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January 31, 2008

どこまでが「手作り」か?

Kotae
▼本日携帯メールが使えません。事情によりいつもとは違う携帯を持っています。番号も違いますが転送設定をして使っています。メールは本日だけパソコンメールでお願いします。とりあえず昨日の答えを添付します。正解のお二人には粗品をお送りします。
▼「手作り」とは「手ずから」という言葉が語源であることが「広辞苑」などには書かれている。その「手ずから」は「直接自分の手を使って」とある。そうして考えると市場に溢れている工場で作られている「手作り」製品はみなその範疇以外にあることになる。
▼わたし自身でいえば餃子の皮は青山の自然食品の店で買い、具は自家製だ。家の近くの小さなスーパーではその餃子の皮を巻く、貝殻を開いた様なプラスティックの器具が数百円程で売っていて、具をきれいに巻くことができる。後は好みによって焼くか、水餃子にするかである。いやわたしも両親の介護で実家に通っていた当時はスーパーSで生餃子を買ってよく焼いたものだ。焼き方は「料理学校」で上手な焼き方を教えてもらったので、それだけは自信があった。
▼リストを見ると家庭用だけでなく、「業務用」という物にも中国で作られた冷凍食品が含まれている。そうするとわたしたちが中華料理店に入って、「美味しい」、「さすが本場の職人が作ったものは違う」などと云っていたものは、すべて怪しくなってくる。もはや検査やチェックが出来ない、輸入で大量販売されている食品は信じられなくなり、一番安心なのは、自分で作ったものだけが一番安全・安心だということになろう。

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January 30, 2008

NHKに見え隠れする日高の影

Quiz1
▼昨日書いたNHKの「日米同盟」は「3」まで放映されるという。書き終わってからふと気づいたのだが、これは12chで毎月一回放映されている、元NHKワシントン総局長だった日高義樹が行っているレポートと恐ろしく似ていることだ。3年ほど前には「中国潜水艦隊の脅威、サリバン米潜水艦隊司令官に聞く」などという番組が放映されたことがあった。つまりこの番組は日高は顔を出していないが、彼のコンセプトで作られたものだと思われることだ。12chの番組を一度でも見れば、日高がいかにペンタゴンのお先棒担ぎをしているか分かろう。
▼毎朝読んでいる新聞で3番目くらいに「訃報欄」を読む。昨日朝刊では、わたしとほぼ同じ年齢の男性が、1年半前にわたしが倒れた病名とまったく同じ症状で亡くなっていることが分かった。わたしもあの時出血が多かったり、続いていたらこの世にはいなかったのだと云うことを再び知った。
▼トップの画像をクリックしていただきたい。昨日自宅に送られて来た薬局のパンフレットに同封されていた新聞にでていたクイズ。午後8時から11時頃までやってみたが、一問しか解けなかった。これを見て辞書を使わず、午後1時までに解けた方は下段にある四つの□□□□に答えを入れてメールを頂きたい。先着一名に粗品をお送りする。午後1時を過ぎたら資格はありません。
▼本日は月末につき多忙。上記の答えはてんぐささんが12時過ぎお寄せ下さいました。続いてコスモスさんが答えを寄せてくださいました。ありがとうございました。正解は明日のブログで発表します。当選おめでとうございます。

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January 29, 2008

米国防相の広報機関になり下がったNHK

▼銃器ネットいや違った、住基ネットである。どーもわたしのパソコンは趣味で使う用語が優先して出てきてしまう。税金を電子申告すると5000円安くなる。それには身分を証明する住基ネットカードが必要になる。その申込みは1000円だが、差し引き4000円のお得という計算になる。税務署に並びたくはないので、良くないとは思っていてもこういう手段を取らざるを得なくなる。区役所の出張所に行ったら写真付きにするか、写真なしの物にするかと云われた。前者は身分証明書の役割をはたすという。出先だから取得までに1週間かかると云われる。納税期日までは時間があるので、写真付きを選択することにした。問題は写真をどうするかだ。
▼パスポートの時は近くの写真店を選んで失敗した。店には某私大芸術学部卒業という卒業証書を掲示してあるが、そんなの腕とは関係ない。パスポートは最低10年も使うので、下手な写真では困るのだ。まして住基ネットは一生物だし。色々聞くと某JR駅の近くに就職用の写真をきれいにとってくれるという有名な店があるのだという。しかもネットでクーポン券を印刷して持っていくと1100円引きだ。昨日仕事で乗り換えた駅だが、今度立ち寄ってみよう。
▼昨日ご紹介した健康オタクで公認会計士で有名な経済評論家は、勝間和代さんという人で『効率が10倍アップする新・知的生産術』という本を出している。昨日書いたことはこの本の中にでている。毎月50冊読んでいると豪語しているが、読んでいる内容をチェックしたら経済書とかビジネス書が中心だった。そしてミステリーが一冊あって、それがパトリシア・コーンウェルである。今どき「検死官シリーズ」かいなと思う。これでこの人の知的水準は分かった。50冊にこだわることは何もない。
▼NHK日曜日午後9時の「日米同盟1」を録画して見たが、NHKはいつのまにか、アメリカ国防相の広報機関になり下がってしまったかと目と耳を疑った。一言で云えばアメリカが北朝鮮を仮想敵国として、SDI計画からMD計画を実行させようとしている。これはアニメを使い、アメリカと日本が補完しあってミサイルを撃ち落とす計画を着々と準備をしている。そして湾岸戦争で日本はカネを出すだけだった。なぜ自分たち(アメリカ)が机を叩かねば本気になって参戦しないのだと、国防相当局者は云う。そしてイージスの机上訓練をアメリカで行う自衛官たち。だが肝心なシステムについてはブラックボックスだ。なぜ日本の企業は憲法があるので、先制攻撃のシステムに加わろうとするのか。それは軍事技術を習得することが、日本の産業の発展に繋がるからだとシャアシャアと語る。
▼昨年の実験で日本のミサイルが標的に当たる場面を3回も流し、米国防省の連中が映画のスターウォーズを見ている時の様に、拍手喝采する。「これで我が国の防衛産業の懐も潤う。つまり自分たちの雇用も保障される」というサインだと見えた。なぜアメリカがミサイル防衛計画を一生懸命やるのか?終わりの方でシュレジンジャーが登場して、中国脅威論をブツ。わたしはこの場面でスイッチを切った。アメリカは中国の資本がなければ、国が国として成り立たない国になっているではないか。アメリカの国債は日本の次に中国が保有している。このことは「週刊金曜日」の3週間前の1月11日号で、朝日にいた軍事評論家の田岡俊次氏が、「間違いだらけの中国軍事脅威論」で論破しているのでご覧頂きたい。何も批判をせずに米国防相の云うがままにニュースを流すならば、ジャーナリズムとしての主体性を問われるのはNHKだろう。

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January 28, 2008

情報整理の本を立ち読みする

▼日曜日はもう一本映画を見ようと思っていたが、ある仕事の連絡を待っていた。紹介者を得て土曜日に連絡のメールを送り、返事が返ってきたのは日曜日の午後3時近くだった。初めてお目にかかる方で、この仕事のプロジェクトはきょう月曜日の午後から始まる。相手を探すのに1週間ほど時間がかかったが、うまく行くとよい。
▼大相撲初場所が終わったようでホッとしている。わたしと云えば国技館と同じ区内に住んでいるが相撲には全く興味がない。時々相撲が終わったばかりの両国駅を通過するとき、土産物を持った人たちで混雑して迷惑をしている。だから地方場所になるととても嬉しい。それと困るのは普通仕事しているとき、わたしはNHK第一ラジオを聴いている。所が午後4時頃になるとNHKは実況中継に切り替わってしまう。さらに午前から国会中継が入ると最悪である。そういう時はNHKラジオ第二の外国語放送に切り替えて我慢する。
▼そんなこんなで、先日近くのブック○フで中古のDVD「KT」を見つけて買ったのでそれを見ていた。「KT」は映画館で公開された当時も見ているが、金大中拉致事件を描いた力作で、拉致に陸上自衛隊二部別班を「退職」した隊員で組織された、興信所のグループが関わっていたという設定で迫力がある。低予算で作られたと思われるが、画面からはいかにも「不気味」な雰囲気が伝わってくる。先日朴大統領暗殺を扱った「有故、大統領暗殺」を見たばかりだが、銃撃戦は殆どないが「KT」の方が遙かに説得力がある。
▼仕事の連絡がついたところで、いつかかってくるか分からない電話を待つ間に2冊の本をパラパラ見ているのも疲れたので、薄暗くなってから駅ビルの書店にでかけた。27日はちょうど「銃器雑誌」3冊の発売日なので立ち読みでチェックする。最近はメーカーの情報はネットの方が早いので取りたてて新しい情報はない。昨日ケーブルTVの「ディスカバリーチャンネル」を見ていたら、中国の軍事オタクの特集を放映していた。北京と上海ではマニアの特徴も違うという事だった。しかし結婚式をするというカップルがアメリカの陸軍士官学校の卒業式服装で挙式をして、同僚のサーベルのゲートをくぐる場面は、悪趣味としかいいようがなかった。
▼ついでに新発売になった広辞苑6版を手にとって見た。わたしの握力からすると、あの分厚い広辞苑は片手で持ち上げることは出来ないので、5版からはCD版しか買っていない。先日「芦屋」の項目でミスが見つかったばかりだ。わたしは知っている自治体名をいくつか引いてみた。すると5版との違いは人口数だけで、後の変化は何もなかった。わたしは仕事の一つでクロスワードパズルを作っているが、顧客には「広辞苑5版を使っています」と公表している。先方もそのつもりで「広辞苑5版」でチェックしてくださっているので、わたしだけでなく先方も同じ辞書を使ってくださらないと意味がなくなる。従って当面は買い替える必要はなさそうだ。
▼さらにビジネス書コーナーに行って「佐藤可士和の超整理術」を立ち読みした。持つ物は出来るだけ少なくして軽くする。机の上にはモニター以外何も置かないというような事が書いてあった。さらにタイトルは忘れたが、今流行の自転車に乗った女性MBAだったか経営コンサルタントの書いた、同様の本を立ち読みした。彼女もタバコと酒は思考と健康の妨げになるとかで6年前に一切止めたという。そう飲酒をすると本をまともに読むことができなくなってしまう。彼女は隙間時間を使って1ヵ月50冊の本を読むという。わたしはみなさんご存知のように10冊から15冊だ。もうちょっと頑張らねば。

