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December 26, 2007

◇「ワンスダブリンの街角で」を見る

Midtown3(ミッドタウン)
▼昨日のニュースでオスカー・ピーターソンの死亡というのがあった。たしかTBSラジオだったと思うが、「A列車で行こう」などの演奏で有名といっていたが、この記事を書いた記者は何考えているのだろうと思った。それデューク・エリントンでピーターソンを一躍有名にしたのは「プリーズ・リクエスト」である。その中でも「ユー・ルック・グッド・トー・ミー」が一番有名だった。誤解とか記憶違いは避けられないもので、それは購読者の数が多いほど責任も出てくる。昨晩もある会議でそんなことがあって、机をドンと叩いて席を立っていった人がいたのには、ただただ驚いてしまった。わたしは、あーぁ彼は普段上司にああやって恫喝されて、仕事をしているのか。可愛そうにと思った。
▼◇「ワンス、ダブリンの街角で」メルマガでてんぐささんがご紹介してくださった1本である。しかしわたしのある仕事関係者がそれより前にご覧になっていて、「思わずCDを購入した」と入れ込んでいるので、次回お目にかかったとき、会話がスムーズに行くようにと思って見てきた。なーるほどてんぐささんはあの女性がタイプだったのかと思って目を凝らす。アイルランドの街角でストリートミュージシャンをやっている主人公の男性がいる。あるとき音楽を聴いた代価の募金をする風を装って、お金の入っているギターのケースを盗もうとする男性がいる。ギター男は必死に彼を追いつめ、それでも相手が必要とする最低限のお金を与えて許してやる。あるとき若い女性が演奏に聴き惚れてじっとたたずんでいる。翌日もやってきて、実は電気掃除機が壊れていると訴える。彼は実は修理技術者で道具があれば直せるというと、果たして彼女は掃除機を飼い犬を散歩させるように引っ張ってくるので驚く。
▼会話が進んでいくと彼女はピアノを弾くことができるという事が分かる。彼はロンドンに出て自分の曲を売り出すためのデモテープを作りたいと彼女や他のストリートミュージシャンに協力を要請する。そして彼女は高い録音スタジオを2000ユーロに値切って借りることに成功する。彼女の交渉力に彼は唖然とする。そして彼女はチェコの移民で夫と別居している事がわかる。そしてオートバイに乗ってドライブしたするうちに次第に距離が縮まっていく。
▼そして録音当日大きな調整卓の前にはやる気のない技術者が座わり、上の空で携帯で連絡をして「わけのわからない連中の録音につきあっている」と電話を切る。そして演奏が始まると、その迫力ある音にどんどん引き込まれていく。そして10枚ほどのデモCDは完成して手渡される。男は父親から餞別を貰い、その一部で彼女にピアノを一台プレゼントしてロンドンへと旅立つ。

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