であったが、最後にはとらえられ島流しいにあって、流刑地で死ぬ。今朝の報道によれば、タリバン、アルカイダ容疑者を収容しているグアンタナモの米軍基地が国際法違反の疑いがあるということで閉鎖されるかも知れないと云われている。そして収容所はアフガニスタンなどに移築されるらしい。そして現地アフガンでは「タリバンの復活」が西側の報道によってなされている。田中宇のレポートでも明かなように所詮武器だけの支配で他国の占領維持することなど出来ない。「復活」を防ぐ道は冨の公平な分配しかないのではないかと思うのだが、どうだろう。

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June 22, 2007

使いやすい爪切りを考える

Gareki1解体された住宅の残骸
▼しかし輪島空港というのは山を切り開いて作った空港で、1日2便だけしか運行していない。空港の廻りには家一軒ないので、ここは陸の孤島になっている。もしかして当時の森首相がふる里石川県の利益誘導で作ったのではないかと思った。しかし今朝も石川県では小さな地震があったということで、昨日ではなくて良かったと胸をなで下ろしている。
▼MINさんが投稿欄に書いていらっしゃる店員さんは最近東京のビッグサイトに何かのご用でいらしたという話だった。「さすが東京、毎日がお祭りのようでびっくりした」ということだった。しかも宿舎のホテルに行くために乗ったタクシーが新人で、搭載してあるナビの使い方もわからなくて二度驚いたということだった。
▼そして3ヵ月前に起きた地震は2万5千人の輪島市のうち500世帯の住宅などを崩壊させた。その残骸は海岸に運ばれて、木材や布団、などと種類別に分類、集積されているが、当然カンボジア以上のガレキの山となっている。そこには大型トラックがひっきりなしに出入りしていた。また歩いていると裁判所の塀も曲がったままで、立ち入り禁止の黄色いテープが貼ってあった。
▼3週間前のNHK日曜日朝の「経済羅針盤」である刃物メーカーの社長が登場していた。最初の場面はイタリアのブティックのようなところで店長さんが「この爪切りは素晴らしい」と絶賛するのだ。わたしは爪切りとひげ剃りに具合の良いものがあると、結構気に入ったものが手に入るまで探す。電気ひげ剃りは肌に合わないので、このS社の4枚刃が気に入っていて海外に行くときも持参している。一方爪切りだTVに映っていたイタリアの店では日本のSUWADSAの、物は1万円だった。顕微鏡で爪の断面図を見ると、この会社のものは断面が鏡のように綺麗で、普通の爪切りを使った後のようにヤスリをかける必要がない。通販などで日本で探すと海外の半額以下で手に入るのでお勧めである。

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June 21, 2007

輪島市で足湯に浸かる

Hirumeshi
輪島で食べた「おまかせ弁当」
▼この二週間急ぎの仕事があり、土日もパソコンのディスプレイとにらめっこをしていた。火曜日午後に納品が終わった時は、さすがにガックリした。翌朝羽田からA320に乗って50分輪島市にやって来た。こちらは東京よりも蒸し暑かった。海に面した所に千枚田があり、どんな狭い場所でも、米を作り続ける、農民の意気込みを感じる。市内の波打ち際には、地震で壊れた500世帯の残骸がうず高く積まれていた。市民の生活は生活は平静を取り戻しているが、温泉街に客足が戻るのはまだ先になりそうだ。戻りの飛行機は午後なので、市内散歩をしながら、足湯に浸かっている。昨日はヘルシー定食というのを食べたが、ちょっと物足りなかった。それで今日は散策しながら場所を探して、「輪島道の駅」の近くにあるふく屋という食堂に入った。見かけは高そうだったが、実はそれほどでもなかった。わたいはここでお任せ定食というものの本日のメニューを確認して注文したが、これが中々の味だった。近くにレストランや食堂がないせいか、ビジネスマンが次々と入ってきた。
Kouchi(mobile)

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June 20, 2007

表参道でヘルシーな食事をするには

▼昨日のブログには結構反応があった。「ロストロポービッチ人生の祭典」を見に行きたい。とか、弁当はどこで食べたのかという食い意地の張った内容もあった。特に「ロストロポービッチ人生の祭典」はお勧めである。もちろんわたしは来週の「ダイ・ハード4.0」も見る予定である。「ロストロポービッチ人生の祭典」で一番面白かったのは、何かのパーティで夫妻が呼ばれて、会場には各国の有名人が参列している。そのときバンドネオン奏者がいきなりピアソラの映画「タンゴレッスン」のテーマ曲にもなっている「リベルタンゴ」を演奏し始める。ロストロポービッチは最初一人でアルゼンチンタンゴをヒョイヒョイ踊り出して、会場を沸かせ悦に入っている。やがて妻を引っ張り出して二人でタンゴを踊り出す。わたしとしてはこの場面が一番気に入っている。
▼本屋さんのレジで水増し請求をされた話は、返金されて決着した。ところが昨晩自分の書棚の20cmくらいのマニアックな本が並んでいるコーナーをじっと見ると同じ本が2冊もあるではないか。一瞬惚けてしまったのかと思った。1ヶ月ほど前にある書店で見た本があったのだが、自宅で既に持っている本かどうか分からなくなって、自宅でチェックして翌日その本を買うために出かけた。昨夜ふと確認したら全く同じ背表紙の本が右端と左端に並んでいるではないか。しかも1500円もする本だ。こういうマニアックな本はGさんしか興味は持っていないと思われるので、改めてお送りする事にしよう。
▼追加だが表参道付近でヘルシーな食事をしようと思ったら、落合恵子の店クレヨンハウスか、ナチュラルハウスの弁当を買うしかない、と思う。センちゃんがシェフをしていた玄米食の店「ブラウン」は彼が過労で倒れて退職してから、今はどうなっているか分からない。

