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May 15, 2008

「面白い」の一言で済めば簡単だが…

▼昨日朝日夕刊による本日15日のわたしの運勢は「人間関係のトラブルに巻き込まれる」とあった。しかし昨日の「きょうの目」を書いている最中に、もうその渦中にあった。だから今更という感じがする。わたしの場合仕事のトラブルが起きたら、まず先方に出向いて事情をお聞きし、相手の言う理由が最もだったら謝罪して対応策をたてる。メールや電話では話がこじれるだけだ。
▼午後から取材に同行する撮影があった。雨が降っていてもっとも嫌な天気だったので、カメラはスーパーのポリエチレンの袋に入れてからバッグに入れた。傘も持ったが歩き始めると薄日が差してきた。しかも駅の改札に入ろうとしたら、S編集長から電話があって、「取材対象者が約束の時間に30分ほど遅れる」という連絡が入る。電車に乗る直前に連絡をもらっても、どうしようもない。しかたなく書店に立ち寄って、昨日買おうと思っていた「軍事物資から見た戦国合戦」を買い求めた。次は初対面の人に会うのに、このTシャツは着古してしまったと思ったので、Uクロで一枚買って着替える。これで準備は整った。
▼きょうはインタビューアではないので、割と気軽だ。取材対象者も意外と早く到着していて、わたしは待たされる事はなかった。インタビューアは2時間半で取材ができなかったらどうしよう、と思案していたが実際は1時間で終わった。それで次の約束まで1時間ほどあったので、N氏の事務所に立ち寄らせていただいた。ちょうど来客が切れたところで、美味しいお茶をご馳走になった。N氏は1週間ほど前の朝電話があって、有楽町で良い映画はないかとおっしゃった方だ。その話の続きなどをした。「映画の靖国どうでした?」とお聞きすると、「面白かった?」とおっしゃる。うーん、面白いという範疇には入らないと思うのだが…。単に映画を見て愉しむ人々は「面白かった」、「他の若い人も見に来れば良いのに」で終わってしまう。しかし書く立場で言うと「面白い映画です」と書いたのでは、映画館に誰も足を運んでくれない。それで映画評論家の人たちは文章と格闘することになる。
▼取材は3時に終わったのだが、あれやこれやとあって、家に着いたのは午後9時45分頃になってしまった。「靖国」で制作会社の龍影に対して靖国神社は「撮影許可を得ていない」と「映像削除するよう」いちゃもんをつけていたが、昨日の日経によれば制作会社は「隠し撮りなど一切してないし、法的に問題ない」という文書を靖国神社に送ったという。「A」の森監督も言っているがそんな事を言ったら日本ではドキュメンタリー映画は作れなくなる、と言っているがその通りである。
▼先日辻井喬さんが民医連の大会で発言した事を書いたが、「民医連新聞」3月24日号の実物が手に入ったので、その部分をご紹介する。「議論に勝っても相手が敵意を抱いては勝ったことにならない。議論と生活感情とが離れてはいけない。理論と感情がバラバラで構わないという態度が、理論を弱くする」と指摘しました。」とある。

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