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August 25, 2008

「患者さん」か「患者様」か結論がでた

▼昨晩ハッチーさんから久しぶりにメールを頂いた。オリンピックに関する内容だったので「投稿」あつかいして良いかどうか、お聞きしたところ「快諾」を得たので「投稿欄」に掲載させていただいた。今後も土日は読者のみなさんが参加しやすいテーマを選んで行きたいと思う。
▼朝日の朝刊にケニアのワンジル選手がマラソンで優勝した記事があって、「日本じこみワンジルに金」という見出がついている。となると「日本仕込み」の「日本人選手」はどういう位置付けになるのか?とってつけたような見出がとてもおかしかった。今回の北京オリンピックで、一番はしゃいでいたのは某政党機関紙である。利用されているのも知らずに「差別」と「隔離」の北京オリンピックをおだて上げているのが悲しい。後日詳しく書くが、ロシア版「12人の怒れる男」の中にこういうセリフがある。「共産主義なんてみんな嘘つき、幹部から下っ端までみんな信用できない。自分たちの特権を守るためならどんなウソでもつく」。この場合の「共産主義」とは日本における「官僚組織」と読み替えていただければ良いと思う。中国もまたしかりである。
▼昨日の日経に「患者の呼び方」という特集があった。この『鍵盤乱麻』読者の欄でも、ある読者の方もこの「患者」の呼び方にはこだわりをもっていらっしゃる。わたしはかねて主張しているように「患者さん」が正しいと思う。なぜならホテルや旅館は自分が希望して気分転換や物見遊山に行くのである。しかし病院は半ば「強制的」に入院させられる。「様」と言う言葉が出たのは日経によると、01年10月厚労省が指針を発表したことによるという。わたしたちが日常会話で「○○様」とは呼びかけしない。だいたい「○○さん」が一般的であり、「○○様」などと言ったらおちょくっていると思われる。そんな事いうのは歌手の三船和子の「旦那様」の歌詞だけだ。♪「わたしの大事な旦那様 あなたに寄り添い 生きて行ーく」って。
▼歯科医向け月間経営雑誌「アポロニア21」で患者千人を対象に調査したところ「違和感を覚える」が38・4%になったという。さらに藤枝市立総合病院での外来患者に対するアンケートでも、「さん」が69%で「様」は4%にとどまったという。日経でも、患者と対等な信頼関係を構築するかという論議をしないまま、接遇方法として安易に「様呼称」を導入した結果、現場でちぐはぐな現象がおきている、と指摘している。言葉ではなくて、患者をどうサポートしたら安心感を持つことができるかという事を、精神で理解して実行しているかが問題だと思う。

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