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September 09, 2008

「ラスト・ゲーム」に感涙を流す人たち

▼このところTVのCMを見ていると映画「ラスト・ゲーム」の感想を使っているものが頻繁に登場する。徳光アナをして「67年生きてきて一番感動した」と言わしめる。普通の人も「感動」、「感動」と絶叫する。しかし「感動」というのは主観的な感想である。あの小泉元首相も中味のない「感動」を連発したではないか。古くは岩崎恭子ちゃんが14歳の時水泳で一位になったとき、「今まで生きてきた中で一番感動した」といった。最近の映画ではあの評論家のおすぎが、「戦場のピアニスト」を「今まで生きてきた中で一番」と言っていた。
▼あの言葉にだまされて映画館に行って、がっかりしたという人を何人も知っている。「感動」という単純ば言葉で済むなら作家や映画評論家はいらない。今朝のある新聞を読んでいたら映画評論家のY和夫も「ラスト・ゲーム」を例によって大いに褒めていた。戦争を起こす深層心理とは、少数者を実力で排除する思想だと思う。別に折り鶴を折っても、灯ろう流しをしても戦争はなくならない。そこを見つめ直さないと単に「戦争反対」と言葉で言っても戦争はなくならないと思うのだが…。
▼相撲の大麻汚染で昨日TVに出ていた、某相撲部屋の顧問弁護士らしき人物。品性も品格もない。弁護士だから頼まれれば相手が暴力団でも、殺人容疑者でも弁護は引き受けるのだろう。しかし少なくとももっと論理的に話をして、回りを説得して欲しいものだ。
▼利根川が1000年に一度くらい決壊するらしい、という統計と被害の実情が発表されている。それによるとわたしの住んでいるところは被害が一番ひどくて、3500人死ぬという。わたしももしかするとその中に入っているのかも知れないな。排水のポンプ場に係員が辿り着くまでに時間がかかる。ハリケーンのアメリカでは係員が辿り着けなかった例とか、ポンプの燃料であるガソリンがなくなって補充できなかったりする例も多発しているらしい。安心・安全のためには、家族全員が乗る事の出来るゴムボートを、今のうちから用意しておくのが確実かも知れない。
▼日曜出勤をしたら昨日は一日体調が悪くて、中々仕事に集中できなかった。こういう時は思い切って寝てしまった方が良かったかもしれない。日曜日午後3時頃だが仕事が終わって始発電車に乗ろうとしたら、3人掛けの椅子に横になって、足を手すりとか窓に向けて寝転がっている若い男性がいた。こうやって何度も総武線を千葉と三鷹を往復して幸せな夢でも見ているのだろうと想像した。たまたま読んでいた「週刊金曜日」に落合恵子のエッセイがあり、小林一茶の俳句を紹介していた。「ひたひたと 壁をふまえて 昼寝かな」というのだ。落合は「ひやひやと壁をふまえて夜ねかな」と詠んでいた。この電車男の場合は「ひたひたと 硝子ふまえて 昼寝かな」となろう。
911事件の真相を解明するサイト

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