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September 20, 2007

人の死にイライラする現実

Kotohira琴平鉄道
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▼福岡で読んでいた新聞と東京で読んでいた新聞の大きな違いがあった。現地では「西日本新聞」と「朝日新聞」だった。現地のトップニュースで面白かったのは自民党の総裁選挙で福岡県連は、最初中央の指示で総裁選の投票用紙を党員に発送する準備を進めていた。ところが1日後に態度を急変させて、投票すると内部分裂をする可能性が出てくるから無投票で福岡県連が持っている3票はすべて麻生に入れるという方針を決めたというのだ。なぜなら麻生はこの福岡の出身なのだという。そして地元出身の古賀とか山崎拓らの国会議員は「国会議員をないがしろにしている」と県議らに圧力の電話を掛けているというのだ。このことは昨日の朝日全国版にようやく掲載されたが、政策そっちのけで、こういう事がメインテーマになっている事が面白い。
▼今朝も全国の地価の事が報道されている。現地で見た新聞では、福岡は世界ではっ呈する可能性のある都市のベスト10に入っているのだという。その理由というのは、中国との交流が今後活発になる。そのアクセスポイントとして福岡は特に便利というのがその理由らしい。だから地元紙によると九州でも福岡の地価だけが上昇している。確かに福岡市内では不動産屋さんの数が目立った。そう思って朝刊を見ると四国では高知県だけが上がっていた。
▼JR九州は新型車両を次々投入してマニア垂涎の的になっている。しかしわたしが乗った限り保線状態が悪いのではないかと推測するのだが、揺れがかなり激しい。とてもゆっくりくつろぐことができる状態ではない。たしか「西日本新聞」だから共同通信の配信だと思うが、柳美里のエッセイが載っていた。それによれば人身事故による列車の遅れが目立つ。しかし自分がそれに該当したときはイライラして、列車が遅れて迷惑だと思うだけだ。しかしそこには厳然たる一人の人の死が横たわっており、日本では年間3万人もの人が、自殺で他界している。もっとそのことを厳粛に受け止めなければいけないという主旨だったように思う。帰ってくるとき機内で読んだ新聞のコラムだったように思うが、筆者がアメリカ暮らしから帰国してエレベーターに最後に乗り込む。すると先に乗った若い人が「チッ」と舌打ちして、「閉じる」ボタンを後ろから手を伸ばして押す、というのだ。そういう事はアメリカでは決してなかったという。冷静に考えて見るとわたしもどうやらその「せっかち」グループに入っているので、気持ちにゆとりを持たなければと思った。

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