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June 19, 2007

7年間飲んでいた薬が減る

▼くり返してお願いしますが、メルマガ原稿は今回は本日午後8時が原稿の締め切りですからお忘れなく。賽の河原の石積みはきょう最終チェックを終える。とても長い2週間でした。もう今月の仕事はこれで終わりかと思っていたら、2ヵ月程前にプレゼンを出しておいた仕事が正式決定し、金曜日午前中打ち合わせることになった。
▼イメージ・フォーラムでもう一つ「選挙」というドキュメンタリー映画をやっているが、いずれご紹介したい。青山通りを骨董通りの方に歩く。青山学院を通り過ぎる所は、今まで高い柵があって随分回り道をしなければならなかった。わたしは今まで柵を乗り越えていたが、今回いったら柵は撤廃されていた。そう規則だけが優先した、無意味なものはなくなる運命にあるのだ。青山で食事をするにはカネさえ払えば美味しいものを食べることができる。だがわたしはヘルシーなものにしなければならない。考えた挙げ句、ナチュラル・ハウスでヘルシーな弁当を買うことにした。弁当にありがちなハンバーグとか唐揚げなどは一切入っていない。そういえば薬がなくなるので昨日いつものクリニックに行った。前回採血された結果を聞くこともあった。わたしは某病院で行った人間ドックの結果持参した。そこではコレステロールの値が平常値に戻ったので薬を一種類減らすと通告された。7年ぶりだ、やったね。今までの病院は「薬を増やす」と言い続けられて来た。コレステロールは運動だけでは決して減らない。ここのいつも書いている方法を続ける以外にない。そしてドックの結果を見せたら、「ドックで癌は発見できず気休めにしかならない、癌の早期発見は血液検査だけでも分からない、普段から自分の体調を管理して何かおかしいと思ったら医者に行くことだ」と言われた。この担当医はinterFMで毎週金曜日午後4時から医療相談で出ていると言っていた。
▼街頭で弁当を食べてから再び半蔵門線に乗ってK町で降りる。というのは先日本を2冊買ったのだが値段が間違って打たれている。買ったのは先週日経の1面コラム「春秋」で紹介されていた、「短歌博物誌」と別の所で紹介されていた、外山滋比古の「思考の生理学」である。あちこち探していたが、この2冊同時に揃っている書店は見つからなかった。総武沿線で比較的揃っているのは、船橋東武デパートにあるA屋書店、京成船橋駅の脇にある「T書房」だ。後者は先日「ダ・カーポ」で本の並べ方が魅力的である、と紹介されていたが、わたしもそう思う。もう一つはK町駅のすぐ近くにあるAキット8階にある「K書店」で専門書もきちんと揃っている。K戸のY堂は横浜の本店と違ってロクな本しか置いてない。それでK書店に二冊とレシートを見せた。780円の「短歌博物誌」を2度レジも打って300円ほど高く取られていた。

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June 18, 2007

◇「ロストロポービッチ人生の祭典」を見る

▼昼前に渋谷に行ったら、機動戦士ガンダムか攻殻機動隊に出てくる下っ端の兵士のような重装備の格好をした第二機動隊の面々がうろついていた。昔の機動隊から装備もかなり変化していた。ヘルメットも、すね当て、それに防刃ベストも中々のものだった。思わず「格好良いですね」と声をかけそうになってしまった。そして青山通りを上っていく。きょうの映画館はイメージフォーラムで青山学院の手前を右に入ったところにある。
◇「ロストロポービッチ人生の祭典」旧ソ連時代反体制運動をしていた3人の有名人がいた。一人は物理学者サハロフ、「収容所列島」を書いた小説家のソルジェニーツインそれにこのロストロポービッチである。何度か書いているがわたしはチェロが一番好きな楽器で、彼のバッハ無伴奏チェロソナタなど数枚を持っている。反体制派が生き残れる条件は何なのか映画をみて考えた。サハロフは最後は政治を通じて国を変えることができないか試行錯誤をしていた。ソルジェニーツインも映画に少しだけ登場するが、作品を売り込むというより、自分や子息を高く売り込むことだけに血道を上げていて、その汚い手口は新聞等によく出ている。ロストロポービッチはソ連時代、その過激な言説で国外追放され、ロシア国籍を剥奪される。世界各地から身元を引き受けるという希望が殺到するが、いずれも断りモナコの国際市民の旅券を発行してくれたのでそれを受け入れる。彼がなぜそのような活動を続けることが出来たか。それは誰にも負けない実力があったこと、映画でも分かるのだが、とても人なつっこい気さくな人柄で誰にも好かれるので、友人が全世界の有名人のなかにいる。そして若い時からの努力でお金をちゃんと蓄積していて、ソ連の兵糧攻めくらいではへこたれなかったことだ。
▼映画の構成は2部でロストロポービッチのインタビューと、妻でボリショイ劇場を席巻したオペラの女王、ガリーナ・ヴィシネフスカヤとのインタビューで構成される。彼女が若いときのオペラの画像も出てくるが、マリア・カラスを凌ぐのではないかと思える演技力と歌唱力である。二人の娘たちも音楽家になり外国で勉強をした聡明そうな人たちだ。長女はチェリストになり次女はピアニストの勉強をしている。インタビューアが「長男が生きていたら…」と水を向ける。彼女は今慈善事業とオペラ学校を開いているのだが、あるとき病院の乳幼児室を訪問した。ふと気づくと長男が死亡した2月11日だったことを思い出した。しかも同じその病院で1945年の何もない時代だった。夫は自ら赤ちゃんの棺を作り、シーツを中に敷き、凍てつく土を掘って埋葬した。と語り、チャイコフスキーの「スペードの女王」の同じ場面をオーバーラップさせる。人間ロストロポービッチ夫妻の文字通り苦難の中でも希望を失わずに生き抜いた彼の信念が伝わって来る。
▼土日も仕事をしていたので、賽の河原の石積みは基本的に本日で終わるメドがついた。明日で納品を完了できそうだ。

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June 17, 2007

◇「ゾディアック」を見る

▼すでにご案内してありますが、6月2回目のメルマガは今回に限り6月19日原稿締め切りです。ご協力をお願いします。
▼◇「ゾディアック」デビッド・フィンチャー監督は好みが別れるところだ。彼の作品は「セブン」、「エイリアン3」、「ファイト・クラブ」、「パニック・ルーム」などを見ているが、見かけ倒しのものが多い。エンターテイメントとしてわたしの好みで言えば「エイリアン3」だと思う。今回は今までのフィンチャーと違ってオドロオドロした描写は少ない。でもハリウッド映画は音声で驚かすの好きで危ないと思い、耳栓を持っていって正解だった。何といっても最初アベックが車に乗って夜の湖畔にでかけ恋を語ろうとしたとき、車から降りて来た男にズドンだから驚かされる。やはりこれは耳栓を持参して正解だった。1963年サンフランシスコで起きた事件なのだが、女性は死亡し男はかろうじて生き残る。そして一月後新聞社に妙な暗号を送りつけた犯人とおぼしき人間は、この暗号文を新聞に掲載しろと要求する。掲載しないと別の殺人事件をすると脅迫するので新聞社の幹部は多少ビビッて1面から4面に移して掲載する。
▼その事件に興味を持ったのは記者と、専属のイラストレーターのグレイスミスだった。記者は飲酒と麻薬吸引の癖がなおせず退社する事になる。しかし暗号を解くのが趣味のグレースミスは次第にその謎解きにはまりこんでいく。彼は離婚して元妻と交代で子どもの面倒を見ているが、魅力的な若い女性と再婚する。しかし再婚しても中々家に帰らす事件の謎解きに深入りする。というのは暗号に興味を持つ人たちの必読書というのがあり、それは軍の図書館でしか手に入らない。しかも貸し出し記録がなくなっている。そして犯人からかかってきた電話で、一回「今日は自分の誕生日だった」ということを口にしたことを覚えている。酒に溺れて退職した元記者の下を訪ねて、警察の担当者を紹介してもらう。警察はもう昔の事件で調べは終わっているからと彼を相手にしないのだが、熱心さに呆れて捜査資料室で持ち出さない、記録しないという条件で閲覧を許す。▼そして4人の男を状況証拠と、別の刑務所に入っている囚人の証言から追い詰める。だがグレイスミス自身が段々狂気じみてくる。それは署名記事で事件の謎解きを書いたことによって自宅にも脅迫電話がかかりはじめる。そしてついには妻も子どもを連れて実家に帰ってしまう。そして「証拠書類を見せてくれる」という男の地下室に行った時グレイスミスにも最大の危機が迫ってくる。「カポーティ」とは違った事実積み重ねによる犯人への迫り方は記者の取材活動の王道を行っている。ゾディアックとは犯人が自分につけた名前であるが、そういう名の腕時計も存在する。