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January 27, 2008

◇「マリア・カラス最後の恋」を見る

▼韓国にいらしたX女史が別れ際に萩原遼著「朝鮮と私、旅ノート」を貸してくださった。これがとても面白くて、昨日3時間ほどで読み終わってしまった。萩原氏とは一度仕事をお手伝いさせていただいた事があり、仕事の打ち上げで秋葉原で会食をした。詳しくはメルマガに書くが、アメリカの国立文書館の資料を検索したとき、色々な人々に助けられたこと、南米への旅がよかった。そして元東大教授の和田春樹がどの程度の人なのか、彼が北の紐付きで萩原氏を論破するために、岩波とグルになって「朝鮮戦争」を出版した経緯が明らかになっている。
▼2週間前にNHKの「プロフェッショナル」で板東玉三郎が紹介された。驚いたのはその芸道を追求する姿勢である。仕事が終わると一切飲んだり、食べたりせずまっすぐ家に帰る。そして待っていた整体師にマッサージをしてもらうのだ。つまり、飲酒や夜遅い食事が身体に良いはずはないのだ。だから彼は自分の歌舞伎役者としての仕事をできるだけ長く続けられるよう、毎日毎日誘惑を振り切って精進している。
▼飲酒は自分自身で考えて見ても身体にとって良くないことは分かる。飲酒の翌日は目覚めがよくない。熟睡も出来ていない。握力がはっきり落ちている。だから少なくとも飲んだら3日空けないと、元には戻らない。金曜日は2週間振りに飲んだが、やはり翌日は体力が落ちている。それと年齢を重ねると自然と体力は落ちてくるのだが、同時に免疫力も落ちて風邪など引きやすくなるので、油断できない。
▼さて昨日の◇「マリア・カラス最後の恋」朝刊ではマリア・シャラポラが全豪テニスで初優勝した事が話題となっている。映画の原題は「カラスとオナシス」であるからして、おのずからその内容は想像できよう。つまりカラスは恋多き女として有名だった。映画は彼女がまだ無名な頃、あるオペラ劇場のオーディションを受けようとする。上がってしまい声が出ない。その上審査員らの「デブで素人の歌など聞く気にならない。帰せ」という心ない声が耳に入る。カラスはショックを受けて帰ろうとする。しかし会場に来ていた男(後の夫)が「いいじゃないか歌わせてやれよ」の声に渋々応じるが、声を出したとたんそのすばらしさに、審査員一同感動して拍手喝采をする。
▼それから夫のプロディースの良さもあって瞬く間に、カラスの名前は世界中に広まっていく。ある時オナシスの招待でギリシアの島に渡る。オナシスは当時サウジの石油をアメリカに輸送する独占優先権を持っていて、かなり裕福であった。それも妻の父の金づるもあって成功していた。オナシスは常に世界一のものを手に入れ、そばにおきたいという欲望を持っている。そして目は招待したカラスに釘付けになり、そっと「自分のものにする」と囁く。カラスは最初反発していたが、カネの力とオナシスの接待に溺れてしまう。
▼同時に夫がアメリカのメトロポリタン劇場の契約をカラスに無断で受ける。「身体はくたくたでその仕事は受けたくない」とその理由を正すと、「今までお前を育てるためにカネを使ったので、それを取り戻すために必要なのだ」とこともなげに云う。それから夫の関係は悪化し、オナシスに傾倒するのに時間はかからなかった。なにせオナシスはカネに明かして豪邸に住まわせ、どんな贅沢もさせてくれる。そしてカラスはオナシスの子どもを身ごもる。カラスは「奥さんと別れてわたしと結婚して」というのだが、オナシスは男のずるさと、金づるの義父の援助もあり、言を左右にして実行しない。
▼だが悲しいことに準備万端で出産の用意をしていたのに、帝王切開の結果死産になってしまう。そんな時もオナシスは彼女の側にいてはくれなかった。彼は自分のアメリカの利権が侵されようとしていることで、必死に次の手を打とうとする。それはケネディの妻、ジャッキーへの接近だ。そのためまずジャッキーの姪を自分の豪華はヨットに招待することだった。そこを訪れたカラスは好きな宝石が姪に与えられた事を知り、自分もまた単にオナシスの権力欲のために利用されたことを知る。
▼まぁごちゃごちゃ書きましたが、カラスを演じた役者はカラスのそっくりさんだ。しかし演技力という点ではファニー・アルダンの「永遠のマリア・カラス」の方が数段上である。そして35ミリで撮影したのか画質は悪く、フィルムの発色も昭和30年代の水準である。しかし何と言ってもカラスとオナシスの痴話喧嘩はカネを払って見るような内容ではない、というのがわたしの感想である。

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January 26, 2008

樹木葬に空葬の話

▼夕べは寒かった。わたしは真冬でも下からTシャツ、フリースそれにダウンの3枚しかきない。重い着物は肩が凝るからなるべく軽いものにしている。昨日はうっかりフリースを別のシャツに替えていったので、ことのほか寒かった。会議が終わって飲もうという話になる。予約はしていなかったので、いつものJR地下街に行ったがあいにく25日なのでどの店も満員だった。「寒いから熱燗で一杯やりたい」という某女の希望があったが、あいにく日本酒の店には席が空いていなくて、広東料理の店に入る。その人は仕方なく紹興酒を召し上がっていた。いつもなら2時間以上粘るのだが、早く帰ろうということになり、1時間半でお開きになった。
▼その前に某所でのお話し、まず葬式のあれこれになった。その方の古里は山形県で、さいきん樹木葬というのがはやっているという。一種の散骨なのだが、寺の中に○○家の木というものがあり、本人が希望するとその○○家の周りに散骨される。しかし3周忌もすると散骨された灰は原型を保っていないので、どれだかわからなくなってしまうという。日本は戦死してもその人の骨にこだわるので、戦後何年たっても収骨団などが組織される。この樹木葬の場合、形が何も残らないので何かとても頼りないという話だった。
▼さらに別のお友達は空葬をおやりになったという。身内の方がお二人調布飛行場から乗り込み、九十九里上空で散骨したのだ。しかし地上で待機していた人の話では、飛行機の機影が見えるか見えないうちに終わって、何が何だか分からなかったという。
▼その人は正月休みに、お嬢さんと二人でお隣の韓国に3日ほど旅行をされたという。パックではなく日本で買ったのは往復の航空券だけだ。そして現地に行ってからは地図を活用した。しかし日本語がまったく通じないしハングルは、しゃべる事はおろか読むこともできない。話し相手になってくれるのは警察官か軍人だけだった。それで地図を示して指でここにいくには何番の電車に乗れば良いか聞く。結構迷ったがどうやら行きたいところに行くことはできたという。まぁ旅は度胸である事を知らされた。
▼土日はブログを休むことがあります。きょうは日比谷シャンテに「マリア・カラス最後の恋」の初日初回に行ってきました。感想は明日書きます。乞うご期待!それほど良い映画でもありませんでした。朝「テスト」と書いたのはユーチューブの貼り付け方の実験をしていたのです。

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January 25, 2008

◇「ハーフェイズペルシャの詩」を見る

▼NHK24日昼のニュースを見てこれは戦前の風景ではないかと目を疑った。インド洋に派遣される護衛艦むらさめの出航風景だ。キャンディーズが愛唱歌の石破防衛大臣の挨拶から閲兵、安倍元首相までにこやかな顔を見せている。そして派遣される自衛官は「覚悟している」と語り、家族は「国際平和に貢献することだから」と諦めに似た返事が返ってくる。そして鬱振られる日の丸や旭日旗。派兵に反対する行動もあったはずだが、それらの人たちの行動は一切報じられない。
▼この風景を見て先週の「週刊金曜日」に掲載されていた「旧陸軍と自衛隊が急接近?偕行社に陸自OBが続々入会」という記事を思い出した。偕行社とは旧陸軍将校の親睦団体で、戦前侵略戦争に協力したとして一旦解散させられていた。わたしはてっきり解散させられて実際の行動は行われていないと思っていた。しかし公益法人として活動を再開していたのだ。偕行社が何をしようとしているかはウィキペディアをご覧になっていただいた方がよいだろう。この7行目から9行目をみると、政治的発言力を高めるための行動を指針としている事がわかる。それは昨年の参院選挙で佐藤正久陸自一佐を当選させるために力を発揮したことでも分かる。
▼昨日の補足になるが軍事利権で懐が潤う人たちは内局といわれる、守屋元防衛政務次官などの人たちや元幹部である。この人達は前線に出て弾の出ない小銃を持たされ、あるいは故障が動かない機関銃を持たされて命を落とすことは絶対ない。
▼◇「ハーフェズペルシャの詩」タイトルはイスラムのコーランを美しい声で朗唱する人の事で、誰にでもその資格を得ることはできない特別の地位が保障されている。最初に登場するマイケル・ジャクソン似のシャムセディンは幼い頃からの修行でこの称号を得ている。彼の今の仕事はチベットからこのイランに嫁入りしたナパート(麻生久美子)にコーランを教える事だ。麻生はコーランをノートに書き写しては、一生懸命発声して覚えようとしている。イスラムの教えでは未婚の女性と宗教者は目をあわせてはいけないことになっていて、壁越しにコーランを詠み上げては唱和する。ナパートはコーランの知識はなく、その意味を教えて欲しいと願うのでシャムセディンは禁断の詩を詠んで聞かせる。
▼そのときシャムセディンは偶然ナパートを目をあわせて、恋をしてしまう。そのことを家政婦に密告され、長年苦労して取得したパーフェズの資格を剥奪され、かつむち打ち50叩きの刑に処せられる。彼は来る日も来る日も土から煉瓦を作る、肉体労働に従事することになる。そしてナパートは父(彼も宗教者である)の決めた男と結婚させられる。しかし彼女は原因不明の病に陥り、加持祈祷をするが直る気配はない。そして夫は妻の病気を治そうとして旅に出る。そして煉瓦職人になった男も人々に役立つ事とは何だろうと旅に出る。水が出ない所では雨が降るよう祈祷し、パン100枚を欲しいという女性には水やナツメグの実でパンを焼いて届ける瞬間、それを盗難にあってしまう。そのことを頼まれた女性に訴える。「苦労してパンを100枚焼いてきたが盗られてしまった」と。すると女性は「それはそういう運命だったのよ」と彼を許す。また目が悪い少女に出会い、「貴方が2人いるように見える」というのでさっそく町のメガネ屋に連れていってメガネをあつらえる。しかしこれも家長の許可を得ないでメガネを作った事は犯罪だとして、またむち打ちの刑が待っている。
▼無償の愛を描いたという映画なのだが、イスラムの習慣が分からないわたしには、かなり難解でありました。恵比寿写真美術館ホールで。

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January 24, 2008

欠陥兵器疑惑の根源は?

▼昨日の都内の降雪に、我が家の8歳になる黒猫ロクちゃんはベランダに出て、大粒のボタン雪が落ちてくるのをじっと見つめていた。今NHK第一ラジオでは「ゴメンね」というテーマで読者の投稿を放送している。親や友人がなくなってしまった想い出や幼い時の話などが紹介されている。その中の一つ昨日の放送で自分が小学生時代の話を紹介していた。その女性が朝小学校に行こうとしたら飼い猫が足に絡みついて、離れなかったという。彼女は学校から帰ってきたら遊んであげるからねと出かけた。しかし帰宅すると猫の姿はなく、それっきり家から猫はもどってこなかった。何か虫の知らせでもあったかも知れない。あの時ちょっとでも遊んであげれば良かったのに、「ゴメンね」という話だった。
▼都内でのパック3の公開演習の話。このことは何度も書いた。昨日の新聞に都内周辺でパック3の配置されている図がでていた。それによれば近郊では習志野、霞ヶ浦、入間それに神奈川の武山である。わたしが知っている習志野の場合、花輪インター経由で都内に向かうのだろう。しかし車で走れば分かるが、習志野駐屯地から花輪に出るまでが道路が狭く一車線なので車の渋滞に巻き込まれる。下手すると花輪まで30分それから都内まで高速を走ったとしても30分かかる。万一ミサイルが発射されても10分で都内に飛んでくるから、実際何の役にも立たない。しかも「敵」は必ずしも「代々木公園」を狙って撃つというとは限らない。戦争は騙しあいだから、この図上訓練は国民の危機感を煽るための世論操作でしかない。
▼先週発売になった「週刊朝日」に「自衛隊の欠陥兵器疑惑」という特集が掲載されている。マニアならみんな知っている事だが、欠陥兵器一覧によると住友重工製の62式機関コマツの96式装輪装甲車銃は設計ミスで連射ができなかったり、かと思うと連射が止まらなかったりする。そして川の浅瀬を走っただけで水が入る、車体に取り付けた機関銃が脅威(編集長注:敵)に向けようとすると銃架にロックがかかり、車体ごと目標に向けなければならない。豊和工業の89式小銃は暴発が多かった64式小銃よりはマシだが、弾丸を発射したあとの空薬莢が詰まる(編集長注:ジャミングという)故障が多く、雨が降ると錆が浮き、精度が落ちる。だから自衛隊で新設された特殊部隊ではアメリカのM4を輸入使用している。M4は89式に比べ、値段は3分の1で実戦で耐久性が実証されている。
▼わたしに言わせれば三菱重工製の一両9億以上もする90式戦車も、技術屋があれこれ詰め込んだ精密兵器になってしまって、実戦では使えない欠陥兵器だと思う。戦車は早く大量生産できなければまったく意味がないのだ。どうしてこういう事が起きるのか、週刊朝日ではこういう。自衛隊は長年兵器の国産開発にこだわってきた。実際には自衛隊ではアメリカ、ヨーロッパの兵器が混在している。ボルトの規格ひとつでもセンチとインチがある。トルクレンチ一本で10万円以上という信じられない値段がつく。欠陥兵器の開発や調達が商社と一部幹部の私服を肥やす手段とされていた。みんなそれを知っていたが、指摘してこなかった。

