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November 03, 2007

富山町の伊予ヶ岳に登る

Iyogatake平群神社から伊予が岳を望む
▼先日書いたF2のスクランブルに関する記事だが、もう一人の軍事オタクから「航空自衛隊はF15をスクランブルに使っているのでF2が休んでいても大丈夫」というご指摘をいただいた。さっそくWebで調べると航空自衛隊はメインにF15/DJを203機所有しており、F2A/B支援戦闘機は94機となっている。(07年9月現在)この点を訂正しておきたい。わたしは軍事オタクなのだが、正確にいえばどちらかというと「兵器オタク」で、専門は小火器と戦車でその他の事はあまり詳しくはない。
▼さて昨日の新聞では中日ドラゴンズ優勝の記事が踊っていた。わたしはプロ野球にはまったく詳しくない。ただ金権球団さえ負けてくれればよいのだ。ドラゴンズが優勝を決めた最終戦での落合監督の「采配をめぐって色々取りざたされている。もっとも言っているのは10ch「報道ステーションの古館一郎だけだ。彼らが言うのはピッチャーの山井を最終回の9回表まで投げさせなかったことだ。もしあの時交代をせず投げさせていて打たれたら、1点差だけなのだから決着は北海道までもつれ込んだかも知れない。どうしても名古屋で決めなければならなかった。試合は投手の記録を作るためにあるのではなく、勝つためにあるのだから落合の采配は正しい。
▼わたしがもっと興味があるのは昨日も書いた中村紀ちゃんの活躍ぶりだ。これを「中日スポーツ」と「朝日」で比較してみる。中日に拾って貰った中村は決意の丸刈りで2月に沖縄のキャンプ入りする。そして「あいさつと、中日で野球をやりたい思いを伝え、丸刈り頭を下げた。300本以上の本塁打を放った男がプライドをかなぐり捨てた」。一方朝日は「かつて金色に染めあげていた長髪は、初心を忘れないように高校球児のように短く刈り込んだ。そんな謙虚さは1年通じて変わらなかった」この部分の表現は中日の山本記者は時系列に淡々と書いているが、朝日の「渋谷記者」はさすがという表現力だ。ただし写真は中日の中村の目に涙がキラリと光って写っている。さらに中日では杉下茂が「生きているうちに胴上げ見られるなんて」とスーツを着てナゴヤドームで語っている姿はジーンとなる。
▼さてここから本日の主題は昨日の取材「伊予が岳登山」である。前日の天気予報では雨は降らないと言っていたが、山に近づくと雨脚は次第に強くなる。この1年ほどわたしの取材は雨を逃れていたのだが、M編集長は「やっぱり雨男だったんですね」と呟く。館山道の富山インターを出て左折して20分も車で行くと、平群神社の入り口に到着する。境内に向かって右側に大きな駐車場があるが、休日は満車になるという。車の中で腹ごしらえをして天気を観察する。神社の脇には「登山道」を表示されているので安心だ。昼食を食べ終わって外に出ると柿がなっていたので1個もいで食べたら店で売っているのとは違い、ほんのり甘い自然の味がした。小雨も止みかかっていたので、決意をして歩き始める。この伊予が岳の名前の付いた由来は伊予の国の石鎚山(四国には特急いしづち号が走っている)に、山の形が似ているからつけられたとも言われている。別名千葉のマッターホルンとか、千葉の妙義山とも言われている。千葉県で「岳」という名前が付く山はここだけだから、かなり険しい山なのだろうと思う。
▼筆者が群馬県の妙義山に登ったのは中学1年生の遠足の時だった。あの鎖場には足が震えたものが。たまたま下山中に走っていた同級生が、転落して大けがをした事故があったことを頭をよぎる。雨が降った直後だったので、足下は悪い。歩道はちゃんと整備されているが、決して初級者向けではない。昨年同様「むかご」を探しながら歩いているMaさん。昨年MINさんは次のような一首を読んだ。「じねんじょの むかごを探して山奥に われうち捨てて 友は帰りぬ」食べる物を見つけるのに夢中なMaさんはともすると仲間と遅れそうになるので、「置いていくよ」と叱咤激励する。上り坂はかなりきつい。しっかりとした登山靴を履いていないと滑る。
▼歩くこと30分で、ようやく我々の「自称八合目」に着く。そこには休憩所と展望台があり、今まで歩いてきた道と富山の町や村が一望のもとに見渡すことができる。そこから先に行くかどうか検討する。男性はここまでせっかく来たのだから行こう、と意見はいっちする。しかしそこの注意書きには「これから先は急なので注意が必要」と掲示板が出ているのでMaさんは「待機」することになる。歩き出して驚いたが角度が70度くらいはありそうな岩の絶壁の連続で、ロープと鎖場が控えている。さすが「岳」というだけはある。ここから先は自分の体重を鉄棒に掴まって10分以上支える自信がない人は上らない方が賢明である。例え上っても下りることができない。ロープと鎖に苦闘すること約15分で山頂に立つことが出来る。この日は雲が低く立ちこめていたが、天気がよければ富士山までパノラマで一望することができる。
▼最初アルコールを持参して頂上で一杯やるかという案もあったが、わたしは「それは止めた方がよい」と事前に休止してもらった。ここで飲んだら酔いが覚めるまで下りることはできない。まだ楓の葉が少しだけ赤く色づいていたが、あと2週間もするときっとあなたを紅葉に彩られた木々が迎えてくれるだろう。食べるところや水場はないので事前に準備をしていくこと。それに下山に備えステッキなど、しっかりとした登山の用意をする事が必須である。標高336.6mの山でも決して侮ってはならない。
▼ジャストシステムの「一太郎」をお使いのみなさんへ。10月31日に一太郎の脆弱性についてNHKで報道されました。しかしその後ジャストから連絡は来ません。ご心配の方は下記にアクセスしてパッチを当ててください。
▼ここで分かるあなたの死亡推定日

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