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June 16, 2007

再びスペイン語の「Angulos」について

▼石積み作業はラストスパートに入っているのだが、疲労困憊状態になっている。身体の疲労は蓄積しないように気をつけている。どこかのマニュアルでは45分作業したら15分休憩を取るようにということなのだが、締め切り時間があるのでそれを守ってもいられない。今現在の状態は1時間作業をしたら2、3時間休憩をしないと吐き気がする。ドライアイ対策の目薬は点眼しているが、おそらく眼精疲労が蓄積しまったのだろう。今朝も6時に起きて150行の作業を終えた。土日で朝晩合計300行やっておけば、月、火は楽勝ですべて納品可能になる。そうしたらもう今月はディスプレイとにらめっこはしない。わたしの場合仕事が終わった後、夕方に近くのプールに通い、全身運動をして疲れが蓄積しないようにしている。昨日はクロールと背泳を30分やってきた。
▼そんな訳で昨日は続きのブログを更新する気力は残っていなかった。朝早くでかけたのはある読者の職場を訪ねる約束をしていたからだ。片道1時間半I氏の職場を訪ねるといつものようにコーヒーをご馳走してくださった。お聞きすると彼I氏も20年前にわたしと同じ症状で倒れたというお話しをされた。1週間ご自宅から動くことができず、その後入院してリハビリは箸を使って大豆を一つの皿に移すのをやった。さらに卒業試験として切り紙で絵を描いたとおっしゃていた。さらに数ヶ月半日だけの通勤を続けた。お見受けしたところ何一つ不自由はないようだが、梗塞があった方の腕の皮膚感覚が普通とは違うということだった。I氏はさらに2年ほど前に、わたしと全く同じ甲状腺癌の手術をなさっている。さらにご夫婦でこのブログをご覧下さっているということだった。
▼昨日加工と思っていたゲバラのこと。NHKで登場した女性教師フリアは19歳だった。壁に「Angulos」と書いてあって、ゲバラは単語の書き方が間違っている。Aにアクセント記号がついていないじゃないか、といった。フリアはAが大文字で書かれる場合はアクセント記号をつける必要はない、と反論した。ゲバラはさらにAが大文字でもアクセント記号はつけなければいけないと、頑強に言い張った。そして君は先生なのだから、子どもたちには正しいスペイン語を教えないとダメだとも言ったというのだ。ゲバラはもうすぐ自分が殺されると分かっていたが、そんな状況にありながら、正しいスペイン語の表記の仕方について子どもたちへの言葉の教え方について真剣に話していた。これが本に書かれていたことだった。

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June 15, 2007

一日5千タッチで終わる人

▼社保庁では一日5000タッチだそうだが、わたしの賽の河原の石積み作業は1分300タッチ100ワード15分で社保庁に勤務していたら15分で一日の仕事は終わってしまう。仕事の進行状況は山は越えたので後3日か4日で終わると思う。先週も土曜日は仕事をしていた。今週末も同じことになる。高いキーボードに取り替えたので、一日キーボードに向かっていても、かつてのように湿布薬を使うことはなくなった。途中中断したが、この作業は午後8時に一応の区切りを付けた。
▼ビデオはたまっているし、本を読むか録画HDDにするか迷う所だが、液晶画面やTVを見る気力はないので、「ゲバラ」の続きを読み終えた。その中で先日放映されたTVの訂正もあるのだが、今朝は早朝から忙しいので、午前の部はこれで終わり。

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June 14, 2007

日本では反戦運動は盛り上がらない

▼忙しく賽の河原の石を積んでいると携帯メールが来る「明日梅雨入り?私を呼んだ?ちょっと待ってこの本を読んでしまうから」などという2日前のブログを冷やかした内容だった。おそらくおしゃべりをしたいというサインだろうと思って、「忙しいのに呼ぶヒマなんてないよ」電話をする。
▼夜はHP研究会。最近マスメディアで、自衛隊の防諜部隊が暗躍していることでコメントを出しているM氏が出席した。この元記者は昔、自衛隊が適格者名簿を作っていることをスクープした人だ。今回の事件ではNHKをはじめ殆どのメディアが握りつぶしている。そういえば日中NHKの契約係と言う人が個別訪問でやってきた。わたしの所は、色々な経緯があって白黒TVの契約だけしている。最近の報道姿勢のことでこちらの意見を申し上げようかと思ったが、忙しい仕事を抱えているので止めた。色々契約のことを言われたが、すべて「分かりました」と答え、早急に引き取ってもらう。
▼なぜ防衛庁の情報収集が問題にならないか。マスメディアもほうって置いたら、自分の首を絞めることになるのに、なぜ無視するのか。大体、サマワに行った自衛隊の基地内部を取材した一般新聞記者は一人もいない。黙々として自衛隊広報の指示に従ってしまった。唯一書いたのは「コンバット・マガジン」で特派された長田一郎だけだった。当然ガンフリークの長田氏だから、取材する観点は自衛隊に好意的なスタンスだ。ところがアメリカはイラクに派遣された兵士たちの反戦運動が盛り上がっているのは何故か?それは大勢の兵士が死んでいるからだ。自衛隊などんなことがあっても隊員が死なない努力を払った。それは帰国してから現地で指揮をしていた、将官クラスの人々が書いている手記で類推できる。
▼もし死者が出たらどうするか?昨日の朝日に掲載されていた、日中戦争当時の「爆弾三勇士」のような美談を新聞が率先して作り上げるに違いない。そういう風土なのだ、この国は…。

