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December 12, 2007

松本城を見学する

Matumotojo←(冬の松本城)
Harumatumotojo←(春の松本城)

▼先日の猟銃事故の続報が昨日の夕刊に出ていた。それによると猟銃はブローニングで父親はかなり多くの猟銃を所有していた。記者が猟銃店に聞いたところ、弾が装填されているかどうかは外見からはわからない、ということだったと書いている。ドイツの拳銃のワルサー・シリーズはスライド後部に「残弾指示ピン」というものがついていて、弾が薬室に残っていればピンが出て、ない場合はひっこんでいる。しかし猟銃や小銃などでは構造が複雑になるので、そういうものは付属していない。映画やドキュメンタリーを見ていると銃を分解する前に操作レバーを引いて薬室に残弾がないか確かめる。
▼かつて市ヶ谷に自衛隊を見学に行ったとき、64式小銃があったので、「写真撮っていいですか?」と聞いたら隊員は、展示してあった小銃を手に取りレバーを引き、空に向けて引き金を一回引いてから「どうぞ」と言ってくれた。韓国の場合分解する前にその操作を3回くり返して空に向けて3回空撃ちをしていた。
▼本当の銃を扱うにはこれだけの慎重さを必要とするのだが、猟銃マニアの父親は残弾をそのままにして放置しておいたのだろう。自動ライフルの場合も、初弾を薬室に送りこむ場合は、自分でかなりの力を必要とするから、子どもには絶対できない動作である。
▼旅行の3日目松本城に行った。前日は兼六園が朝8時からオープンしているというので、7時の朝食もそこそこに出かけたが、きょうは多少ゆっくりしている。地図で確認すると徒歩10分くらいである。2日間パンを食べていないので、無性に食べたくなって、開店していたパン屋さんに入って「栗あんパン」なる物を1個買って牛乳とともに食べる。久しぶりのパンは美味だった。途中野麦峠方向という石で出来た表示板があった。松本城は3年ほど前の桜の開花時期に実家から車で来た事がある。そのとき道は結構混雑していたが、実家からは車で1時間15分で着いた。城には入場料600円なりを払って入る。兼六園は庭園だけで300円で、城は無料だった。松本は小さいのに600円とは高すぎると思った。しかし加賀は100万石、松本は7万石だからその経済力に負うところが多いのだろう。
▼靴は各自ビニールの袋に入れて持ち歩く。管理・案内しているのは観光協会のような所に所属している人たちである。近くで見ると他の城と違ってコンクリートで再建された物ではなく、木造だからそれなりの価値がある。しかし展示してあるのは殆ど火縄銃だけで、さながら「火縄銃展示館」の様相を呈している。それにしては9月に立ち寄った島原城にくらべ解説がちょっと不親切で、果たして学芸員はいるのだろうか?と思ってしまう。一度城は売却しようとする動きがあったらしいが、二人の篤志家がお金を出してそれを免れた経過があるという。一度天守閣に上ってもいいが2度とは上りたくない。それにこんな高くて寒いところに籠もっていた殿様も、アルプスの風はさぞかし寒かっただろうと思う。解説者は「浅間下ろしが飛んでくるので寒い」と言っていた。しかしそれは佐久地方なら地理的に理解できるが、松本まで「浅間下ろし」は飛んでいかないと思う。随分いい加減な事を言っていると思った。
▼日曜日のCATV「旅チャンネル」を見ていたら、歌手の上条恒彦が故郷である松本を9月に訪ね、町を歩きわたしたちが行った松本城に登城して見学していた。

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