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July 16, 2008

◇「ホット・ファズ」を見る

▼◇「ホット・ファズ警察」わたしが見る映画は普通の人が「楽しい」と感じるものと、自分が見て楽しいものがある。前者は当然「シネマ評」の対象になるが、それも聖人君子が出てくるようなものはあまり興味がない。先週雑誌の批評を読んでいて、「これは見に行かなければ」と思ったのがこの映画である。わたしはイギリスのガイ・リッチーの作品が大好きである。もしくは初期のクエンティン・タランティーノだ。この映画は反モラール的というか、住民を全部敵に回してしまうところが嫌われたのか、日本では公開される予定がなかった。しかしネットで2300人余の署名が集まって7月5日からようやく公開される運びとなった。しかしそれも宣伝の方法かも知れない。
▼ロンドン首都警察のエリート警官ニコラス・エンジェルは警察学校を優秀な主席で卒業し、現場に配属されてからもビシビシ取締をして成績を上げ署長の覚えも目出度い。しかしある時上司から呼ばれて、田舎の事件もない警察に実施的に左遷されることになる。その理由というのが「お前だけ成績を上げると他の警察官が余りにも無能に見えてしまう」というのだ。署長にも不満を具申すると「行ってくれ」と言われる。
▼配属されたのはスタンフォードの事件などとは、縁もゆかりもない穏やかな村だった。着任した夜パブに行くと未成年が大勢酒を飲んでいるので、しょっ引く。ついでに酔っぱらいが車を運転しようとしていたので、留置場に押し込む。しかし出勤して留置場に行くともぬけの殻だった。あの酔っぱらいとは何と警察官だったのだ。そして何もない日々が過ぎていくが、どうも回りの村人としっくりいかない。そしてある夜、スーパーの経営者からシェイクスピア劇に招待される。一度は切符を貰う事を拒否するのだが、「署長命令」で行けと言われる。劇はとても下手で見ていられなかった。そして事件第一号は白鳥が逃げ出したというのだ。その警戒に当たっていると交通事故が起き、シェイクスピア劇に出演していた二人が、揃って事故でクビを飛ばされていた。検問しているとスーパーの経営者が通りかかり、いやに詳しく事件の概要を知っているではないか。エンジェルはそれを疑問に思い、上司に言うが取り合わない。それどころか村は巨大なカルト集団に支配されていることに気づくが、味方は誰もいない。さあどうするか?作りとしては「スクリーム」的な娯楽映画である。渋谷GAGAで。

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