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June 13, 2007

戸井十月「遙かなるゲバラの大地」を読む

▼昨日の日経朝刊の見開きに安倍ちゃんと、若林環境大臣が「クールビズ」のCMに出ていた。そのほかに会社経営者など77人が顔写真入りで登場しているのだが、半袖の人はたった9人である。みんな立派なエアコン付きの部屋などにいて、言っていることとのギャップがあって空々しい。本当にエネルギーを使わないようにするのだったら、エアコンは一切止める、そして半袖に短パンで、汗の流れを止める鉢巻かバンダナをするに限る。本気になってやろうとするなら、国家公務員、国会議員、金融機関の職員のスーツとネクタイは「禁止」にして、部屋の冷房も入れないくらいのことをして見せないと、決意は国民に伝わって来ない。
▼朝日の朝刊にはキューバの特集が出ていた。主として南米からの貧しい国から医学生になる青年を受け入れている話が中心である。この青年たちは映画「コマンダンテ」の中にも出てくる。医療を通じて奉仕する、そのことが長い目で見ると、支持勢力を広げることにつながるという発想である。キューバから派遣される青年医師たちは、苦難の道を歩んでいる。殺害されることもあるが、カストロは「1人殺されたら、我々は50人派遣しよう」と檄を飛ばす。ゲバラが医者だったということもあり。カストロの力の入れ具合が伝わってくる。
▼賽の河原の石を積むような仕事はようやく半分に到達した。夕方図書館から連絡のあった、戸井十月の「遙かなるゲバラの大地」を引き取りに行って、寝る前に100ページほど読んだ。戸井氏の父親は秩父事件を14年間かけて研究して執筆した。だが十月氏が聞くと「役に立ったのかどうか分からなかった」と語ったという。戸井氏は自らオートバイに乗り、別のワンボックスカーのサポートスタッフ3人で4ヵ月かけて南米、つまりゲバラの足跡を廻っている。WOWOWで2週間ほど前にユアン・マグレガーがイギリスから中国、モンゴル、ロシア、アラスカからニューヨークまでオートバイでめぐる冒険の旅を10回シリーズで放映していて半分くらいは録画して見た。戸井氏の場合ホンダなど多少のスポンサーはつくが、殆ど自費だから毎晩テントの中で電卓を叩いてため息をつく場面がでてくる。しかし住民とのふれあいと、もう二度と会う事はないだろうという思いで出会いと別れをくり返し、各国の国民感情を記録していく。
▼一方ユアンの場合、道のないロシアなどで命がけの渡河なども、カネに心配することのない2台のバイクを2台のトラックと、4WDのサポートチームに護られたツアーで終わった後はDVDにした旅行記を売り出す計画も持っている。どっちが良いか?お金がなくても戸井氏の場合一歩あるくき人と出会うたびに、人間を見る目が肥えて、人間が磨かれて行く様子が伝わってくる。

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June 12, 2007

飲酒よりも読書が好き

▼事前に何の了解もなく無断で送られてくるメルマガ、一斉送信メールは内容の善し悪しは別にして全部着信拒否にしています。忙しくてそういう物には一切おつきあいできませんのでご了解下さい。
▼やはり今朝の新聞に出ている安倍ちゃんの世論調査によると、少し盛り返したいる。「コムスン」という「悪」にちょっとでも強い姿勢を見せると、こんなことで人気はちょっと上がるのである。いやはやTV恐るべし。
▼今は賽の河原に石を積むような仕事に取り組んでいる。音楽など流して出来る仕事ではないのでニュースや語学などをほんの少し聞こえるようにだけしている。元々わたしは集中するまでに時間がかかる。集中を高めるためにどうするか?最近確立しつつある方法は以下の通りだ。パソコンと2台のモニター、そしてデスクと本棚の廻りを丁寧に掃除する。朝食をなるべく早く済ませて、飲むべき薬を早く飲む。薬は飲んだ直後フワッする状態が1時間ほど続くので、仕事とかぶらないようにする。次に近くのCATV会社でもらった和手ぬぐいで鉢巻をする。仕事が始まったら1時間ごとの達成すべき目標を作る。さらに午前と午後の目標を作る。それを達成したら時間が多少早くても自分の好きなことをする。実際は中々思い通りにならないが、時間をかけてダラダラやっていても長続きはしない。当面これでうまくいきそうだ。
▼昨朝某読者にメール送ったら午後にご返事をいただいた。メールはこのくらいのスピードで返事が来ると心地よい。送っても1週間、10日も返事が来ないと、もう打つ手がない。それれで某読者は普段のご無沙汰を詫びた上で、2号前のメルマガの編集後記でお願いしたことについて、週に3回はやってくださっていると書いてあった。こういう話は涙が出るほど嬉しい。持つべきものは友だちである。
▼気温が上がってくるとお酒が美味しくなる。わたしは毎年梅雨明けの7月下旬から9月上旬の白露までの2ヵ月飲むことができれば、あとは一滴も飲まなくて平気だ。昨年はまさに梅雨明けになろうとする日、脳の血管が切れてしまって飲むことができなかった。このところ気温があがり、「ああ飲みたいな」という日が増える。そんなとき飲まない条件を作る。土日祭日は飲まない。ある一定以上の仕事がはかどらなかった日も飲まないなどだ。飲むと気分転換になって楽しい。しかし飲んでしまうと、わたしの場合集中力がなくなり読書ができなくなる。飲まないと1時間で200ページくらいの本は読める。日曜日の夜も佐藤某の「獄中記」約500ページを3時間で一気に読み終えた。これはかなり面白かった。とくにハンナ・アーレントに対する疑問はわたしと同じだった。昨晩もマルティン・フロイトの「父フロイトとその時代」を一気に読み切った。残り少ない人生を、酒ではなく読書という楽しみのために身を委ねる。佐藤某の本の中にも江戸時代の学者だったか、処刑にされるとき、「読んでいる本がもう少しで終わるからちょっと待ってくれ」といった話が出てくるが、大いに納得できる。
▼昨日の投稿欄MINさんの義母さんの穏やかな顔の写真にはジーンとなった。今のわたしには毎日一回電話する以外のことは出来ない。