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January 23, 2008

オリバー・ストーンがブッシュの半生を映画化

Yasudakodo(日経のイラストはデータベースにあり)
▼本郷にあるY講堂まで午前×時に行く約束があった。駅に着くと総武各駅停車は止まったままで動く予定が立たないという。しかしとりあえずの御茶ノ水まではこの電車に乗る以外かなり迂回しなければならない。幸い乗って5分も立つと動き出した。Y講堂は日曜日の日経別刷りでも「入試風景」としてイラストが掲載されていた。はたしてあのイラストと同じ構図は出来るのかと思って携帯で撮影してみたのが、添付の画像である。このイラスト作家は昨年の5月のイラストで「田植え」のイラストを描いていた。田植えをやったことのある方ならお分かりだろうが、それは横一列に並んで自分の受け持ち範囲が終わったら、一列ずつ下がっていく。ところがこのイラストレーターは各自が勝手に下がってしまっている。普通は列が曲がらないように凧糸などでまっすぐ横一列に目印をつける。▼わたしはこのイラストレーターは実際の田植えを見たことがなく、頭で描いているのだろうと思って、ネットで日経に「このイラストは変だ」とメールを送ったがそのまま返事ななかった。その後反省してスケッチをきっちりやっているのだろうか?
▼今朝のラジオを聞いていたら、アメリカの映画監督オリバー・ストーンが、ブッシュ大統領の半生を映画化して秋には完成させるという。解説によると現大統領ブッシュがアル中を克服してまともになっていく様子をストーリーにしたものだという。しかしなー、このほど彼の「ワールド・トレード・センター」を録画して見たが、お粗末な内容だ。タイトルは忘れたが、それより1,2年前に作られた火事現場からの消防士の救出を描いた映画にそっくりである。それになぜ貿易センタービルが爆発して火災になってしまったか、まったく描かれていない。たんに「テロだ」というだけで、きくちゆみさんが指摘しているような疑問には何も解明されていない。それがテーマではないから仕方ないかも知れないが、夫が行方不明になってしまった、2700人余の家族の悲しみだけが強調されている。まぁ「千の風になって」路線である。それがあのバ○現大統領の半世紀を映画にすると聞いて呆れてしまい、空いた口が塞がらない。

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January 22, 2008

入力方法の変更で時間を無駄にする

▼この時期出費が色々重なる。ウィルス対策ソフトの更新がまず一つ。面倒なので3年分一括して支払うことにした。ネットで更新契約をして近くのコンビニで決済する。ところがプリントアウトをコンビニに持参すると50年配の店員さんが「これは違う」とおっしゃって受け付けてくれない。数日おいて再びネットで支払い方法を確認して、番号をプリントアウトして持参する。前と同じ店員さんがいてやはり「違う」と首を横に振る。となりにいた40前の店員さんは「これはR(チケット申込みや支払いをするマシン)だわ」とおっしゃって画面を探してくれる。それならそう云ってくれれば自分でできるので、無事支払いを済ませることができた。
▼もう一つは独自ドメインも契約更新の時期に来ていて、メールだけでなくハガキで通知が来た。独自ドメインとは「kenbanranma.org」でアクセスするためのものだ。しかしわたしにはスポンサーがいないので、自分の懐で工面しなければならない。それに昨今ブログが活発になってきているので、独自ドメインにしたところでアクセスが増える訳ではない。はっきり云ってニフティのアドレスが充分である。しかしまぁ今回だけは仕方ないかと思ってこれも2年契約をすることにした。2年後には独自ドメインは廃止することにします。どうぞご了承下さい。
▼この時期毎年、あるデータ入力と解析を依頼されてる。今年は例年より2ヵ月も早く1月4日にプログラムを取りに来て欲しいという連絡があった。それで一次〆切りが来週なので、重い腰をあげた。まず初期プログラムにミスがあることを知らされた。それはインストールのとき分かった。もう一つは入力を進めていくと、3ケタで入らないデータがある。何度やってもダメで、データを取り替えてもダメだった。しかたなくプログラムを配布している会社に直接電話した。他ではその様なクレームはないという。でも具体的に指摘するともう一度プログラムを送るからアドレスを教えて欲しいという。待つこと1時間電話が直接かかってきた。3ケタのデータ入力は昨年と違っているとおっしゃる。それは先ほどの電話でわたしは、自分のやっている方法をお話ししている。
▼具体的には3ケタの入力は昨年までこうやった。「.3..6..12.」でエンターをすると次の質問になる。ところが担当者が話すのには「3」エンター、「6」エンター、12」エンターだという。マニュアルを読んでもそんな事は一言も書いてない。昨年まで最初の方法が面倒なので苦情が相次いだので入力方法を変えたのだという。肝心なことはちゃんとマニュアルに書いておけよ、まったく。これで半日無駄にしてしまった。今朝早くでかけるので、こんなグチだけで終わり。

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January 21, 2008

◇「世界最速のインディアン」を見る

Sikisi(昨日の定食屋にあった色紙、クリック)
▼それほど見たい映画もなかったし、週末の原稿締め切りには手持ちの原稿で書けそうなので出かけなかった。それで戻ってきたパソコンの調整と撮りためたHDDビデオを見ていた。
▼◇「世界最速のインディアン」ちょうど1年ほど前に公開されたが、短期間で上映は終わってしまった。しかし先日の朝日に、この映画に出てくる「ジンジャー・ビスケット」の事がエッセイで触れられていたので、再度WOWOWを録画して見た。主人公バートはニュージーランドの小さな町で小さなボロ家にひとりで暮らしている75歳くらいの男である。妻とは離婚しておんぼろな家に住んでいる。そして早朝からバイクを調整する爆音を轟かせたり、草がジャマだと行っては庭に火を点け消防車を呼んだりして、近所迷惑の行動をとっている老人だ。
▼彼の趣味はバイクの調整をすることで、かつエンジンのシリンダーを自作してしまうほどの凄腕のエンジニアだ。バートの夢は、アメリカのボンヌヴィルの大会で世界記録に挑戦することだった。船で自作の一見ロケットの様なバイク「インディアン号」を輸送するが木箱は壊れてしまっている。渡米するお金も2000ドル必要だが手持ちは1250ドルしかない。しかし彼の人柄に惚れている街の人々がカンパしてくれ、どうやら渡米できる。
▼そこでタクシーに乗って、ハリウッドスターが住む町を見たいとタクシー運転手に注文する。泊まるモーテルの受け付け嬢(実は男性)とも親しくなり、次々と人脈を広げ中古車を使って、様々なトラブルに見舞われながらレース場までバイクを運んでいく。途中車が故障したという軍人に出会う。途中まで乗せていくことになるが、彼はベトナムで「農場作戦」に従事しているという。農場作戦とは「農薬を撒く」作戦だという。休暇は2週間で、上官はすぐ戦争は終わると云っていると語る。しかしバートは「俺の時も上官はそう言っていたが何年も戦争を続けされられた」と彼に、戦場から無事帰ってくるように声をかけて別れる。この一言で映画監督の姿勢が伝わってくる。
▼つまりハリウッド映画は、意地悪とか根性の曲がった一癖、ふた癖もある人間だけが登場する。この映画の登場するアメリカ人は、困った人を黙っていられず、努力しようとしている人にはみんなで力を貸す善良な人々しか登場しない。レース場にたどり着くが、エントリーは締め切られていて、参加する事は不可能だと宣告される。しかも見たこともないようなボロ車で防炎対策を施した、ドライビングスーツすら着ていない。だが途中で出会ったレースに参加しようとしていたアメリカ人が、運営者と交渉して、「地球の裏側のニュージーランドから来たのだから、何とかしてやれよ」と口添えをする。そしてテストレースで無事走ることが出来ることを証明する。そして本レースに出場できる。彼が出した時速320kmの記録は未だに破られていないという。

