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July 25, 2007

朝日が「権力を監視」しているとは知らなかった

▼1年前の一番暑いときは入院していたので快適だったが、今年は違う。きょうも三四郎池で打合せがあって出かける。わたしはそこに行くとき聖橋からバスに乗る。みんな地下鉄で行けばよいのにと勧めてくださるが、「地下鉄は嫌い」でなるべく乗りたくない。バス停に行くと先客は1人しかいない、一体どうしたのだろう。ところがバスが近づいてきて分かった。バスを待つ人は暑いので近くの木陰に10人ほど身を隠していたのだ。バスが到着したら続々出てきて納得した。そういえばわたしの住んでいるマンションの隣の一部上場企業で働く人たちも観察していると、人間も動物だなと思う発見がある。というのはここは近くのJR駅からちょうど1kmで殆どの人たちは歩いている。朝の歩き方を見ていると夏は明治通りの東側を歩き、冬は西側を歩いているのだ。つまり夏は陽を避け、冬は陽を求めて歩いているのだ。
▼打合せが長引くことも考えて弁当を持参したが、早く終わったのでまっすぐ帰ってきた。今週末の土日の仕事に使う道具をチェックする必要もあったのだが、この猛暑には体調を崩してしまいそうだ。
▼事情があって自宅の荷物を整理する必要が出てきた。わたしは現在本は図書館で借りて買わない事にしている。原稿を書く必要があって買ったものは読み終わると、興味を持っていそうな方に差し上げてしまう。しかしわたしの読む本はかなり特殊なので貰ってくれる人は少ない。それで本を整理していたら高校時代に読んでいた、政治がかった雑誌も続々と出てきた。ああこんな本を読まなければ別の人生を歩いていたかも知れないと(先日の来世での人生の伴侶の選択同様、冗談だが)思ってしまう。それらは惜しくはないのでヒモで縛って捨ててしまった。
▼今朝の朝日で船橋洋一が主筆になった弁を述べている。それによれば、1つ目が「権力監視」。2つ目は、朝日は質の高い新聞であり、それは読者の質の高さに支えられているという。そして3つ目は時には読者のそれほど知りたくない記事も書かなければならない、という。主な論点はこの3つに思える。朝日が「権力を監視している」なんて初めて知ったな。警察発表から政府発表を何も疑わないで書いているのは、殆どの「売文・情報売買ジャーナリズム」(本多勝一の指摘)に共通している。2つ目の質が高いというのはどういう意味だろう。確かに一部記者に文章のうまい人はいる。しかし取材もしていないのに記者会見をねつ造してしまうような記者がいるのはなぜだろう。3つ目は国民の知りたい情報を、政府と一緒に隠しているのは柏崎刈羽原発事故で明かである。それほど期待していないが、船橋氏がどういう人かは、過去の記事で承知済みだ。まぁお手並み拝見というところである。

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