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March 30, 2008

NHK「刑事の現場」を見る

Geikosan(こんな芸者さんがお茶を出してくれる、墨堤で。クリックすると拡大します)
▼昨晩放映された「アドマチック/隅田川」は大体わたしの行動範囲になる。ただしわたしはグルメではないし、健康上の理由で肉類、卵、乳製品、甘味は一切食べないので、それらの店にみなさんをご案内することは出来ない。まだ「どぜう」は姿を見ただけで逃げ出したくなる。昨日は予告したとおり、午後から墨堤通りを歩いた。最寄りの私鉄駅から浅草まで15分程度で浅草に出た。吾妻橋から駒形橋を渡り、墨田区側に移動して桜橋まで渡る。そして振り出しに戻ってから、あとは全部自宅まで歩いて帰ってきた。ゆっくり歩いたから3時間くらいだった。足に自身のある方ならば、このコースの観光案内をしながご一緒することはできる。観光案内の場合言問橋東詰めにある「上総屋」という小料理店で打ち上げとなる。
▼家に着く直前に携帯に見知らぬ番号が点滅した。出ると渋谷にあるW社からだった。昨年のクリスマスイブあたりに、あるモノを大金を払って予約した。度々引き延ばされるので「もしかして詐欺かな」とも思ったがネットではなく、わたしは現物を確認して申込みをしているので間違いなかろうと思って待っていた。じかし時間が時間で、昨晩の疲れが残っていて渋谷まで出かける元気はなかったので、日曜日に行くと返事をして電話を切った。
▼NHK土曜ドラマ「刑事の現場」を2回目から見ていたが、昨晩で終わってしまった。偶然気がついて見始めたので初回は見逃したが、現在の所再放送の予定は決まっていない。ドラマの大筋はいわゆる所轄署が舞台である。どこの警察や検察など国家公務員の組織もそうだが、腕の立つのは特捜や県警などに引き上げられてしまう。1月頃だったが長野県松本で特急から下り損ねた副検事が、一つ先の駅で気づき「公判に間に合わないから下ろしてくれ」と緊急停車させた事件があったが、この副検事も調べてみると事務官上がりの検事であった。つまり優秀な検事は中央に引き抜かれる。地元ではそれほど重要な事件も起きないと考えている副検察は司法試験に受かっていない事務官に特別の教育をして、正式には副検事として仕事に当たらせているという事が分かった。だから検事補がダメという訳ではないが、寝過ごして自分の都合で緊急停車させるなど「ゆるい」のである。こんな自分勝手な事をしていていいのだろうか?
▼話が逸れてしまった。団塊の世代の刑事それに鑑識や巡査が始まろうとしている中、その技を若い世代にどうやって伝承していくかが、このTVドラマのテーマとなっている。最終回は刑事(寺尾聰)が昔犯罪に関わっていた男の家を訪ね、出産祝いを渡し夫をそれとなく外に連れ出し犯罪のあった「12日は何をしていた?」と事情を聴く。刑事は犯罪をしたものをただ逮捕して終わりにするのではなく、出所したあとも更正するように就職するときの身元保証人になってやったりしている。所がその夫はそれをもう自分が容疑者にしていると逆恨みして、深夜歩いている刑事を後ろから遅い頭に大けがをさせる。しかもそのあとトカレフを使ってバスジャックまでしてしまう。ここで寺尾の部下の若い刑事森山未來(演技がとてもうまい)が丸腰でバスに接近し説得に当たろうとする。しかも森山の父親も昔刑事をやっていて、犯人を説得しようとして失敗し殉職していたのだ…。
▼最近のドラマや映画の傾向として容疑者を射殺して終わりというものが、アメリカの映画の影響を受けているせいかとても多い。だが犯罪を起こした原因をさぐらなければ、問題は再発するだろうし、悪循環である。良くも悪くも団塊の世代の所轄の刑事が県警のやり方に反発しながら地道に捜査に当たっていくというのがテーマになっていて見応えがあった。
▼チュニジアにご一緒したMINさんの「あたふたチュニジア訪問記」の連載が始まりました。どうぞお楽しみに。

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