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March 06, 2008

ゼネコンが戦前やったことは…

▼先日館山を回って帰りに館山道を走っていたとき、こんな事を考えた。今は日本中に必要もない高速道路が張りめぐらされている。さらに赤字に輪をかける「整備新幹線」を作り、在来線を廃止する。たしは館山道は時間が短縮できて楽である。しかしここでふと、小田実がNHKTVで喋っていた事を思い出した。
▼戦後日本は資源が軍備に投入されることなく、中流層が増えたから平和に発展することができた、と。振り返ってみると戦前の我が国は館山をはじめ日本国中軍事要塞を造りまくった。それは防衛的な観点ももちろんあろう。実際行ってみると分かるが、それはそれは強固で、本当に見ていてコンクリート技術など芸術品のようで惚れ惚れするほどである。戦前の日本は燃料や鉄がなくなって各戸から隣組の監視よろしく強制供出されられる。箪笥などの鉄の釣り手や引き出しの取っ手さえも外されている。そして国民生活は窮乏の一途を辿る。食生活も兵隊優先だから、国民は配給制になる。信じられないかも知れないが、国会前の広場も畑になっている。上野の不忍の池すら田んぼに変身させられている写真が残っている。
▼今の道路や新幹線がゼネコンによって造られている状態が決して良いとは思わない。しかし軍事優先とは、国民生活を犠牲にして、軍部が巾を聞かせるということだ。それは今回の「あたご」で石破防衛相がすべてを知っていち早く隠蔽工作をしていた事でもわかる。しかも二人の漁民を救うなど頭の片隅にもなく、自身の保身だけを考えていたのだ。

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