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October 28, 2007

「相棒SPL」と「ジャッジ」3を見る

▼台風接近で猛雨のなか、かねて明らかにしていたように秋葉原のSマップにプリンターを持って出かける。綺麗に磨いて雨に濡れないようにゴミの袋で2重にくるんでいった。普段は平気で歩く駅までの道も念のためバスを使った。しかし、しかしである。Sマップで一目しただけで「うちではこれには値段がつけられません。持ち帰りますか、廃棄処分に同意しますか?」と来た。綺麗に使って問題なく作動するのだが、5年経つと値段がつかない。持ち帰る気力もないので、「廃棄に同意」サインして帰る。往復の交通費がまったく無駄になる。考えようによっては粗大ゴミとして出せば1500円とられるから、「無料引き取り」で良かったのかも知れない。豪雨で身体が濡れたまま見ているのは気分が悪いので、当然映画などにはいかなかった。
▼きょう出るか「9万9千番」。ふるってご応募下さい。26日会ったM編集長は「記念品は何がでますか?」と意欲満々だった。しかしC駅地下の酒場Kの焼酎は味がしなくってとてもまずかった。往復の電車のなかにあった奇妙な広告をご紹介する。文法上とても変なので、分かりやすくリライトできた方にも別途記念品を差し上げる。こちらの締め切りは31日朝まで。「100平米の家には子どもが大きくなってからも入れる風呂がある。いつまで一緒に入ってくれるだろうか」というのだ。CMなので字数は同じくらいの長さにしてください。
▼昨日の朝日国際欄にに、シリア、イスラエル戦争をめぐる検閲問題が書いてあった。しかし日本には表だった検閲はないが、「自主規制」という事実上の「検閲」が存在する。「プリンセス・マサコ」一冊とってみてもそうだ。隣に写っているイスラエルの戦車は、同国陸軍が世界に誇る最強の戦車メルカバである。最強の筈だったが、先のシリア戦でかなり破壊され、その「強さ」は疑問視されている。
▼24日夜の10ch「相棒スペシャル/複眼の法廷」と27日の「ジャッジ」3話を見る。詳しいストーリーは省くが前者の「相棒」は裁判員制度が試験的に発足されたという事で話は進む。新宿で警察官射殺事件が起き、容疑者が逮捕される。それは同巡査に逮捕され、仮出所していた男が恨みによる犯行とされる。そして警察による容疑者を眠らせない取り調べにより「自白」して逮捕される。無作為による裁判員によって審理され、刑期は18年が適当であろうという事で進んでいく。しかし「強硬な発言」をしていた裁判員の一人が何物かによって殺害され、別の裁判員が補充されるが、彼女は「死刑が当然だ」という主張をする。素人が集まった裁判員は「刑の重さ」が分からず、審理で「大きな声」で発言される人に引っ張られる傾向が出てくる。二つの殺人事件の真犯人は別に出てくるのだが、それは主題ではないので伏せておく。審理には裁判長も加わるのだが、「重い刑期」を主張する裁判員にこういう。「あなたは死刑を言い渡す苦しさがわかりますか?人を裁くなら覚悟すべきです。判決を出すとき悪夢にうなされないかと言いますが、裁判官はそんな夜とのたたかいです」。この2時間スペシャルは裁判員制度の是非そのものに迫る、考えさせられる2時間ドラマだった。
▼27日夜9時NHK「ジャッジ・島の裁判官奮戦記」3話「告白」。島で病気で寝込んでいた夫を殺害する事件が起きる。重大な事件なので鹿児島から2人応援する判事が島にやってくる。通常は一番年配の裁判官が裁判長になるのだが、三沢は若いが島に住んでいて経験を積むために裁判長になる。主人公三沢は審理を始めると、東京に一人で食堂を営んでいる母が大体骨折で倒れたという連絡が入る。しかし自分の担当している審理は長引くので妻(戸田菜穂)に行って貰う。審理は夫を殺めた老妻(中原ひとみ)が一言も喋らないまま進んでいく。「夫に頼まれた」と一言喋れば嘱託殺人で執行猶予がつくのだが、頑として口をつぐんだままだ。長い間島を離れていた息子が帰ってきて「どう両親に育てられたか」を証言する。その一見親不孝に見える息子は、母が倒れても帰省できない裁判長自身の姿とオーバーラップする。もう後半は涙なしには見ることが出来ない。俳優たちの演技力に圧倒される。全5回で年内あと2回の放映が残されている。

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