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January 20, 2008

◇「ぜんぶ、フィデルのせい」を見る

Ajifly(大原で食べたアジフライ定食)
▼木曜日の夜だったが、某読者から「みんなで母べえを見に行こうかと思っているがどうか?」と感想を求められた。わたしは見ていないが、「あの監督は勲章をもらってから変わってしまった。それに主演女優はデビューしたときから演技力が、全然進歩していないから止した方がよい、それより『ヒトラーに贋札」にしたらいかがです」とご返事した。ところが昨晩11時メールを下さった別の読者が「贋札に行ってきたがとてもつまらなかった」とうおっしゃっていた。従ってきょうはこれを見に行くのは止める。
▼先週11日付けの「週刊金曜日」に佐高信が「ふたつの9・11」というコラムを書いていた。もう一つとはニューヨークより前にチリのアジェンデ民主政権がCIAに後押しされたピノチェト将軍によって倒された日なのである。この時も3000人近い人がクーデターによって殺害されたが貿易センターの様に大々的に、追悼の対象とはならずヤミからヤミに葬られてしまっている。そこで殺害された一人にギターを弾いて唄う歌手、ヴィクトル・ハラがいて拷問で両手を切断されてから殺害された。彼が唄った歌が「ベンセレンモス(我等は勝利する)」である。
▼◇「ぜんぶ、フィデルのせい」主人公アンナの家は舞台はフランスの中流よりちょっと上の家庭である。時代は70年でちょうどアジェンデ政権が誕生する直前だ。彼女は10歳くらいでカトリックの小学校に通っている。父は人権派弁護士で母はスペイン人で雑誌「マリー・クレール」の編集者のようだ。スペインではまだフランコが生きており、進歩的な人たちに対する弾圧や、チリへの援助などを行っている。そして母の妹は弾圧を逃れてフランスにやってきた。そんなこんなで父母は急に政治活動に目覚めたため、アンナはそのとばっちりを受ける。
▼父は何とかしてスペインの弾圧している人たちを助けなければならない。そしてチリで誕生しようとしている民主政権にてこ入れしなければと思っている。ところが家政婦は亡命キューバ人でフィデル・カストロの悪口ばかり云っている。父母はあるときチリ支援に行ってくると出かけるが、かえってくると父は髭ズラなのでびっくり仰天。フィデルファンになるとみんな髭を生やすのか、と思う。そして父母はチリの人たちを支援するには、こんな贅沢な庭付きに家に住んでいてはいけない、と狭い家に引っ越す。さらに娘が通うカトリックの学校には、「宗教の教育は受けさせないでくれ」と申し入れる。授業が始まると教師は「アンナ授業は受けなくていいから席を立ちなさい」という。この辺は君が代日の丸掲揚を強制したり、立たなかった教師をチェックする日本とは違う。着席、規律、先生に対する挨拶は軍隊式だが、親の意向を重視し、かつおおらかである。
▼両親の親は裕福でボルドー地方で大きなぶどう園を経営して大きな屋敷に住んでいる。アンナは「前の様な大きな家に住みたい。お爺ちゃんにお金を援助して貰えばいいのに」と呟くが、母に「そんな事出来るわけないでしょ」と一蹴される。そして父は「貧しい人を助けるには節約して、貧しさを共有しなければ」といい、「それより部屋の電気を節約しなさい」と云われる。アンナは、「お父さんや、お母さんの云うキョウサン主義って何?元の生活に戻りたい」とわめく。
▼引っ越した狭いアンナの家には髭ズラの男達が大勢出入りする。みんなフィデルのようで怖い。父母がいないとき彼らに「自由ってそんなに大事なの?」と疑問を投げかける。アンナは祖父の家を訪ねたとき、罠にかかったキツネが自分の足をかみ切って逃げた跡を見て愕然とする。その出来事と髭ズラの男たちの話を聞きながら、反発しながらも何となく「ジユウ」や「キョウサン主義」がおぼろげながら分かってくる。そしてアンナの家に集まった活動家は、「ベンセレンモス」を唄いながら、ラジオから流れてくるチリの総選挙の開票結果を固唾を呑んで聞き入る。そして51%という放送があると狂喜する。その場に居あわせた「アンナは勝利の女神だ」と。そしてアンナの母は「マリー・クレール」に中絶の自由を求める、350人余の人に名前を連ねたため、夫から「今は名前を出す時期ではない。まずいよ」と口論になる。
▼しかしクーデターの様子がTVで映し出される。M60戦車が大統領官邸を砲撃し、AK47とヘルメットを被ったアジェンデの最後の音声が流れる。「わたしは最後まで国民と共にある」。アンナは両親の意向でミッションスクールから普通の学校に転校することになる。父は「うまくやっていくことができるかな」と心配する。「大丈夫よあの子ならすぐ慣れる」親の心配をよそに普通の学校の初日。ミッションスクールと違い校庭のあまりの騒がしさに呆然とするアンナ。しかし子どもたちの手を繋いだ環の中にすぐ入っていくことができた。

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January 19, 2008

Y先生からお礼の電話が入る

Pasokon1(修理が終わって戻ってきたパソコン左と旧パソコン右)
▼1月6日早朝にいすみ鉄道の取材に行った事は書いた。わたしの手元にはまだ届いていないが、新聞に刷り上がっているらしい。それをご覧になったY先生から電話があった。早速15部買い求めて町役場などに配布するとおっしゃって下さった。今までわたしはこの新聞に20年以上関わって来たが、自宅まで電話が入ったのは初めてである。いすみ鉄道の車内での演劇の様子は往復40分くらいで100枚以上撮影している。何とかしてストロボは使わないで熱演している動きを出したかったのだが、それは成功したと思う。
▼昨日書きたかったことは実はNHKで木曜日の午後7時半から放映された「クローズアップ現代」の市民ファンドの事だった。だが録画はしてあったが見る時間がなかったのでかけなかった。市民ファンドとは、今まで話題になってきた村上ファンドとそれに類するお金の投資の方法に疑問を持った人たちが考え出したものだ。紹介されたのは2つはNPO法人で申込みがあった場合、専門家集団が判断してどんな仕事を始めようとしているのか。そして継続できるか、利用者に受け入れられるか検討する。検討するメンバーは税理士や弁護士をはじめ、様々な仕事の専門家が入っている。
▼この日お金を出そうとしている人は、今の世の中のお金の動きはおかしい。銀行にあずけるよりも、利子がつかなくても運用してもらいたいという女性が200万円ファンドに資金を出していた。貯金通帳も写されたが残金はゼロになっていた。投資対象となったのは古民家を改築して、民宿をしたいという青年だった。審査は無事パスして大工さんたちが改築作業を進めているところが写された。その民宿を経営しようとする青年は、「単にお金を貸してくれるだけではなく、仕事の掘り起こしについてもアドバイスしてもらって助かった」と語っていた。
▼第二は長野県飯田市のNPOでソーラーシステムに出資しようとする人を募っていたが、これは余剰電力を電力会社に売るところまで発展していた。ソーラーの設計からファンドに運用まで、講演依頼もかなりあるという事だった。こちらは電力を売る事と、エコに目がつけられて資金も億単位で集まっている。ちかくもっと大規模な数十億円集めた新しい計画をスタートさせている。
▼この番組ではないが、お金持ちでお金の余っている人は、海外旅行で香港にある投資会社(日本人が運営しているが外見は外人投資家となる)に持ち運びできる限界の100万円をゲンナマで持ち込んで投資を依頼している姿が映った。これなどはうまくいけば、銀行に預けるよりも投資会社の方が儲かるという、利己主義の運用である。しかしNPOのファンドに投資する人たちは利子はおろか、もしかすると元金だった危ない。しかし地域を活性化させるため、銀行が貸し渋りするなら自分たちがお金を出し合って、起業家を助けようという展望に立っている。こういう小さなNPOは全国に7つ程度らしいが成功すると、日本も未来も真っ暗だけではなくなてくると思う。

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January 18, 2008

ロボットから餅つきに取材対象変更

▼昨日は子育てグループの餅つき大会の取材で撮影だけ頼まれて現地に向かった。本当は某大学を中心として進められていつ、ロボット平和3原則の取材を担当することになっていた。ところが他紙に抜かれたというので、企画が急に変更になってしまった。取材するのはわたしで、書く内容と視点は当然違って来るはずだから、取材がかち合ってもよいと思うのだが、編集長がそういうから御意に従う。何年か前んきこの大学の研究者が平和的地雷撤去ロボットを開発したというので、取材に行ったことがある。その方は当時日本学術会議のその分野の責任者をなさっていた。最終的にはカンボジアから火薬を抜いた地雷を輸入して公開実験などをしていた。しかし現実にカンボジアを見た立場で言えば、陸上競技場や野球場のように地面が均一に平坦になっていれば別だが、ジャングルのようなところでは、あの7足歩行ロボットは何も役に立たないような気がする。
▼取材は会場の部屋が分からなくてちょっと慌てた。幸い担当者の携帯の番号を聞いていたので、事なきを得た。そのSさんは元キャンデーズの蘭ちゃんの若い時のような魅力的だった。わたしはキャンデーズの中でこの蘭ちゃんが一番好きだった。しかし彼女はそのご水谷豊と結婚してしまった。水谷は「相棒」などで大活躍して演技もとてもうまい。どうでも良いことだが、そういう経過があってわたしは水谷が嫌いなのだ。Sさんと別れ際に○○○さんを知っているとお話ししたら、「わたしはそのとき先生からパソコンレッスンを受けた」とおっしゃる。そのことはすっかり忘れていたが、世の中狭いものである。
▼先日定期通院したとき、クリニックの担当医に「来月○○○に出かける」とお話しした。すると「千駄ヶ谷にHという店があるから事前学習していったらよいですよ」と教えて下さった。実は担当医はわたしの病気の専門家ではない。小さなクリニックにしてはMRIや、鼻から入れる内視鏡があるなど最新の設備を備えている。だから専門的な話で突っ込むと、「あぁ分かった」などと頼りない返事が返ってくる。しかし雑談が好きなので相性が良いので気に入っている。
▼撮影取材をしている時、ショップパソコンのメーカーの担当者から電話がかかってきた。13日にパソコンを宅急便で返送しており、その返事だった。まず今までのオーディオドライバーを削除してから、再度インストールをするのだということで、ハード的なトラブルはなかった。18日送るので19日には到着するでしょう、という事になってホッとひと息ついた。いまはノートを使っているが動きが遅いし画面が小さいので色々不具合が生じて困っている。それにメルマガを送るための一斉送信リストがメインのパソコンに入っているが、20日の送信は遅れることはないと思う。

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January 17, 2008

米艦挑発は不法無線とは?

Kagamigaura(昔自殺の名所だった錦ヶ浦)
▼昼は時間があるとNHKTVにスイッチを入れる。ところが昨日は「歌会始め」とかで天○と○后の和歌を読み上げる様子を延々と流し始めたので、苛ついてチャンネルを6chに切り替えた。そこではケツケチを実行して10年間で1000万円貯めた人や、5年で2000万円貯めた人が紹介されていた。支出の多くは食費、光熱費の倹約なのだが、どうもマネすることはできそうにない。それと具体的に「家を建てる」とか目標がなければ出来ないように思う。それも若いウチなら暖房を節約するとか、水道代は蛇口を一杯に開かない等の方法をやっていたが、それをする事によって返ってストレスがたまるのではないだろうか?
▼2日前のニュースに私服警官がウェストポーチに拳銃と手錠それに特殊警棒をコンビニのトイレに置き忘れたという事件が起きた。ウェストポーチにそんなに多くの物がはいるのだろうか?似たような物を使って実験してみたが、かなり難しい。私服だから拳銃が小型ならば出来るかも知れない。しかし警察の発表というのは事実関係を隠していることが多いので、本当の事は分からない。
▼ついでに言うと佐世保の猟銃乱射事件でも、いまだに警察は「原因が分からない」と言っている。ところが現地のブログでは次のように指摘する人もいる。
1,警察の配備は、教会にいる事は掴んでいながらも突入する気配はなかった。
2,被害者のストーカーされていた話を警察は意図的に隠している。
3,自殺するなら朝でなくて、夜の方が合理的(法医学者 )
4,銃声がしたと言う情報が一部メディアに流れ、そこが自殺したらしいと言う憶測を流している
5,散弾銃で自殺する場合は心臓を射抜く(組織関係者 )
▼そして極めつけは昨日のペルシャ湾で米海軍の艦船とイラン革命防衛隊が一触即発状態になった事を米海軍が否定した話。昨日の新聞では「米艦挑発不法無線の声か」と米紙が報道したと出ている。これなどベトナム戦争の時の「トンキン湾事件」とまったく同じである。事件を否定した米軍の説明経過が海軍の軍事専門紙「ネービータイムズ」にでていますので翻訳してお読み下さい。ここでは「フィリピーノ・モンキー」というグループが船舶無線に割り込んで「脅迫メッセージ」を発していた可能性がある、と言っている。だが今はどこから来た音声なのか見当もつかないと言っている。日本の漁業無線ならばトラックのCB無線と周波数は同一である。しかし重要秘密を保持すべき軍事通信する米海軍の艦船と、レジャーボートと無線の周波数が同一という事は考えられない。それに海軍は最新のデジタルの秘話装置を使っている筈だ。だからイランが最初から言っているように「でっち上げ」というのが、最も正しと考えられるのだ。

