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June 09, 2008

事件1時間後の秋葉原に到着

Akiba2(事件直後の現場で)
▼映画◇「ぐるりのこと」を銀座シネスイッチで見終わったのは、午後1時近かった。少々遅い昼食を食べていると家族から携帯メールがあった。それから秋葉原に向かう。わたしは混雑がイヤなので、土日の繁華街には出かけないようにしている。しかしこの日はあるソフトを買う必要があったので、途中下車した。すると上空を何台もの取材用ヘリコプターが飛んでいた。日通先にあるSマップまで交通規制の黄色いテープがあって進めない。交差点についても、消防車や救急車がたくさんいるが何が起きているのか分からない。わたしはてっきり何かのロケかと思っていたが、よく見ると血が流れているではないか。では交通事故かと思っていると、再び家族からメールが入って秋葉原で殺傷事件があったが巻き込まれていないかという確認だった。わたしは秋葉原についたのは事件から1時間後だったので大丈夫だった。
▼ようやく混雑をぬって交差点に近づき、5枚ほどの写真を携帯で撮った。迂回に迂回を重ねてようやくSマップに到着したが、店は立ち入り禁止になっており、「きょうはもうオープンできない」という事だった。夜になると数人の読者の方々から、「秋葉原に行くのは編集長くらいだろうから、大丈夫か」というメールを頂いた。しかし5分余の時間であれだけ手際よく人を刺し殺すというのは、プロの手際でなければ出来ないと思う。つまり容疑者の出身であるが、おそらく自衛隊かそれに関連するレインジャー(特殊部隊)ではないかと思う。
▼◇「ぐるりここと」は数日後にご紹介したいと思う。それより昨日の朝日別刷り「日曜ナントカ学」で登場した自衛隊の戦車の事だ。90式現用戦車の値段は一両10億円する。しかし日本は地続きの国境はないから、「敵国」が戦車で攻撃してくる可能性はかなり低い。例えそれが北海道であっても、戦車を運搬するには大型の輸送船が必要だから、効率的ではないから、戦車などを使う必要はない。第一日本の橋梁は戦車の重量に耐えられるように造られていない。戦車先進国は戦後戦車戦を続けてきたイスラエルである。イスラエルのメルカバはこのブログで何度も紹介しているが、乗員の生存性を研究し続けてどうやって脱出できるかという工夫がされている。次はおそらくドイツのレオパルド戦車であろう。戦車開発の歴史は弾丸が最近では針の先に炸薬を詰める方式に変わってきているから装甲を強くして重量を増しても意味はない。それより取り外しのできるERA(リアクティブ・アーマー)を装着して攻撃に備える。
▼第一戦車は消耗戦だから、簡単に大量生産できなければまったく意味をなさない。だから欧米では旧来の戦車に工夫をして使い回している。それなのに日本の戦車ときたら、三菱重工の技術屋がおもしろがってあれこれ搭載して悦に入っている。こんな戦車は実戦では機能しない大いなる無駄遣いでしかない。2月に新型戦車(TKX)の試作車が公開されたが、実車を見た一部の人の間ではハッチのある上部装甲がかなり薄そうだが、実用に耐えられるかどうか?といった意見がでているほどだ。個人的には74式戦車が最も戦車らしい形をしていると思う。あれを改良して使い回す程度のことをしていれば良かった思う。戦車開発もまた三菱という軍需産業の食い物にされている訳だ。

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