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September 26, 2007

アクセンチュア社の大いなる野望

Isidutinaibu1いしづち号グリー車内部
▼夕べ帰宅する時、和菓子屋さんの前を通った。この店はかつてTVドラマで浅野温子がが出演した番組で使われていたことがある。そのときもたまたま通りかかって淺野を見かけたが随分細い人だと思った。十五夜なので和菓子屋さんでダンゴを買おうと思ったのだ。小振りなのが350円だったので、「これ下さい」というと店長さんが「これはお彼岸用で十三個ですが、これでも良いですか?」と聞かれた。なるほど十五屋のダンゴは多少大きく作ってあり、十五個で千円とある。こんな大きなダンゴを十五個も食べる事はできないので、十三個を買って帰宅する。不勉強でダンゴにそんな意味があるとは知らなかった。一時間後家族から電話があって、「十五夜用のダンゴを買ったから」という連絡があった。そんな訳で昨晩の我が家は十五夜のダンゴパーティになった。
▼NHKBS1で24日夜に「911・国家があなたを監視する」という番組の再放送をしていた。これは911に関連して確か昨年だったが、アルカイダがアメリカを狙っているというレベル4に警報が出たときの裏話だ。アルカイダが狙っている一つがラスベガスだという事で、NSAからFBIラスベガス支局や警察に連絡が来る。そして主人公は当日ラスベガスで結婚式を挙げた新婚夫妻だ。警察はNSAの指示の元ホテルというホテルを全部チェックして、過去のデータを全部出すように命令する。「過去」とは何か、どこまで含まれるかかなり曖昧である。NSAだけが容疑者を特定する情報を持っていて、現場には知らされないからとにかく「すべて」を出させて持ち帰る。ラスベガスは映画でご存知のようにあらゆる場所で監視カメラを使って全てが監視の対象となり、ホテルの宿泊記録から、スロットル、ルーレットの記録まですべて引き上げられる。NSAは「特定する情報」を握っているからそこから、「怪しい人物」がスキャンされるのだ。そしてその新婚夫婦も、知らない間に「怪しい対象者」にされてしまうのである。
▼なぜこんな事が起きてしまうのか?雑誌『世界』10月号では面白い記事がいくつかあったが、その1番は「戦後の憲法感覚が問われるとき」という日高六郎と衆議院議員の保阪展人の対談の中の出来事だ。外国人がアメリカに入国するとき、USビジットというシステムで指紋と顔写真を撮られる。これはアクセンチュア社という会社が開発したシステムで、日本はそのマシンを直輸入して全ての外国人の記録と集め始めた。とりあえずは800万人の外国人が対象だが、やがては全日本人が対象にされると推測される。
▼それで怪しいと思った保阪氏が調べたところ宮内庁の公式の内廷費や宮内庁予算を計算するコンピュータシステム全部の監督責任者が、外資系であるこのアクセンチュア社が請け負っていることが分かった。葉山の御用邸、京都御所とかにそれぞれ端末があって、ネットワークを繋いでコントロールしているのがアクセンチュア社だ。さらに驚くのは検察庁か集めていた犯罪情報、捜査した内容の情報、押収品情報、公判の情報なども全部、デジタル化してアクセンチュア社が監理している。検察事務情報システム、国税庁の課税情報深索システムについても、すでに同社に頼んでいる事実がある、というのである。国民が知らない間に日本もアメリカの監視システムにがっちり組み込まれてしまっているのである。

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