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January 16, 2008

PACK3の実戦配備演習を嗤う

Kanitiomiya(熱海海岸貫一お宮の像)
▼昨晩のNHK1ch午後11時の「爆笑問題/日本の教養」をご覧になっただろうか?『鍵盤乱麻』メルマガでかねてよりご紹介している、「紛争屋」こと東京外語大教授の「平和構築学」が専門の伊勢崎賢治教授だった。伊勢崎の経歴はメルマガをご覧いただきたい。それで「平和は戦い」であると言い切る。アフガンでも軍閥が文字通り群雄割拠するところに丸腰で乗り込んで、武装解除をさせた。太田が「戦争はなぜ起きるか?」という質問に殆どは「個人のエゴからスタートする」と語る。それで戦争をする人間や武器はセクシーだ。しかし半面平和を推進しようとする勢力は未だにシンボルは「鳩だけ」という寂しさにも言及する。続けて太田は「伊勢崎さんもセクシーにならなければ」と突っ込む。たしかそうだ。
▼昨日の朝日夕刊の14面で小山薫堂が深澤直人に「たまには手紙で」で書いている。「なぜ人を殺すために生まれて来た道具は、どれもカッコいいのでしょうか?」と言っている。そして「戦争のイメージダウンキャンペーンのために、デザイナーが新時代の武器を提案してみる」という提案をしたらどうかと言う。
▼伊勢崎は自分は武装解除を成功させても、その後の処理には政治力学が働いてその後の平和展望に必ずしも望ましい結果とはならない事を嘆く。だが「平和、平和」と口で叫んでいるだけでも、平和が来ないことも事実であり、伊勢崎のように「日本が平和憲法を曲がりなりにも標榜しているから、自分のような武装解除の立場に役立つことができた」と語る言葉は貴重である。
▼そして昨日の夕刊ではパック3の実戦配備演習にともなう、事前調査が代々木公園などで行われた。NHKにうよるとパック3は都内では練馬や習志野の自衛隊基地に配備されているが、イザというとき間に合わないので配備にどれほどの時間がかかるか演習するとコメントしていた。わらってしまうのではこのコメントだ。つまり戦争というのは騙しあいなのだ。だから「敵」はあらかじめ「○○○を狙って撃つよ」などと公言することは決してあり得ない。しかも色々な文献を読めば分かるが、万一「敵」テポドンクラスのミサイルを撃ったとしても、穴が開くのはテニスコートくらいの面積だ。そして「敵陣地」から飛んでくる時間は10分程度だから、現実問題としては日本は直径20kmを網の目のようにパック3を配備しない限り、攻撃から身を守ることは不可能なのだ。そんな事を十分しりながら、パック3実戦配備の猿芝居をして、国民に危機感を煽る奴らの方が、よほど悪辣なのである。

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January 15, 2008

焼かれていないサザエの壺焼き

▼昨日現地(静岡県内)で見た朝日新聞によれば、全国で救急病院が現象傾向にあるという。救急病院を維持するには看護師を1人配置すると年間1千万円の費用がかかるというのだ。病院経営がうまくいかないところでは「救急病院の指定を返上する」しか生き残る道はない。実はわたしの実家でも、似たような話がある。市内には大きなK厚生病院があるが、そこに行くには車で15分ほどかかる。それで3つ村の中心部に色々な経緯があって「診療所」ができている。この3つの村の人口は推定で3000人くらいいるのではないかと思われる。そして診療所にはK病院から医師が毎日半日(正午打ち切り)だけ派遣されている。おりからの経費削減の一環であろうか、この診療所の廃止が俎上に上っているようだ。村人にとって徒歩でも、あるいは自転車でも通院する事ができる、この診療所がなくなってしまったらどうなるのだろうか?市の中心部まで歩いていくのは5kmもあり事実上不可能である。車や家族のない人は週に2回くる市の巡回バスを待つしかなくなる。しかし家族や身内のない人は見捨てられることになる。都心部では病院は選択の自由があるが、過疎地ではまさに命にも格差が生じているのだ。
▼ここではNHKのニュースしか見ることができない。それで13日のニュースを見ていると朝青龍が買った、復活なる、満員札止めになっとバ○騒ぎである。大相撲は人気が下がる一方であるし、初日は日曜日だったから満員になったのだろうと推測される。競馬も人気が低調で、中央競馬会も新しいファンクラブのようなものを作っててこ入れにやっきとなっているようだ。パチンコの同様。つまり景気の底上げがないかぎり、一般市民は娯楽に使うカネの余裕などはないのだ。
▼もう一つNHKではブッシュが中東訪問をしたのをきっかけにイランの核疑惑を大々的に取り上げている。しかしこれはアメリカ国内でイラクの他に第二戦線など開く余裕はなく、国内でもイラク核疑惑は疑問視されている。騒いでいるのはNHKのワシントン総局長で12chでブッシュの好戦戦略を後押しいている、日高某の「分析」を後押ししている報道姿勢と符合している。イラクの大量殺戮兵器が発見出来なかったことに口を拭い、NHKはまたその二の舞の過ちの道を進んでいる。
▼昨日の夕食に「サザエの壺焼き」を追加メニューを選んだ。そして夕食時にそれは皿に塩に盛られて出てきた。蟹を食べるスプーンと一緒に出てきたのだが、それを使ってもこじ開けることが出来ない。どうやってもダメなので仲居さんを呼んで調べてもらった。彼女は壺焼きを一組調理場に盛っていって「確認してくる」と言った。そして5分後、「やはり間違っていました。失礼しました」と言ってコンロと網を持ってきてくれた。仲居さんは地元の人だと言うし、それともこの旅館ではサザエの壺焼きを注文する人がいなくて食べ方が分からなかったのかとても不思議な気持ちなった。

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January 14, 2008

猫のタマサブローの事

▼既報のようにパソコンのオーディオドライバーはその後2枚のCDで次々と送られて来たが、いずれも該当しなかった。メーカーではその場合受取人払いで返送してくれというので、昨日送り返した。その間はこの旅行などで移動するとき持参するノートで運用する。大規模な故障ではないし、修理セーターは近いので今週中には戻ってくるだろう。それと昨年入れ替えた新品のプリンターの具合がとても悪い。こういう立ち上がりやデータを送ってから待たされてイライラする。こういうのは精神衛生状態上とても悪いのでこれも売り払おうと思う。
▼先日のトラブル個人篇だ。夜中に洗濯機の電源が使えなくなった。仕方なく洗面台のコンセントを使った。家族の部屋のエアコンが1ヵ月ほど動かなくなってしまっている。この冬この状態が続くのは気の毒である。それで友人A君を呼んだ。彼はパソコンの修理センターの近くに住んでおり、自転車で駆けつけてくれた。洗濯機の事は専用のブレーカーが落ちている事が分かった。そしてエアコンはリセットボタンを押したら解決した。コンセントがおかしいかと思って、ドライバーでこじ開けたのはバ○みたいな話だった。
▼そうしている間にもわたしが仕事で送ったメールの「添付ファイルが付いていない」という苦情が何件か入ってくる。そんなはずはないと思ってその点検に追われる。これは1時間ほどかかってすべてを初期状態に戻して解決する。そうしている間に間に合わないといけないので、必要な顧客にはデータをFDで郵送した。
▼A君がかつて20年以上前に飼っていた猫の名前は「タマサブロー」という名前だった。野良猫だったがいつのまにか彼の家に住み着いた。そして便利な事に屋根裏にいるネズミの駆除を始めた。多い日には一日3匹くらい獲ってきて、家族の前でいたぶって見せる。そのうち近所の評判を呼び、「タマサブローさんいますか。」と近所の人々がやって来るようになった。その理由は家にもネズミがいるから「タマちゃんを貸して欲しい」というものだった。だが猫は気分屋なので、それほど簡単によその家には行かなかった。ところが近所のお金持ちで毎日ご馳走(ネズミではなく山海の珍味)を与えてくれる家があり、そちらの家に住み着いてしまった。
▼景気の良いときはそれでよかったが、そのお金持ちは不良債権を掴まされて夜逃げ同様でどこかに行ってしまった。廃屋に残されたのはタマちゃんである。しばらくネズミでも残っていたのが、タマちゃんはその家に住み着いていた。ときどきA君が通り過ぎると白内障になった目を、まるで知り合いを見るような目つきで見ていたということだった。in 熱海

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January 13, 2008

◇「レンブラントの夜警」を見る

▼おはようございます。先日の漢字博士のクイズで「これが?」とメールを下さった方がいらっしゃいます。電車に乗ればお分かりになりますが、おれはニンテンドーDSのソフト「漢字博士のCM」です。もっと難しいのに挑戦したい方はそのようなサイトをご案内します。
▼先日は災難が次々襲ってきて、それを消しているとさらにそれを上回る災難が襲って来てほとほと疲れました。朝一番で某所にパソコントラブルに仕事として出かけました。パソコンの立ち上がりが遅くなったというのです。行ってみるとノートパソコンです。はっきり云ってノートは分解できませんから、もうメーカーに持ち込んでいただくしかありません。どのくらい遅いかというと立ち上がるまで30分もかかるというのです。わたしは我慢強い方ですが5分待たされた時点で修理を考えます。30分もよくもジッと我慢して待っていたものですね。それでウィンドウズの上書きをしようとしました。しかし3時間待ってもCDは途中で動かなくなり遅々として進みません。わたしにも抱えている仕事があるので、その後の支持をして、終わったらドライブからCDを取り出すようにといってかえってきました。それがさらにどうしても動かない。重要なデータが入っているから何とかしてと云って来るのです。何度も申しあげますが、わたしはもうデータの救出はやりません。○塚商会にお願いして下さい。パソコン1台買うくらいの料金が取られます。安価でやって差し上げると懲りないので、何度もやります。もはやわたしのパソコンはそういう仕事に対応しなくなってしまいましたので、依頼されても出来ません。あしからず。バックアップはわたしの場合、自動で1時間ごとに別のHDDに入れています。
▼◇「レンブラントの夜警」監督はあの難解で知られているピーター・グリーナウェイである。それを知っていれば行かなかったかも知れない。以前彼の「枕草子」を見て頭が痛くなってしまった。しかも劇中劇のような2時間半は長い。初日初回に行ったが途中で出て行って戻ってこなかったお年よりも数人いらした。つまり映画は平面的が描き方でメリハリがないのである。
▼レンブラントはご存知のように独特の表現技術を持つ画家である。彼は粉屋の倅として生まれ絵を描くようになる。所が肖像画で腕を振るい次々と依頼され冨を築くようになる。
そのうち彼の腕を見込んで大作の依頼が次々と舞い込んでくる。その一つがよく知られているこの映画のタイトル「夜警」である。アムステルダムの夜警といっても、実体は市民の自警団のようなものである。普通ならば記念写真や肖像画と同じだからみんな平等に描かれるのが、当たり前である。ところがレンブラントはここの某歴史美術史家の得意とするイコノロジーの手法を取り入れるのである。
▼つまり絵に物語り性を入れ、さらに登場する(依頼を受けた人物らが)人々が現実の世界でどんな悪い仕事をしたり、私服を肥やしているが知る限りを画像に表現したのである。それが依頼者の怒りを買うことになる。彼らは「俺は地位が上だからもっと目立つところに大きく表現されてしかるべきだ」と言い張るのである。
▼さらに最愛の妻サスキアが子どもを残して死亡してから、彼は落胆して葬儀の場で墓穴に身を投じようとするくらい嘆き悲しむ。とうぜん小さい子どもがいるので、乳母に手を出して彼女と懇ろに中なる。しばらくの間は彼女と狂ったような愛欲の世界におちいるのだが、世の常として数年して飽きてしまい、次々と別の下女たちに手を出すようになる。
▼一方絵の世界では「夜警」が構図としては優れていたのだが、依頼者たちの顔が全部きちんと描かれていなかったり、光が当たっていない等の不評を買い「焼き捨てろ」とか「レンブラントの目を潰してしまえ」というほど荒れ狂う。流石光りを使った芸術家であるレンブラントも、自分のプライドをかけて描いた作品だが、攻撃にすっかり落ち込んでしまう。そしてレンブラントは私的にも、自分の使用人以上の女性には手を出さなかったと、映画の最後にその言葉が出てくる。想像するに彼は最後まで彼は粉屋の倅というコンプレックスを捨てきれなかったのではないかと思われる。そして失意のうちに彼は生涯を閉じる。