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June 11, 2007

「チェ・ゲバラ遙かなる旅」を見る

▼エルネスト・チェ・ゲバラの最後は三好徹の小説などに出ているが、いずれも伝聞以上のものではない。NHKのカメラは筆者とともにボリビアでゲバラが捕まった「チューロ渓谷に入る。そこはなだらかな傾斜の山間部で、一面ジャガイモ畑になっていた。ゲバラは逮捕されるが、もう一つのキューバから派遣された、オルランド・ボレーゴは逃げ切って近くの山に隠れている。足を怪我したゲバラは近くの小学校に運ばれる。そで教師をしていたフィリア・コルテスというまだ若い女性教師がゲバラに食事を運ぶように命令される。彼女は最初、怖かったと語る。足から血を流していたゲバラは、まだ仲間が助けに来てくれると信じているようだった。怖い人かと思っていたが、目がとても澄んでいたので悪者だとは思わなかった。
▼二度目に呼ばれた時教室に貼ってあった紙を指さし「ANGULO」(角度)と書いてある文字を指さし、「これにはアセントがない」と指摘するのだが、彼女は「この場合必要ない」と反論するとゲバラは納得した。3度目に行こうとしたら銃声がした。怖くて酒を飲んだ兵士が彼を射殺したのだろうと思った。しばらくしてヘリコプターが遺体を乗せて近くの町の病院へと搬送する。着陸する瞬間を撮影しようとカメラマンが待ちかまえていたが、警察に寄って近寄ることが出来なかった。しかし医師であったオマール・フェルナンデスがまだ若かったせいもあるが、と謙遜して旧式のカメラを持って突進する。そして遺体をさわるとまだ暖かく死後硬直も始まっていなかった。それで彼フェルナンデスはゲバラは、政府が発表した「交戦中の死亡ではなく、拘束後射殺された」と確信し、写真を持ってブラジルへと逃亡して真相を発表する。
▼その後ゲバラの遺体は市民に公表される。わたしはゲバラの死をリアルタイムで体験しており、当時の新聞に掲載された死体の写真も切りぬきで持っている。それを見て感じたことを市民たちも感じて驚いた。「ゲバラの死体はイエスそのものだ」という噂は町中に広まってしまう。政府は噂がこれ以上広まるのを恐れて分からない場所に埋葬してしまう。その場所は死後20年近く分からなかった。だが今は発掘され、遺体はキューバに返還された。最初に登場した女性教師はその後、ゲバラの最後の女だったとか厭な噂を立てられて職場を去らざるをえなくなる。
▼彼女はゲバラが「どこで死ぬかということは大した問題ではない。問題なのはどこに向かって歩き続けるかである」と語ったという。一緒に戦ったキューバのオルランド・ボレーゴは何か月もかかってキューバに辿り着いてフィデルにゲバラの最後を報告する。現在68歳くらいの彼は軍服を着て登場した。そしてもう一回ゲバラが一緒にどこかに行ってくれと頼んだらどうするか、との問いに「もちろん彼の頼みなら世界中どこにでも一緒に行くよ」と答える。
▼氏名などはメモが乱雑になってしまったので、若干間違いがあるかも知れません。まぁ学術論文ではないので、ご容赦下さい。

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June 10, 2007

◇「あるスキャンダルの覚え書き」を見る

▼◇「あるスキャンダルの覚え書き」自分が年老いてまわりに気を許せる友人がいないと気づいた時、あなたならどんな行動を取るか?中学校で総合歴史を教えているバーバラ(ジョディ・デンチ)は定年を1年後に控え、寂しい日々を過ごしている。そんなところに子育てが終わってひと区切りついて美術の女性教師シーバ(ケイト・ブランシェット)が着任する。自分は背も低く老いて皺やシミができて醜い。ところが30半ばのシーバは透けるような肌を持つ痩身で美人。しかも仲間とのつき合いも如才ない。しかも生徒に「まるでモデルのよう」と大人気である。バーバラは教育に厳しいがシーバは授業に集中しない生徒に手を焼いている。そんなとき自分の生徒ではない男の子が授業が終わった後でもいいから個人レッスンをしてくれと教室にやってくる。その関係を続けていくと、15歳の生徒はシーバに夢中になって口説き始める。
▼シーバの家は1廻り以上年上の老人のような夫と、ダウン症の長男、遊び回って言うことを聞かない娘の4人家族である。15歳の男の子には夫にはない性的なエネルギーを見出す。そして教室で二人が関係を持っているところをバーバラに目撃されてしまう。バーバラは「学校には黙っていてやるからら生徒とはすぐ手を切るように」と説得する。こうすれば将来的にシーバを自分の言いなりにすることが出来るという打算が働いた。そしてその経過はずっと日記に書かれ、上機嫌の日は金の星のついたシールさえ貼っていた。
▼シーバと生徒のことはバーバラの謀略で学校中の噂となり、シーバは裁判で実刑判決を受ける。家にはマスメディアのカメラが押し寄せて自宅にはいられなくなり、夫からは「しばらく一人になりたいから」と家を出て行くように通告される。シーバはバーバラに相談すると二つ返事で「いつまでもいて」と内心小躍りする。実は飼い猫が死んでシーバがその時来なかったことで恨んでいたのだ。しかしシーバはくずかごから日記の断片を発見し、バーバラが自分を利用しようとしていることに気づく。大げんかの後シーバは夫の元へと帰って行く。そしてバーバラはいつもの散歩でひと息付く場所で次のカモを探しているのだった。二人の強烈な演技力のぶつかりあいは、心理劇をさらに盛り上がっていく。日比谷シャンテ。
▼昨晩、金曜日夕方にNHKBSで放映された、ゲバラ最後の3日間を作家戸井十月が検証するドキュメンタリー、「チェ・ゲバラ遙かなる旅」が放映されたので録画して見た。今までみたどんなゲバラのドキュメンタリーよりも凄かった。内容は明日紹介する。

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June 09, 2007

どちら様も身内だけには甘いーーようで

▼トラックバックとコメントを一時的に休止している理由だが、トラックバックはその殆どが金もうけとか、ピンクサイトへの誘導だ。一応許可制にしてあったので、その連絡が全部入ってきてチェックをして削除するのに膨大な時間を要するので厭気がさしてしまった。コメントは比較的まともと言えばまともだが、これも「○○についてどう思います?」と言われても、わたしはTVや映画を見た感想を書いているので、映画については監督なりTV局に質問して欲しい。わたしは喰っていくために忙しい。ヒマな人の面倒までは見られない。そんなコトはちょっと自分の頭で考えればすぐ気づくはずだ。
▼しかしコムスンの騒ぎというのはなぜ今の時期に出てきたのか?おりしも安倍ちゃんの人気は下落一方である。柳澤の女性に対する暴言の時、彼を切っておくべきだった。しかしそれも出来ない弱気な首相だ。新聞広告では夫人がニッコリ居間に座って、首相自ら省エネなのかどうか、イヤに低い天井の電球を取り替えている。ホントにそんなコトやるのか?秘書官にでもやらせるんじゃないのか?
▼友人A氏は風呂場の電球が切れたが5年くらい取り替えずそのまま、風呂に入っていたという強者だ。それはそれで夫婦水入らずで一緒に風呂に入ればムードが出てよろしいのかも知れない。安倍ちゃんが官房長官をやっているとき、国会からSPに送られて、自宅の少し手前のコンビニで下ろしてもらい護衛たちに帰らせた。安倍ちゃんはそこでコンビニ弁当を買って寂しくマンションに入っていったという。そのことは当時、写真週刊誌に載ったコトがあった。これが安倍ちゃん宅の現実だ。飛行機のタラップを降りるとき妻と手を繋いだり、電球を自ら交換するなどヤラセというコトなのだ。
▼話が逸れてしまったよ。コムスン問題、事々左様に安倍ちゃん人気を上げようと取り巻きは苦心しているが、上がらない。それでコムスンを切っても困る閣僚はいない。困るのは地方に住み24時間介護を受けているお年寄りだけだ。そこでコムスンを切って捨てて「良いところを見せる」というのが今回のコムスン問題の狙いであろう。その一方自分たちが痛みを感じる社会保険庁は解体し、容易に「別会社」にするコトを一気に可決してしまう。帳簿の未記載というデタラメなど、会計検査院って一体何をやるところなのだろうと思ってしまう。
▼ついでに、防衛庁(当時)陸自の情報保全隊のコト。わたしたちがあの日、キャンドルデモで市ヶ谷の防衛庁前を通過した夜、制服自衛官は撮影している様子はなかった。たしか解散地点の市ヶ谷駅周辺には私服らしい人物はうようよしていた。ということは情報保全隊は私服を着て、新聞記者などを装って写真撮影をしていたということになる。ウィニーを使っている隊員たちのパソコンから「イージス艦の機密情報」が垂れ流し状態になっているのだ。こっちこそお国の一大事だ。私物パソコンを持ち込んだり。情報を某国情報関係者と関係のある女性にCDに焼いて渡したり、こっちの方がよほど危険だと思うのだが、こっちも身内にはだけは、甘ーーいようだね。

