« 戸井十月「遙かなるゲバラの大地」を読む | Main | 一日5千タッチで終わる人 »

June 14, 2007

日本では反戦運動は盛り上がらない

▼忙しく賽の河原の石を積んでいると携帯メールが来る「明日梅雨入り?私を呼んだ?ちょっと待ってこの本を読んでしまうから」などという2日前のブログを冷やかした内容だった。おそらくおしゃべりをしたいというサインだろうと思って、「忙しいのに呼ぶヒマなんてないよ」電話をする。
▼夜はHP研究会。最近マスメディアで、自衛隊の防諜部隊が暗躍していることでコメントを出しているM氏が出席した。この元記者は昔、自衛隊が適格者名簿を作っていることをスクープした人だ。今回の事件ではNHKをはじめ殆どのメディアが握りつぶしている。そういえば日中NHKの契約係と言う人が個別訪問でやってきた。わたしの所は、色々な経緯があって白黒TVの契約だけしている。最近の報道姿勢のことでこちらの意見を申し上げようかと思ったが、忙しい仕事を抱えているので止めた。色々契約のことを言われたが、すべて「分かりました」と答え、早急に引き取ってもらう。
▼なぜ防衛庁の情報収集が問題にならないか。マスメディアもほうって置いたら、自分の首を絞めることになるのに、なぜ無視するのか。大体、サマワに行った自衛隊の基地内部を取材した一般新聞記者は一人もいない。黙々として自衛隊広報の指示に従ってしまった。唯一書いたのは「コンバット・マガジン」で特派された長田一郎だけだった。当然ガンフリークの長田氏だから、取材する観点は自衛隊に好意的なスタンスだ。ところがアメリカはイラクに派遣された兵士たちの反戦運動が盛り上がっているのは何故か?それは大勢の兵士が死んでいるからだ。自衛隊などんなことがあっても隊員が死なない努力を払った。それは帰国してから現地で指揮をしていた、将官クラスの人々が書いている手記で類推できる。
▼もし死者が出たらどうするか?昨日の朝日に掲載されていた、日中戦争当時の「爆弾三勇士」のような美談を新聞が率先して作り上げるに違いない。そういう風土なのだ、この国は…。

|

« 戸井十月「遙かなるゲバラの大地」を読む | Main | 一日5千タッチで終わる人 »