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January 12, 2008

朝から新宿で封切りの映画に行く

▼お早うございます。という訳で更新は午後3時過ぎになります。見に行った映画は高島屋の中にある映画館で「レンブラントの夜警」である。その内容は明日書く。とにかく人は来ないと思ってたかをくって行ったら、10分前で50人余の行列が出ていたので慌てた。昨日のアフリカ縦断の話。大学生はMAYU22歳、フリーターのTAICHI30歳、元公務員のYOKOは30歳だった。キリマンジャロに登ったのは男性3人で日本人はTAICHIだけだった。高度が5900mもあるから高山病にならないようにゆっくり、しかも3000mを越した地点にある山小屋では高度に慣れるため3泊もしていた。上らない人たちはモザンビーク沖にある島でホエール・ウオッチングや、シュノーケリングをしていた。昨晩は喜望峰まで行くのだが、,MAYUちゃんはザンビアに来ている友人のツテで、JICAで働く斎藤さんという女性を訪ねていた。。斎藤さんの仕事は現地の女性の自立を助ける仕事だった。離婚したり夫の暴力一人暮らしをしなければならない女性にミシンを貸し与え、パジャマのような着物の型紙を作って縫う技術を習得させる。ミシンを覚えさせると、自力で縫うことができるようになる。さらに出来たものを販売するのは、JICAから派遣されている女性の役割で、日本円で7000円位なる。
▼自立出来るという事は彼女たちに自信とプライドを与えることができる。さらにJICAの女性は乳幼児の死亡率を下げようと、家庭訪問をしている。ここで彼女が持っている栄養士としての資格が生きることになる。この国では乳幼児の死亡率が18%だというからかなり高い。その理由はおそらく水道もないというから、衛生状態と貧困から来る貧しさで栄養となる母乳や食料を与えられないのだろう。JICAの女性は幼児の健康状態を調べるために木に計りをぶら下げそのヒモに子どもをぶら下げ体重を記録していくのだ。MAYUさんが「寂しくないか?」と聞くと、JICA派遣の女性は「1年くらい寂しくはなかったが、日本人が誰もいないので無性に日本語を話せる人と会話がしたくなった」と云うことだった。この話を聞いて、むかしオーストリアに滞在している女性が、「とにかく日本語の字幕の映画を見たい」と話していたのを思い出す。
▼この114日間のアフリカ縦断旅行はネットで(当然日本語サイトではない)で世界中から集まって施行されている。一人おおよそ50万円という費用だという。50万円はなんとか工面しようと思えば借金しても作ることは可能だが、まずわたしの場合4ヵ月も休暇を取ったら仕事がなくなってしまう。見ていると途中のケニアから参加したわたしと同じ年齢のカナダ人もいたが、仕事はペンキ屋だと云っていた。帰国すると家事が山のように待っている。ただ「世界旅行だけは妻が許可してくれるので、どこにでも行く」ということだった。ケニアから参加すれば砂漠を横断するという、苛酷な旅の部分はなくなるから楽かも知れない。

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January 11, 2008

NHKアフリカ縦断114日のTVを見る

▼火曜日からNHKハイビジョンで「アフリカ縦断114日」という2時間番組を連日放映している。トラックを改造したバスに世界各国の観光客を乗せ、エジプトから南アフリカ連邦の喜望峰まで回るというツアーだ。寝るのも砂漠の上直にシェラフを敷いて雑魚寝、食事もグループで全部自分たちで作る。しかも砂漠だから、スープにも砂が入っているのでサンド・スープだと笑っている。風呂やシャワーにも1週間から10日入れないで、着た切り雀という苛酷なものだ。その20人ほどのグループに日本人が3人入っている。22歳の大学生の卒業旅行、レストランに働いていた30歳の男性、そして市役所を退職した32歳の女性だ。昨晩の放映ではようやくキリマンジャロに登るところまで来た。
▼卒業旅行の女子学生はアフリカの貧困の原因を知りたくて参加したという。彼女の在学する学校にはケニアからの、留学生がいて家族を訪問してビデオレター(厳密に云うとDVDに焼いて)パソコンで見せていた。在日している彼は目が不自由なのだが、学友に助けられて楽しい学生生活を送っているようで、家族は涙を浮かべながら見ていた。
▼赤道直下を通過するときは、赤道とマークされたところに一人の男がたたずんでいる。そして一つの手品のような物を見せる。赤道ラインから北に10mほどあるいて漏斗に水を入れて下の缶に落とす。すると水に浮かべた小さな割り箸のようなものは時計と逆回転する。そして赤道ラインから南に下がって同じ事をすると、時計回りになる。そして赤道直下では…針のような物は真下を指して回らない、というのだ。どうもこの10m位でそんな影響はを受ける筈はない。それはおそらくマジックではなかいと思われる。だがその青年は赤道通過証にスタンプを押して売っていた。
▼昨日電車の中で見た漢字クイズをご紹介する。5分ですらすら解ければあなたは、まずまずの漢字博士であろう。
1)景気フヨウ政策
2)年老いた親をフヨウする。
3)本のカントウを飾る言葉
4)力士にカントウ賞を贈る
5)窓にハイキ口をつける
6)産業ハイキ物適正に処理する
以上、健闘を祈ります。これには賞品は出ません。

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January 10, 2008

NHKFMの音声が突如途切れる

▼昨日午前11時半すぎNHKFMを聴きながら仕事をしていたら、突然音声が途切れてしまった。ボリュームを上げても何も聞こえない。すわクーデターでも起きたかと思って、NHK第一に切り替えたら、何の異常もなくアナウンサーの声が聞こえてきたので、一安心した。もしクーデターなどが起きると、わたしなど真っ先に警務隊によって拘束されてしまうから、逃げる事を考えなければならない。その後分かったことは原因不明の事故で、15分から20分くらい音声が出なくなってしまったという。
▼音声ついでにもう一つ。新しいパソコンを全フォーマットしたら、これも音声が出なくなってしまった。フォーマットしてウィンドウズを入れ替えてから、ドライバーを入れるのだが、オンボードだからカードやUSB-2のドライバーはすべて認識した。しかし音声ドライバーだけ最後の瞬間止まってしい、何度やっても同じだ。このドライバーが使えないと、インストール出来ないソフトがいくつかでてくる。一つは携帯のメモリー管理ソフトで、インストール不能。もう一つはICレコーダーのデータ管理ソフトも使えない。
▼昨日書いたいすみ鉄道の2000字程度の原稿なら、メモはとるが書くときそれらは一切見なくても書くことはできる。(念のため一言いうと、ブログに書いたのはメモで、実際の原稿はあれを推敲している。)メモの他に念のため云った云わないという問題が出てくるとまずいので、相手が大物場合はすべてICレコーダーを回しておく。録音したものは1年間くらいはパソコンに取り込んで保存しておくのだ。
▼それでメーカーの九×●電気のサービスセンターに午後6時頃に電話したが、話し中だった。これでは埒があかないので、一旦電話を切ってメールで相談した。すると1時間弱で返事が来た。ドライバーの入っているCDにミスがある可能性があるので、きょう送るということだった。このサポートセンターは隣の区にある。いざとなったらバスで持っていけば良い。前のパソコンのように山口に組み立て工場があるK社では時間がかかってどうしようもない。前回の反省はどんなに性能が良くても家の近くの秋葉原以外ではショップパソコンは買わない方が賢明である、という事に気づいたのだ。
▼先日ある人から、テープ起こしのデータを、講演してくれた人に見せようという事になった。連絡をとったらメールで原稿を送ってくれといわれた。しかし身近にメールやパソコンの出来る人はいない。元のデータはワープロ専用機なので、データを変換する方法が見つからない。何とからなないか、と頼まれた。行きがかり上、スキャナーで読みとれば出来るとご返事した。ところがやってみると、誤変換などもあって30ページ分を一々点検しなければならないので、丸一日も時間がかかってしまった。こういう無料のお手伝いは今回限りで止めようと思う。
▼キリ番のプレゼントのご案内。今後11万番までは前後賞はありません。ブログのキリ番はクリアファイルの「粗品」程度になりますので、あまり期待しないでください。こちらも前後賞はありません。

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January 09, 2008

9日朝のラジオで報道されたいすみ鉄道

Chouchou(列車を待つ大多喜町長、いすみ鉄道社長を兼務)
▼今朝9日のTBSラジオで7時45分の「現場にアタック」は先日取材に行った、千葉県夷隅郡を走っている「いすみ鉄道」の事だった。先日もインタビューに答えて社長(大多喜町長)はいすみ鉄道の社長を公募したところ、6日の時点で県の内外から87名の応募があったという。今朝は本日の消印有効ですでに110名を超えているという。それだけ関心の高さを示している。
▼国鉄木原線がいすみ鉄道になってもう10年以上経過している。わたしは当時の国鉄労働組合(国労)20年以上前にが「木原線廃止運動」をしていた頃からこの線路に関わっている。いすみ鉄道になってから大型バスに車輪をつけたような軽快な車両に代えられている。このいすみ鉄道の重要な客層は、大多喜にある大多喜高校と大多喜女子校の生徒たちだった。ところが大多喜女子校は廃校になってしまい、乗客は減る一方である。そして昨年10月末に開かれた、千葉県と地元夷隅市四市町で構成するいすみ鉄道再生会議では赤字は続いているが、あと2年は上下分離方式にして赤字が減るかどうか見極めるという結論を出した。第三セクター方式の運行が全国で廃止が続いている中で、この2年間延長は画期的な事である。
▼上下分離方式とは何か。下は線路、車両、プラットホームなどのインフラの整備に年間一億円前後の公的補助を支出する。そして上は乗客の増加を計るための計画であるというものである。一度でもいすみ鉄道に乗車されると分かるが、朝晩の高校生の数はかなり多い。その時間が過ぎると始発の大原まで通院しているとおぼしきお年よりの数が増える。このいすみ鉄道は過去から現在まで一貫して生活路線なのである。6日朝大多喜駅を下りたときも行商する人たちの背負い籠がプラットホームの片隅に置かれていた。
▼このような乗客減少に歯止めをかけようと立ち上がっている人たちの中に地元大多喜高校演劇部の生徒さんがいる。昨年に引き続き、今年は第二弾で列車の中で芝居を上映する事を決めた。それはいすみ鉄道と演劇部の「夢のコラボレーション」を銘打って動く列車の中で演じる「走る芝居」だ。今年の演目は創作演劇で一部は「笛吹き以蔵」だった。この一部は大多喜から上総中野で折り返す列車の中で上演され、大多喜に戻る。2部は大多喜から大原まで往復する列車の中で上演された。記者はインタビューを控えていたので、一部だけを観ただけだ。そのあらすじは人を斬り続けた少女オカダ以蔵がいる。その少女が兄をかばって人を斬ってしまうのだが、人を斬り続けても心は満たされない。そこに現れたのは坂本リョーマ。坂本は以蔵を口説くのだが…という奇想天外なものだった。
▼その後忙しい時間を割いて田嶋隆威大多喜町長さんが、インタビューに応じてくださった。再生会議は2年間で赤字を減らすように答申しているが、現在1億3千万円ある赤字を2年間で1億円まで減らしたい。昨年JR千葉が観光キャンペーンをしたが、その結果このいすみ鉄道に乗ってくださる観光客が増えている。大多喜町としては地元の観光資源である、菜の花からレンゲ、タケノコ堀などをアピールして乗車するお客さんを増やしたい。またいすみ鉄道の社長を公募したところ、県の内外から87人の応募(6日現在、ラジオによると9日には110人を超えた)あった。そういう意欲的な人たちの力も借りたいし、社内には吊り広告がないんので、そういう広告収入を増やして行きたい。再生会議ではバス代替案も出た。しかし一度に600人の高校生を始業時間に間に合せて運ぶなど安全性の面から行っても鉄道以外には考えられない。現実にJR北海道の DMV(デュアル・モード・ビークル)も視察に行って乗ったが、乗客を運べるのは30人くらいでバスを補完する程度のものではないことが分かった。何としてもいすみ鉄道の赤字を少しでも減らして、前向きに存続させるため力を尽くしたい。
▼列車の中の演劇で見得を切る場面になると、生徒と乗客と一体となった拍手にはその再生に向けた確かな手応えと力強さを感じた。
▼しかしヒラリー・クリントンの伸び悩みなんて新聞やTVが彼女が涙を流している場面を写してはしゃいでいる。なぜ人気がないか彼らは真剣に考えているのだろうか?4年前ヒラリーは「国民皆保険」をキャッチフレーズにして上院議員になったが、その公約もどこかに行ってしまった。おそらく保険会社からの献金などでぽしゃってしまったのだろう。そういう自分の公約したことに責任をもたない人が国民から見離されるのは、日本もアメリカも同じことなのである。つまり自分やってきた事を振り返ってみれば分かるのだ。