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June 08, 2007

入管のボールペンを貰う

▼わたしはそれほどヒマをもてあましているわけではないので、トラック・バックとコメントは一切お断りしている。見知らぬ人にメールで個別にご返事することもない。夜中の寝静まった時間に書き込みや、他人に問いかける時間があるなら自分のブログを作って自問自答していただきたい。
▼昨日正午過ぎJR千葉駅前を歩いていたら、警察官が横断幕を持ってチラシやボールペンを配っていた。ついに千葉県警も待遇改善を求めてストライキでもする気持ちになったのか?チラシを見ると「不法就労の防止にご協力を」、「ルールを守って国際化、法務省東京入管」のPR行事だった。不法就労自体良くないことだ。しかし先日報道されていたが、「研修」と称してベトナム人女性をとてつもない安い賃金で就労させている実体が告発されていた。しかも彼女は母国の斡旋業者に、年収以上の大金を支払って来ている。さらに日本の経営者からは、パスポートを取り上げられセクハラを受けている。
▼合法的就労の中にでもこのように、「研修目的」で「低賃金」で就労させている例は全国各地にある。まずこっちから何とかすべきだと思う。
▼チラシ配布やPRに慣れていない警察官が右往左往している。それに市民は警官がいるだけで避けて通行しようとしている。お気の毒なので婦人警官からボールペンは二往復して2本いただいてきた。

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June 07, 2007

国民を監視する陸上自衛隊の本質

▼東京地方の天気は一日ずれてきょうからにわか雨と落雷がありそうだ。昨日実家に落雷があってTVが映らなくなったという連絡が来た。実家は村でも地理的にいちばん高い場所にある。それが原因か過去に何回か落雷の被害を受けている。TVは2回で電話機が焦げてしまったこともある。一度避雷針をつけることも検討したが、あれも結構高価なものだ。TVの修理代が3万5千円、避雷針が10万円とか聞いたことがあるので、3回落ちれば工事をした方が良いという計算になる。通常の対応は家のブレーカーを抜いて電気機器のコードは全部抜いて対応する。
▼コムスンのこと。あの親会社のグッドウィルの経営者O氏はN商I井を退社してこの会社を作った。バブルのあだ花ジュリアナ東京の経営者だった人だ。母はJAの介護施設にデイサービスに行っている。ショートステイは別の市内にある施設に行く。市内の施設はかつて独立した会社だった。ところが最近送られてくる請求書を見たら、頭にTBCと書いてある。そう、あのエステの会社は介護にまで手を伸ばしているのだろうか?エステのTBCとこの介護会社の関連は分からない。Webで調べたが、たんなる偶然の一致かもしれない。
▼陸上自衛隊の情報保全隊が市民団体から左右の政党まで、反自衛隊活動をしていた人々の情報を収集していたことが昨日暴露された。記事を見ると鵜の目さんとわたしが偶然一緒になった、防衛庁を包囲するキャンドルデモに参加している。新聞にはこのキャンドルデモの様子が防衛庁側から撮影された写真として掲載されているので、当然わたしなどもその対象にされている。そのほかWPNのデモにも何回も行ったし、日比谷公会堂の集会にも行った。この様子は毎日新聞の1面トップに写真入りで紹介されてしまった。まぁわたしなどは覚悟して集会やデモに参加しているので、かまわない。しかし沖縄の米軍基地予定地調査に自衛隊の戦艦を派遣したり、今回のように国民を敵視する軍隊の本質というのは、「敵」が国外にあるのではなく、国内にあるという戦前の体質と何も変わっていないことが分かる。

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June 06, 2007

慎太郎を義兄にもつ女優のこと

▼先日某所に伺った時に、北原三枝のポスターがあった。裕次郎と一緒に「夜霧よ今夜もありがとう」の宣伝用に撮影されたものが、某社の4月用のカレンダーになっていた。「5月になってご用済みでしたら一枚いただきたい」とお願いしていたら、担当者が夕方わざわざ持ってきてくださったので大変恐縮してしまった。北原三枝はわたしの高校時代のあこがれのお姉さんだった。今は当時を思い出す見る影もなく容色は衰え、義兄の選挙応援などを必死にやっている、困った人に成り下がっている。
▼義兄とは慎太郎の事だ。慎太郎ついでに昨晩Gさんから「俺はただ君のためこそ死ににいく」という東京都知事推薦の映画をご覧になったという感想が寄せられた。曰く「慎太郎だからとZ(政党雑誌)でY和夫が批判しているようですが、見るとまるで違う。国体のためと、惜ら若い命を無駄に散らさざるをえなかった理不尽さに滂沱の涙の連続。慎太郎アレルギー起こさずたくさんの人に見て欲しい作品です。事実を描いたから、今年最高の反戦映画になりました。ぜひ日本アカデミー賞をとってテレビで放映し、護憲派を増やして欲しいものです」と。さらに「映画は面白いというより、悲憤で疲れます。靖国で会おう等の言葉もありますが、時代を描いただけのこと。映像には靖国神社は出てこない。そこに描かれたのは特攻賛美でも靖国でもなく、理不尽な死に向かわねばならぬ青年たちとおばちゃんの心の交流」という事だった。これは見に行かねばならないかと考えている。しかし今は大量の仕事を必死にこなさなければならないので、時間がとれそうにない。
▼昨日はTさんから「コマンダンテ」をご覧になったというメールをいただいた。「この映像は未公開のものも含めて、大変貴重な歴史資料になるでしょう。あと、彼はどこかの将軍様と違って、本当に革命家なんだなあと思いました」という感想だった。Gさんにも「見るべき映画です」とメールを送ったら「編集長はカストロ嫌いではなかったの?」という返事が返ってきた。そういえば今朝の朝日の「人」欄にこの映画の監督オリバー・ストーンが出ている。
▼『鍵盤乱麻』をずっとご覧になってくだされば、わたしは一貫して独裁者は嫌いだとい事がお分かりになろう。カストロにしても彼は政治家として全国民を喰わせるために偉大なる妥協をしている。彼は最初は親米路線を取るつもりだったが、フルシチョフの横やりで反米路線をとらざるを得なくなった。コンゴにだってキューバ兵など派遣したくなかっただろうが、ソ連の圧力もあり派兵している。決定的なのは南米で全面的な革命を展開するように主張するゲバラと対立したことだった。ボリビアにゲバラが行ったときも同志だと思っていた女性ターニアはソ連のスパイで、ゲバラの動きを逐一ソ連に連絡していた。まぁこんな事書いていたら時間がいくらあっても足りなくなるのでやめる。

