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March 27, 2008

爆笑問題ニッポンの教養in京大を見る

▼今朝も早くから会議であるので、手短に書く。25日のNHK夜10時からの「爆笑/京都大学編」をご覧になっただろうか?テーマは「創造力」で京都大学に行って早朝始め、6人の学者と討論をする。場所は大くて「けやき会館」くらいの広さはあった。そこで田中は物理系は正しさが簡単に証明できる。しかし文系は証明するのが難しいという論議をはじめる。その問題提起に切れてしまうのは中辻憲夫(発生生物学)教授だった。田中は物理だって、仮定の上に論理を組み立てているのではないかという。理系は数学や数値でそれは積み重ねて証明されると反論する。
▼昨日書いた、「マルクス」についても自称右派の論客という佐伯啓思(社会思想史)
教授が説明する。その論文が出たときは、みんなが共感をもって支持された。しかしソ連崩壊でわかるように約100年後、もしかして間違っていたのではないかという論理もでてくる。そこでわたしの論理になるが「科学的」というまやかしの哲学である。正しいと思ったら「マルクス」や「科学的」などという言葉を使って剽窃する必要はない。昨日「レインボー」に投稿された水玉さんの一文の最後から3行目を読ませていただいて、学問つづける難しさというのを感じた。
▼NHKBS2晩目の「カストロ/ゲバラの素顔を語る」を見た。インタビューするのは、フランスの新聞「ル・モンド・ディプロマティーク」のイグナシオ(イニャシオ)・ラモネである。この日カストロはいくつかわざと間違えて(誤魔化して)発言している。イグナシオが「ゲバラはトロツキー主義者でしたか?」に対して、カストロはしばらく考え「いやーそんな事はなかった」トロツキズムとは言わばスターリンが自分に反対する集団をそう読んだだけである。思想としては「世界同時革命」だが、ゲバラは著書を読んでもそのような考え方を持っていない。この部分はカストロは正しい。そして明かな間違いは「ゲバラはソ連に反対していたか?」に対して「いやむしろゲバラはソ連よりだった」という。これは国連の演説でゲバラはソ連を非難しており、ソ連を支持していたのはカストロの方である。そしてボリビアやコンゴの失敗は、組織活動に慣れていない連中を連中を連れて行ったゲバラの見込み違いだという。さらにボリビアでの戦闘はすべてリアルタイムで知っていたというのは、会話の中ででてくる同じゲバラの別の部隊と連絡が取れなくなっていたための失敗だった、という事と矛盾する発言で失敗を知ったのは、2ヵ月後くらいに生き延びた数人がキューバと連絡を取ることが出来てからである。
▼今キューバでは思想建設という中で清貧で革命的気概を持ち続けたゲバラが再評価(利用)されている中でのカストロの彼に対する位置付けをかいま見た。

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