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January 08, 2008

事件は起きても包丁は規制対象外の怪

▼包丁を3丁も買って人を傷つけた少年の事が報道されている。この記事を見て誤解されるかも知れないが、警察はなぜ「包丁の販売を禁止」にしたり、免許制、あるいは保管を厳重にするか考えないのだろうかと思う。人を殺傷するという点で見れば銃も包丁も同じである。ここにわたしは警察に「刀狩り」と同じ「銃狩り」の意図を感じる。本日朝から多忙、以下午後3時頃の更新を待たれよ。
▼昨晩のTVを見ていたら、「主治医が見つかる」という特番をやっていた。現象だけ見ると自民、共産、社民の各党が一致して、欧米のような主治医というシステムを作る事に反対していた。その中でもデープ・スペクターが以下にアメリカの医療制度が優れているか熱弁をふって失笑を買っていたことだ。彼の仕事は日本の番組を買ってアメリカに売ることらしい。しかし彼はマイケル・ムーアの「シッコ」をみていないのだろうか。カネのある人には良いシステムかも知れない。しかし医療費を払えない人は、貧乏人を観る義務がある病院の前に捨てられていく。映像では姥捨て山のように路上に本当に捨てられて行く人が映っている。そして普通の人でも医療費が安い隣のカナダやメキシコまで治療に通っている。
▼もう一人脳外科の神の手を持つという世界的に有名な福島医師は、医者は日本では過剰だと言い切る。しかしそれはカネになる脳外科や精神科の医師が6000人もいるというだけのことで、他の出席した医師から失笑される。福島は千葉県長柄町に脳神経外科専門の塩田病院附属・福島孝徳記念クリニックという自分の名前を冠した病院を昨年10月にオープンさせており、その施設はたしかに凄い!カネになる専門分野には医師は集まるが、産婦人科はじめ、大阪で病院をたらい回しされて死亡する事故は多い。人間の命は平等だとかけ声ばかりだ。この医療制度をきちんと考えていかないと、地方と東京近郊の格差は開く一方だ。
▼また自民党の平沢はイギリスの医療制度の事を、自分がかつて住んでいたことがあると、もっともらしい事を云っていた。しかしまず、イギリスは医療費が無料である事を云って欲しかった。

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January 07, 2008

取材先であった映画好きのY先生の事

Nanakusa(春の七草、向島百花園で)
▼新年早々仕事が目白押しなので、息切れしないように気をつけなければいけない。昨日の朝日に加藤周一と上野千鶴子が対談していたが、さすが加藤の分析はすぐれていた。福田首相については「右よりの勢力とも手を結ぶし、そうでない人たちも取り込む、福祉社会的思想、社民的思想を政策体系の一部に取り入れて」、「日本式サルコジ内閣」だとする。そして「儒教的家族主義の破綻は介護保険だけでなく、社会のいろいろなところに現れている。(もし介護保険が成功すれば)世界に向けて発信できる一つの価値観になると思う。仏教も儒教のキリスト教も信じない、でも有効に機能する社会秩序を作り出すことが可能だ、と。」現実にこのような思想や宗教の問題に立ち入って日本の将来を考えている政党はないと思う。そして加藤の云うように単純に実現する可能性もないと思う。しかし日本の現在の政党には欠如している指摘だと思う。
▼昨日の取材は金曜日までには記事にまとめなければならない。取材余話を一つご紹介しよう。昨日は外房大原から出ている第三セクターのいすみ鉄道の取材だった。6日にいすみ鉄道の車内で、地元大多喜高校の演劇部員が芝居を上演するという。そしてこのいすみ鉄道の社長であり、大多喜町長がインタビューに応じてくださるというので出かけた。もしかするとこの大多喜である人に会えるかと思っていた。大多喜駅で特別に一両連結された上演列車をホームで待っている時、携帯で連絡を取っていた町の某課長と会うことができた。そして列車に乗り込もうとする瞬間、ある人Yさんとばったり出会った。Yさんは地元の元高校教師でわたしは20年来のつき合いがあった。そして「新聞の映画紹介みてますよ」と云われた。そう、このY先生もまた無類の映画好きで現役の時はわざわざ東京まで出かけてくるほどだった。そして元生徒が新年で自宅を訪ねてきてとき、昨年のベスト2として次の2作品を上げたとおっしゃった。それは「善き人のためのソナタ」と「題名のない子守唄」だと云う事でホッとした。これは5日にお送りした、わたしのベスト10にも入っている。この大多喜にもわたしと同じ考えの映画ファンはいるのである。
▼昨晩101000番が出ました。これはわたしが踏んでしまい鵜の目さんが1001番でした。ブログも今のアクセスが続くと10日ほどで4万番になります。『鍵盤乱麻』メルマガが届かない方のためにデータベースに08年1月1号を入れましたのでご覧下さい。メーラーが正常になるまでこれでご覧下さい。
200801062118000

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January 06, 2008

メルマガ大量に返送される

▼昨晩メルマガをお送りしました。ところがおそらくニフティの迷惑メールストップシステムか何かの都合で大量のメールが返送されてきてしまいまいした。わたしも今朝7時から特急に乗って取材なので個別の対応はできません。恐れ入りますが、まだ届いておらず、なおかつ「ぜひ読みたい」という方はご一報下さい。今晩7時頃にはお送りします。どうぞよろしくお願いします。
▼いつも乗っている鈍行電車をプルーの「わかしお」で、滑るように外房に向かって行くのは快適である。10年ほど前だったか小泉今日子が唄っていた。「潮風か吹いてくるー」というCMで。現金を持ち歩かないから、駅の指定券売機で買おうとするが、大人の旅はきょう1月6日まで使えない事になっている。座席に座ってヘッドフォンステレオをランダム選曲にすると沢田知加子の「会いたい」がいきなり聞こえて来た。「今年も海へ行くって、いっぱい映画も観るって約束したじゃない」まるで、単独取材行だが、まるで今日のわたしみたいだ。朝刊を見ていたら、9月に行った島原鉄道の事が出ていた。ここも島原駅から南側が8月で廃止になってしまうのだと言う。今日の取材もそれと同じ様な、内容である。わかしお号はいま千葉駅を発車する。
(mobile)

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January 05, 2008

HDDを全フォーマットする

Yanagawadon(昨日食べた深川丼)
▼やるべき雑用は山ほどあって、しかも原稿の締め切りも次々やってくる。明日は某自治体の首長さんが会ってくださるということになった。昨日はその秘書のようなことをなさっている方から時間のつめについて再三連絡があった。隅田川七福神めぐりを終えて自宅のポストを覗くと一枚の年賀状が入っていた。約1年ほど前にパソコンメールが戻ってきてそれっきりになっていたかたからだった。携帯メールのアドレスが記入されていたので、「.」ドットが変な場所にあって疑わしかったが、5回ほど送り直してみたら、最後に正しいアドレスに辿り着いた。返事はすぐかえってきた。Webの『鍵盤乱麻』が発足したころ、かなり一生懸命投稿してくださったり、海外旅行の風景の写真などを提供してくださった方だ。
▼パソコンの方は31日から着信ができなくなった事は書いた通りだ。3日間ソフトの影響だろうかとか削除にインストールをくり返したがどうしようもなかった。プロバーダーのQ&Aのページをプリントアウトしてみたがどうも分からない。昨晩もうこれ以上時間を無駄にできないし、仕事が本格的に始まると不自由で困る。それで夕べ午後8時頃からHDDのフォーマットを初めて、一応基本の状態にドキュメントが戻ったのが午前1時頃だった。思えば随分通り道をしてしまったが、データは一つも失われなかった。現時点でうまく行かないのは、ドライバーディスクにあるオーディオ・ドライバーがどうやっても認識しないことだ。これは急がなくてもよい。そんな調整をしていて午前中にブログを更新する事ができなかった。

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January 04, 2008

TBSの底の浅いローマものとNHKの違い

▼朝7時から出勤のため朝は書きません。久しぶりに朝早い総武線に乗りこむと、電車の窓から入ってくる大陽の日差しがまぶしい。目が痛くて本が読めないくらいだった。明日締め切りのメルマガに載せる本は少ないな。どうも家にいることが多いと怠け者なのでついTVに目が行ってしまう。わたしはこの30年間大体仕事始めは4日にして、お得意様を回ってきた。来週月曜日にしても、誰も文句を言う人はいない。しかし日曜日の取材から、月曜日は別の原稿締め切りが待っている。しかもきょうの仕事始めでジャンジャン予定が入ってくる。出来る仕事はなるべく早めで終えないと後がつかえているのである。
▼幸いというか、今日の午前11時に隅田川七福神めぐりの日程を入れてしまった。だからお得意先を回るため、かなり早く家を出た。そしてそれを全部終えて振り出しに戻ってこないとまずい。だから朝だけで合計7kmくらいを走るように駆けめぐって時間ギリギリで出発地点に戻ってきた。電車の中でご一緒する予定のS先生と偶然出会うことが出来た。予定通り2時間で全部回り終え解散地点に近い所に「深川丼」専門店があったので入った。どうやらマグロの専門店で親父さんは千葉の出身らしく長嶋という苗字で調理師免許が掲示してあった。それに千葉の地酒の大きなポスターも貼ってあった。メニューには「ひれ酒」というものあった。なにせお酒好きのSさんの事である。同行したMINさんも不承知の筈がない。午後1時から酒盛りが始まってしまった。わたしの飲みたかったが、昼間から強い酒を飲むのは健康上まずいのでビールだけにして帰ってきた。
▼昨晩はTBSでローマものを放映しており、NHKハイビジョンでは前日に続き、ローマの遺跡発掘ものを放映していた。両者を比較するとTBSはエンターテイメントである。たとえばコロシアムに行って、剣闘士の事を説明すると、アカデミー賞を受賞した作品を説明し、殺し合いであるのにその説明は一切なくまるでスポーツのように紹介する。しかしNHKハイビジョンは青柳正規東大教授があるみかん畑で発掘された50体くらいの骨を分析解説する。それによれば頭蓋骨に傷があるのはこの骨が剣闘士のものである証拠だという。そして大腿骨なども普通の人より強靱であるとする。それは貴族の娯楽と見せ物としての剣闘士は、美味しい食事を与えられて相手が死ぬまで徹底的に戦わなくてはならなかった。そして骨に筋肉の跡が残っていることも解説する。所詮ローマの繁栄は奴隷によって支えられたものであるわけだが、わたしはハンナ・アーレントの解説本を読んでいないのでいい加減な事はかけない。それにローマは現在のルーマニアまで領地を伸ばしている。目的はルーマニアの金鉱を採掘することだ。しかし出兵と、それにともなう建設費用を計算すると、トントンであり、出兵は無意味であった。そのときの皇帝はそれに気づいて、撤兵させようとするが元老院の5人が反対する。皇帝はそれらを粛正するのだが、金持ちが皇帝を「弱気だ」と攻撃するがそれに太刀打ちできなかった。etc,etcである。
▼6日(日)は早朝から特急電車に乗って大物取材です。