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June 05, 2007

ラオスのエコツアー

▼昨晩9時過ぎだが、NHKハイビジョンを見ていたら、ラオスのエコツアーという番組を報道していた。ラオスツアー自体はネットで探すと、ベトナムとほぼ同じ価格で名所旧跡を廻ることができる。ところがこれは2泊3日のエコツアーといってラオスの少数民族の住む地域を廻って、そこに宿泊させてもらうものだ。途中から見たのだが、企画をしているのはアメリカ人で少数民族の習慣や生活を乱さずにどのようにツアーをするか綿密に計画されていた。さらに最初に泊まったニッパ椰子の家には、お金がどのように分配されるかもグラフできちんと説明されていた。最初の集落まではひたすら山道を歩く。参加していたのはイギリス人10数名と二人の日本人だった。もちろん食事も現地の少数民族の人たちと同じもので、宿泊施設には蚊除けや、シャワーなどもない。
▼二日目はカヤックに乗って4時間メコン川の源流を下る。そこには別の少数民族の家があって昼食をとる。そこには一軒の高床式の小さな家があり、現地の人に尋ねると結婚前の男女が使う、いわばラブホテルだという話を聞いて、「進んでいる」と一同感心する。さらに2時間カヌーに乗って2日目の宿泊施設に着く。最後は夕暮れになるが、今度はマウンテンバイクに乗って2時間、集合地点まで山道を進む。かなりハードだが、どうせ行くならイスラム圏や五つ星ホテルではなく、こういうところに行かなければと思った。ツアーを企画しているグリーディスカバリーのサイト(英文)
▼本日午後8時はメルマガ原稿締め切り時間です。お早めに送信してくださるようお願いします。

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June 04, 2007

◇「戦場のアリア」を見る

▼◇「戦場のアリア」公開されている時は見る気持ちがわかなかったが、WOWOWで放映されたので録画してみた。1914年第一次大戦中の英独戦線、塹壕線の陣地は膠着状態にある。ちょうどクリスマスイブを迎えようとしている前線では、どのような祝い方をしようかと思案中である。そこへ出征している夫を歌手の妻が皇帝の特別許可を得て訪ねてくる。それは愛する夫に再会するためと前線の将校や兵士を慰問するという口実があった。
▼前線のドイツ軍塹壕ではきょうだけは24時間の一時停戦をしても良いのではないかという意見が持ち上がり、手製のイルミネーションを塹壕の上に飾り付ける。半信半疑だったイギリス陣地からは、何か陰謀ではないかという疑念が持ち上がるが、やがて敵意がないことが分かると、両軍は合流してクリスマスを祝うことになる。そこでオペラ歌手の妻と元歌手の夫が「アリア」を唄うことになるのだが、練習不足の夫は中々声がでなくて苦心する。両軍の兵士は二人のアリアに酔いしれ、闘いも一瞬忘れてしまう。そして飲んだり、サッカーをするまでにうち解ける。もちろん戦場には「敵」に兄妹を殺されたりしている兵士がいるから、急にうち解けることなどできない。だがそこで相手も同じ人間なのだという気持ちが強くなる。
▼前線を視察する将校は教戒師である牧師が、兵士を鼓舞激励することを拒否していると思いこんで配置転換をしようとやって来る。しかし兵士たちは退去するときわざと遠回りをさせ、さらに空に向けて一発発射して将校を敵襲だと思わせて脅す。前線においても上官は塹壕の惨めな生活を何も分かっていないのだ。やがてクリスマス休戦が終わった時、ドイツ軍の将校は「あと10分後に砲弾が撃ち込まれるから、自分たちの塹壕に退去せよ」と忠告にやってくる。それが終わるとイギリスの砲撃が行われるので、逆の事が行われる。そして歌手の夫婦は皇帝の特別の見逃しで、100m離れたフランス領土へ「捕虜として送致」される。
▼そして敵を敵と思わなくなった兵士たちはそれぞれロシアとか、遠隔地へと送られていく。「アリア」はともかく、クリスマス停戦は実際に複数の戦線で行われたという事実があり、それを物語として膨らませた佳作である。

