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June 27, 2008

汚職する人と私財を投じる杉良太郎

▼2週間かかりきりだった仕事も本日中に山を越えることが出来そうだ。仕事で楽というものはないが、この仕事は根気がいることと、材料の「質」が極めて悪いので困難を来している。明日一日かかって総点検をすれば夕方にはゆうパックで送って終わる。やれやれである。
▼しかしベトナムのホーチミン市で日本企業が、ベトナム側公務員に数千万円贈った贈賄事件には呆れ果てる。結局のところ体制は変わっても、人間の欲望というのは変わらないからそういう事が平気で起きる。ジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」の中で米占領軍が日本にやってきたとき、宮内庁は天皇が召還されないように、占領軍の幹部を宮城の中の鴨猟に接待する場面が描かれている。場所や時は違っても人間の考える事は同じで、これで手心を加えて貰おうと思ったのだろう。
▼昨日の日本経済新聞44面の俳優で歌手の杉良太郎がなぜベトナム援助をするようになったか、手記が掲載されていた。題して「ベトナムの子と熱い契り」だ。彼は地球上でこれほど戦争を強いられた国はない。竹やりで大砲と戦い、大国を退けた。枯れ葉剤などで苦しんだベトナムを以前から慰問しようと考えていたという。89年に東南アジアチャリティ公演を企画して、タイ経由でベトナムに入った。飛行機の便がなくてベトナム空軍は古いおんぼろの軍用輸送機でハノイに運んでくれた。輸送機は床が破れていて砂埃が入ってきたという。まず日本人墓地を訪れ、子とも達を見舞い、ハンセン病棟を見舞う。当時のこの施設は日本同様差別があって、患者たちは隔離されていた。彼はその後今日まで20年間50回ベトナムを訪問して日本語センターを建設している。私財を投じて献身的に援助と自立を助けている杉のような人もいれば、汚職で私服を肥やすことだけを考えている人も沢山いるのだ。
▼今仕事が一段落してホッとする時に聞いている曲は
▼石川セリ「八月の濡れた砂」
▼丸山圭子「どうぞこのまま
▼読者の皆様もどうぞお楽しみ下さい。

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