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January 03, 2008

◇「日曜日には鼠を殺せ」を見る

Kaminarimon(浅草雷門)
▼昨晩午後11時も過ぎたのでもう寝ようと思っていたら、NHKハイビジョンの再放送で「ローマ皇帝の歩いた道[前]海を制したアウグストゥス」繁栄の秘密▽地中海各地の巨大遺跡という番組をやっていて青柳正規東大教授が現地を歩いて解説していたので、ついつい見てしまった。場面はちょうどチェニスに渡った場面で、アウグストゥスがなぜチュニジアを重視していたか。そしてハンニバル率いるカルタゴを破壊して、その上に新しい都市を建設したのか。その目的と山奥まで水洗トイレなどが完備していた姿にはただただ驚かされる。つまる所紀元前数百年前でもローマでも飢饉がいつ起こるかという危険を常に抱えていた。そこでローマはアフリカの穀物と600m離れたチュニジアから積み込んで持ってくる必要性を感じた。その拠点港として目をつけたということだ。それと文化の融合という事を常に考えていたのはオスマントルコと同じである。たとえば建物の様式はローマ風だが、高さに特徴を持たせて、チュニジアの様式を取り入れる事で、当地の人々のプライドを全面否定しないよう、配慮していた。NHKでは前日も旅番組としてチュニジアを2時間取り上げていて、つい見入ってしまった。
▼◇「日曜日には鼠を殺せ」64年の映画だが暮れにWOWOWで放映されたので録画して見た。1936年のスペイン市民戦争は3年後共和国政府(反フランコ派)派の敗北に終わる。共和国政府を支持する勢力は世界各地から派遣されていたが、主人公マヌエルも、ピレネー山脈を越え、武器をフランス政府に泣く泣く引き渡して亡命する。スペイン国内ではマヌエルを逮捕することを生涯の目的とする、警察署長ヴィニョラス(アンソニー・クィン)がいる。もう一人若い神父がいて、彼は病院に入院しているマヌエルの母の瀕死状態の床に呼ばれ、息子宛一つの伝言を頼まれる。それは「署長が息子の命を狙っているから決して帰国してはいけない」というものだった。
▼神父は署長から「何か伝言を頼まれなかったか?」と脅される。しかし神父は「云うことはできない」と拒否する。日本人のわたしなら「何もきかなかったよ」というのだが、正直な聖職者はそうとぼけることはできない。神父はフランス国内に入ってマヌエルと接触しようとするが、それが果たせず知り合いの少年に手紙と伝言を託す。しかしマヌエルが、スペインに帰国する事を嫌った少年は手紙を破り捨てトイレに流してしまう。そしてマヌエルは意を決して、どうしてもスペインに帰ろうと決意する。だがこの時点でマヌエルは母の死も警察署長の罠も知っている訳だから、なぜそれまでして帰国しようという気持ちになるのだろうか?
▼スペイン国境を越え、昔の闘士に会って、「あれを掘り出してくれ」と頼む。土の中から出てきたのは20年前に使っていた武器である。真っ暗だがシルエットからステンマークⅡマシンガンと、モーゼルミリタリー拳銃だと分かる。そして母の遺体を一目見ようと病院に乗り込むが、多勢に無勢で警察隊に包囲され殺害されてしまう。署長は部下に「署長おめでとうございます。長年の恨みを果たすことができましたね」というお世辞を聞きながら、マヌエルの死体を見て呟く。「母が死んでいるのを知りながらなぜ帰国したのだ」と。
▼この作品は60年代のハリウッドで作られているのだが、今では到底考えられないことである。突き詰めて考えるとマヌエルは母の死と署長の罠を知りながら帰国した理由を再度考えてみる。映画のトップシーンでピレネー山脈を越えるとき彼はフランス軍に銃を渡す事にかなり抵抗して、仲間に「こうするしか方法はない」と説得されている。つまりマヌエルは最後に自身が行った行為を勝ち目のない戦いに挑むことによって、かつての武装闘争に決別し自己否定する生き方を見せているのではないかと思った。原作のタイトルは「蒼ざめた馬を見よ(Behold the Pale Horse)」だったが映画では「Killing a mouse on Sunday」となった。面白くて2度も見てしまった。
▼七福神を枕の下に入れるのを忘れ、悪い夢を見てひと晩中うなされていた。

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January 02, 2008

TV「相棒」に現実の警察の願望を見る

Sitifukujin(昨日頂いてきた隅田川七福神、プリントアウトして今晩枕の下に入れて良い初夢を見よう)
▼昨日は元旦にしてはめずらしいアクセス数になった。喪中のご連絡を差し上げたにもかかわらず7人ほどの方空年賀状をいただいた。個人の方には別途お送りしなければと思っている。31日からなぜかアウトルックでのメールの受信ができなくなってしまった。一応携帯には着信連絡が入るので、そのたびにWebメールにアクセスして読むようにした。そしてウィンドウズの入れ替えとか、マニュアルの手順に従って、あれこれやってみたがうまくいかない。きょうはこのブログが書き終わったらアウトルックを削除して入れ替えて見る。
▼昨晩10ch系の「相棒特番/寝台特急カシオペア殺人事件」を見た。上野から札幌に向かう密室のカシオペアの中で起きた殺人事件を解決するのだが、事件は二転三転して結構面白かった。しかし、しかしである。最後に事件が解決して公安の監察官が官房長との会話が次のようなものだった。大河内監察官は今の日本の警察のように、警察、公安警察、そして公安調査庁が一緒にした日本版NSAを作る必要を力説する。そして岸部一徳演じる官房長が、それを容認するような発言をすることだった。日本の利権をバックにした警察機構が、どんなに組織を統合して二階建て、三階建てにしても問題は解決しない。さらにゴールデン・ウィークには相棒ムービーが公開され、そのテーマは「爆弾テロ」である。何からテロ特措法成立にやっきとなっている国家の動きと一緒になって、とてもきな臭い。
▼そして今朝TBS午前7時TVの再放送で「一秒の世界」でカンボジアの地雷問題を取り上げ、俳優の加藤晴彦が現地に行って地雷処理の場に立ち会っていた。そこで登場したのは元自衛隊員という処理隊長だった。宴会とゴルフで自分の老後の安泰な道を選ぶことに必死になっている守屋のような人物もいれば、身体を張って亜熱帯のカンボジアで処理に携わっている元自衛隊員の姿に、軍人としての身の処し方に好感を覚えた。そしてわたしも行った地雷博物館のアラー・キーさんも登場して、被害に遭った子どもたちの自立を支援している様子が描かれていた。

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January 01, 2008

紅白でヒットした、いくつかの歌に想う

Kurohimweeki(栗姫駅)
▼みなさんお目覚めであろうか?本年もご愛読よろしくお願いしたいのであります。昨日は午後から渋谷方面に出かけた。理由のひとつは玄米餅買うことである。我が家は普段もご存知のように全て玄米食なので、当然正月に食べる餅も玄米餅でなければならない。近所の菓子屋さんを除いても五穀米餅や、海苔を混ぜたものは発売していたが、五穀のなまこ状態になったものはあったが、目的のものはなかった。一日早ければ、昨年のようにク○ヨンハウ○で伸ばした状態の餅を買うことができたが、今年はもう閉店している。そこで表参道駅前にある、○チュラ○・ハ○スにした。見当をつけていったら確かにそれはあったので、3パック買った。しかしこの店に来るご婦人はみな独特のスタイルである。それは映画の岩波ホールにいらっしゃるみなさんと共通している。詳しくはかかないが、そう言えばお分かりいただけると思う。それから歩いて渋谷へと出る。WAを脇目でみてオフィス・デポで必要なものを一つ買い、○谷東○でまた必要な無添加のパンを仕入れる。
▼だがわたしの、目的はこれだけでは終わらない。混雑している秋葉原で下車して目的の店にある事を聞きに行く。近くにいたのは女性の店員さんだけなので、ちょっと心配だったが、それほど技術的な事でもないので、お聞きすると実演して見せてくれた。うーむこうやるのか?自宅ではどうやってもうまくいかないけどとりあえずお礼を云って帰ってくる。郵便ポストの中には、沖縄方面の離島で新聞社の経営をしている友人が、年末から元旦まで1週間分くらいの新聞をわざわざ送ってくれた。おそらく喪中のハガキを送ったので、年賀状代わりに送ってくれたのだろう。元旦号も全76ページだが、トップ見出は「サンゴ礁保全に一斉行動へ」と海中写真が添えられていた。そして第二特集はこの島で「ロッテのキャンプが始まった」として全選手の顔写真が掲載されいた。今年はどうしても時間を作って、この島にいこうと思った。
▼年末のテレビ番組を見ていた気になったことがいくつかあった。その一つは宮崎県の東国晴知事のことである。28日か29日のバラエティ番組を見ていると、他のタレントとコメントをする立場で映っているのだが、彼の映る時間が異常に長い。それに小さな窓になって映っている時も他のタレントよりも長い。サブリミナル効果とも受け取られるような写し方である。「週刊ポスト」の新年号でも山本モナと対談をしている。これはマスメディアが何とかして彼のような徴兵制必要論者を意識的にクローズアップさせようとする作戦に見える。
▼そして昨日のNHK紅白、昨年も秋川某の「千の風になって」が紅白以来大ヒットしたが、あれはご存知のように911事件の被害者を悼むという内容で作られたものである。それは確かにその犠牲者はお気の毒の事だが、アフガンでは「アルカイダを匿った」という事を理由に、それ以上の人が米英軍によって殺されている事を忘れてはならない。さらに一青窈の「はなみずき」も彼女が語っているように、911事件が起きたとき、それをヒントに作ったと云っている。なぜ西側の犠牲者だけがクローズアップされ、アフガンやイラクで殺されている人たちが悼まれないのか。作詞者や作曲家に責任はないが、きくちゆみさんがいうように、そもそも911事件をアルカイダの責任として、侵略戦争を正当化していることが、この5年余の歴史の過ちであることを気づいていただきたい。

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