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June 03, 2007

◇「ボラット」を見る

▼昨日の検索用語を見るとロクな言葉でこのブログに来ていらっしゃらない。日中はヘトヘトになるくらい暑かった。わたしは午前中から渋谷シネクイントに行っていた。
▼夕方ケーブルTVの「ヒストリーチャンネル」を見ていたら、「ザ・シューター」の公開に合わせて「狙撃の歴史」という2時間番組をやっていたが、これがとても面白かった。狙撃は南北戦争あたりから出てくるのだが、第二次大戦頃までは、猟銃にスコープを付けた単純な構造だった。ところが狙撃が戦略的位置付けられると、専用の銃の開発から訓練もカリキュラムとして確立する。ベトナム戦争当時の狙撃者の発言なのだが、目標を捕らえたら、いつ引き金を引いて殺すかは、彼らの手に委ねられる。そして彼らが出した結論は、相手も人間なのだから昼食をとって満足させてから殺すという結論に達したという。さらに凄いのは旧ソ連の女性狙撃手だ。これは有名な話なのだがソ連は兵員不足から女性狙撃手を養成して利用した。もっとも多く殺したのは700人という実績を持っている狙撃手だ。当然狙撃手の方にも被害は出るのだが、ナチスをやっつけたという誇りをもって彼女たちは証言していた。あと後半はイギリスの狙撃手を要請訓練し、最終試験までの模様が「なるほど」と思わせた。
▼◇「ボラット」カザフスタンの国営TVが有名なレポーターとディレクターを伴ってアメリカの文化について突撃取材を敢行するというドキュメント風のコメディだ。設定は架空だが、アメリカ取材は映画撮影という事を隠して行っているから、アメリカ人の反応は現実だ。カザフスタンの本当の田舎にすむ主人公は母と村一番の売春婦という妹、強姦魔という弟、それにかんしゃく持ちの妻と暮らしている。そして馬車に引かれたタクシーに乗ってアメリカに乗り込む。アメリカ人にジョークの話し方を学ぼうとするが、価値観が違うのでカザフスタンの方法では受け入れられない。最初のホテルでCATVを見ていると、プレイボーイメイトの「パメラ」が出てくる。彼はパメラと結婚すると言い、最初の予定を変更して、彼女が住んでいるというフロリダを目指す。そしてカーショップに行って、女性にもてる車は何かと問うと、ハマーだという答えが返ってくる。予算を提示するとマルが3つも足りないので、仕方なく保証なしの700ドルの販促用に使っていた中古車で出発することになる。ゲイのフェスティバルにであって、祭りだと大喜びして仲間入りしたり、マナー講座に招かれて女性をエスコートする方法を学ぶがいずれもうまくいかない。
▼ロディオの大会にも乗り込んで挨拶を求められる。そこには国歌を斉唱させられるが、それに先立ち演説をする。その内容がブッシュの喜びそうなテロとの戦い、ユダヤ人の撲滅などはちゃめちゃな挨拶になる。集会に来ている国粋系の人には拍手喝采をされるが、リパブリックを歌詞の内容がカザフスタンを美化するので会場はブーイングで騒然としてしまい、命からがら逃げ出す。危ないアメリカを旅するには護身用に銃が必要だと銃砲店に行くが、外国人には売ってくれないので、やむを得ず大きな熊を車に乗せるが誰も怖がって近寄ってこない。やがて相棒のディレクターと大げんかして別れ別れになり、文無しの彼はヒッチハイクをする。大学生の車に拾って貰う。その中でパメラのDVDを見せ、「彼女は処女だ」と信じて疑わなかったボラットに彼らは「そんな筈はない」と一蹴され落胆のあまり再び下車する。そしてヒッチハイクを重ねてようやくパメラのサイン会の会場にたどり着く。そしてカザフスタンで花嫁をさらうときに用意するというズタ袋をぬかりなく用意する。そして自分の番が来たときパメラにすっぽり被せて誘拐しようとするので会場は大騒動となる。辛くも脱出したパメラは駐車場を力一杯走って逃げ回る。これはヤラセではないから真に迫っている。
▼妻がカザフスタンで熊に喰われて死んだという連絡が入ったので、フロリダで出会った売春婦を妻として連れ帰って幸せそうなボラットが村の人たちと記念写真を撮るところで終わりとなる。後日談もあるのだが、それは見て欲しい。アメリカがいなかる国であるか逆説的に描いているので、とにかく理屈なしで面白い。アメリカで公開されると「華氏911」を抜いて全米興行収入2週連続一位になってしまった。渋谷シネクイント。

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June 02, 2007

◇「ザ・シューター/極大射程」を見る

▼主人公スワガーはパキスタンで狙撃手としてCIAに雇われて秘密の作戦に加わっていた。ところが目的の人物を射殺したあと、急に敵のヘリコプターが現れ相棒が殺されてしまう。狙撃とは普通撃つ狙撃手とポインターと呼ばれる観測手の2名で構成される。ポインターとは湿度、風、塵、目標の速度を読んで、狙撃手に目標までの微調整を伝える係だ。相棒が死んだ後CIAは彼らを置き去りにして撤収してしまう。
▼置き去りにされたことを知らないまま、スワガーは相棒の死がトラウマとなってアメリカの山中に3年間も籠もっている。そこに再びCIAから大統領狙撃計画があるので、どこで攻撃されるか専門家の立場で検証してくれないか、という依頼がくる。一度は断るが「国旗の前に宣誓したろう」という言葉で無言の圧力を感じて、現場に行くとフィラデルフィアの演説会場が一番危ない、という結論を出す。狙撃目標まで1600m。ゴルゴ13でも1kmがせいぜいだ。このくらいの距離になると着弾するまで5秒から10秒もかかるから動く標的はまず無理だ。ところが当日大統領ではなく、1mくらい隣に座っていたエチオピアの賓客が殺され、主人公が「犯人」にされてしまう。
▼それから抜きつぬかれつの追いかけっこ。左肩に重症を負ったスワガーは、相棒の恋人だった看護師の下を尋ね、薬局で治療薬や手術用品を買い求め密かに手術をしてもらう。そして復讐を試みる。ここで主人公が犯人だという説を疑う、一人のFBIのエージェントが身の危険を呈して彼に協力する事になる。
▼復讐劇なのだが、リアリティに乏しい。小説だけにしておけば良かった。JC・ポロックだとか。ジェラールド・シーモアのような、孤独な狙撃手が最後に死んでしまうというストイックな内容にすればもっと面白い作品になっていたかも知れない。スワガーが使っていた狙撃銃はバーレットM82A1アンチ・マテリアル・ライフルというもの凄いヤツだった。
▼昨日午後は資料を読み込んで原稿の仕上げをしていた。するとM編集長から「足を怪我したり、風邪を引いているようだが原稿は大丈夫か」という点検が入った。原稿はすでに出来上がっているが、文章の構成を再構築している最中だった。それも夕方5時には出来上がって送信した。

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June 01, 2007

「新現実Vol.4」を読む

▼明日までに書き上げなければならない原稿がある。取材は終わっているのだが、それを裏付ける理論が必要なために資料を集めて読んでいる。図書館に資料を3冊ほどリクエストしてあるが一週間たっても1冊も届かない。それで夕方返却方々図書館に行ってみたら、28日から6月1日まで「臨時閉館」とあってびっくり。返却ポストの前で思わず「聞いていないよ」と叫んでしまった。ああもう資料の参考資料は間に合わないという前提で臨まなければならない。
▼先週発売になった「週刊金曜日」の書評欄で一冊の本が目に止まった。それは上野俊哉、大塚英志らが責任者をしている太田出版の「新現実Vol.4」という雑誌た。書評欄に「興味深いのは、共産党系の労働組合に今、フリーターとしてオタクやネット右翼が混じっている」という一文だった。大いにあり得ることだが、本当だろうか?これは一読しなければならない。近くの書店には並んでいないので、ネットで探したら出てきた。1000円というこの雑誌は注文するとセブン・イレブンで受け取る事ができ、しはらいも指定した店舗でできる。以前マーチン・ファン・クレフェルトの「補給戦」もこの方法で購入した。注文して3日目に指定した店舗に届いたので夕方引き取ってきて開封した。
▼面白いけど文字が小さいのなんのって…。老眼鏡をかけてさらに拡大鏡を使わないと文字が読み取れない。それでも今日中に読み終えなければならない。
▼昨日ラジオを聞いていたら黛まどかが出演していて、自身の携帯メールのメルマガの話をしていた。以前一回TV番組でも紹介していたが、昨日は釜山からソウルまで4回に分けて歩ききったという話をしていた。それでサイトを開いてみる気持ちになった。パソコンでも読めるが携帯で登録するともっと便利だろう。興味のある方は下記をどうぞ。彼女は土日、祝祭日は休刊だという。わたしも今月から日曜日はブログを発行休止にしよう。10万ヒットは年末に来ると思うので、それを達成したら黛さんと同じにしよう。

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