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December 10, 2007

子どもの猟銃「発射」事故考

Bukeyasiki(金沢武家屋敷の冬支度)
▼東京に戻って家の外に出ると、北陸、松本よりも肌寒く感じる。おそらく都内にいる今の方が薄着をしているためだろう。昨日のニュースで医師の6歳になる長男がライフル銃を発砲して次男を射殺してしまった事件は痛ましい。TVやラジオのニュースでは「暴発」と言っているが、無意識に発射してしまったのが「暴発」だから、この場合「発射」である。気の毒なのは長男で一生このことがトラウマとなってしまうに違いない。
▼ご存知ないかたのために言うと、猟銃の所持免許は当該の公安委員会が発行する。公安委員会と言っても実体は警察で、銃砲店で購入許可申請を出すと、警察が身辺調査にやって来る。だから隣近所と仲良くしておかないと、変な噂を立てられて「不許可」になってしまう可能性も全くなくはない。そこでOKになると買うことができる。そして散弾銃を10年間所持して無事故ならば、晴れて「ライフル銃」を買う資格ができる。39歳の医師が持っていたのはライフルなので、かなり前から猟銃を所有しはじめたのだろう。そして一番問題なのは弾丸と銃をカギのかかった別々のケースに保管しておかなかった事だ。このわたしが持っているおもちゃのソフト・エア・ガンだってガスとBB弾、それにエアガンだって3つとも別々に保管して、マガジンのガスは常に空にしてある。
▼その辺の基本をわきまえていれば絶対「暴発」事故などは起きえない。この場合ライフル銃に弾丸を装弾したまま放置しておいたと考えられる。というのは弾倉に弾丸を1発ずつ装弾するにはかなりの力を必要とする。だから5歳の幼児にはあらたに弾を込めるのは絶対無理だ。父親の医師がずっと装弾したまま放置しておいたのだろう。
▼さらにここで問題なのは、警察庁がこれらの事件を良いことにして、猟銃はすべて警察などに保管しておき、必要な時に所有者に貸し出す制度を作ろうとしていることだ。これこそ本末転倒というのだ。つまり民間人の銃事故は数えるほどで、なくなっている人は数えられるほどだ。ところが暴力団の所有す非合法の拳銃による事件や事故は後を絶たない。優先してやらなければならないのは、それらの銃の取締を徹底する事であり、民間人の所有する銃を規制し警察が保管しようとする発想は、秀吉の「刀狩り」と同じ思想に繋がる。
▼松本の居酒屋は駅前にかなり多くあったが、現地で食べられるものをという選択肢でとある酒場を選んだ。そこにはイナゴとか蜂の子を食べさせてくれた。MINさんは喜んで召し上がっていた。しかしイナゴは小振りで普通の4分の1くらいの大きさだった。それに蜂の子も小豆のように小さかった。ここでもビールの中ジョッキ1杯、焼酎のお湯割りを1杯、それに売り出しになったばかりの佐久の地酒を1杯頂いた。さらに仕上げに信州ソバの小ザルを1枚いただいた。駅に近いこともあり、色々食べたこともあってこの日の費用は一人5000円ちょっとだった。

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