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October 02, 2008

「みひつのこい」とは何か?

Marizon(福岡マリゾン)
▼2日ほど前に地デジTV朝日で再放送されている「相棒」をチラッと見ていたら、上記「未必の故意」というのがテーマだった。決して「ヒミツの恋」ではないので、誤解のないようにお願いしたい。そして今朝の朝日を見ていたら、大阪の「個室ビデオ放火」事件で警察はこれは「未必の故意」であるとしている。何、意味が分からない?仕方ない広辞苑第5巻の電子辞書でご紹介すると「〔法〕行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から、ある事実が発生するかもしれないと思いながら、発生しても仕方がないと認めて、行為する心理状態。故意の一種。」となる。
▼昨日のブログはタイマー機能を使って30日夜に書いたものだから、新しいニュースは入っていない。朝刊で防衛省の中で警備に当たっていた隊員が拳銃を発射したという事件があった。しかしこの事件はおかしい。というのは当直が終わった場合、隊員は弾倉が空に鳴っていることを確認してもらって、武器庫に拳銃を返納するのである。一度市ヶ谷の自衛隊の守衛所で直接聞いた事があるが、小銃に弾は込めてない。本来弾は武器庫にしまってあるが、守衛所では弾倉に込めないで別の所に置いてあるという説明だった。ということは普段拳銃には弾は込めていない、と考えるのが正しい。しかも室内の奥まった位置である。そして朝任務に就いて拳銃を受け取る時も、弾倉が空であることを確認して受け取る。だからこの隊員は何かいたずらで、弾を込めていたそしていたずらに引き金を引いたと見るのが正しい。市ヶ谷で小銃を写真に撮らせてもらおうと思ったとき、隊員は小銃を手に持ってレバーを引き、銃口を空に向けて引き金を引いて見せた。銃を手に取る時は空に向かって空撃ちするのが原則である。それなのに隊員は床に向かって2発発射している。いたずらだったのかあるいは自殺未遂だったのか、真相はやみの中である。
▼秋葉原のヨドバシで18歳以下の少年に、ソフトエアガンを売ったとして処分された。何回も言うがトイガンのそれはソフトエアガンと言われて空気銃とはまったく別のモノである。トイガン弾丸は通常6ミリのプラスティック弾(通称BB弾)だ。というのは昨年の銃刀法の改正で、6mmBN弾においてガスが0.98ジュール以上の出力の物は準空気銃となり違法となった経緯がある。何度も行っているがエアソフトガンで死亡したり失明するなど大怪我をした人は未だに一人もいないのだ。殺人のそれは新聞のニュースなどを見ている限り誰でも手に入る包丁が一番多い。次がナイフに紐、次が手を使ったものだ。
▼しかし秋葉原を管轄する万○橋K察はあの事件が起きる数年前からナイフを持っている人を、職務質問してチェックしていたが事件は防ぐ事ができなかった。もし刃物を持っていると大事件のように大げさに騒いで、始末書を書かせていた。そして今度が秋葉原のヨドバシ。おおよそ犯罪の防止などを防ぐ事を真剣には取り組んでいない。
▼秋葉原といえば30日NHK「爆笑問題ニッポンの教養」は姜尚中さんが登場して秋葉原の事件を分析していた。姜尚中の専門は「政治学」だが、秋葉原事件は安定した雇用がないことだと簡単に片付けてしまうのは間違いだという。そして事件を起こした彼は自分の苦悩を発信していることを誰も関心を持ってくれなかった事があの事件になったと指摘する。それは対談をした田中をして彼の「ネット殺人予告」で容疑者が逮捕された事件があった。それを田中は自分もネットでその文章を読んでいたが、コメントも何もするわけにはいかない。そうすると容疑者は完全に自分が無視されたと、「脅迫文がますますエスカレートして行ってしまう。だがこれは「単なる冗談」ではすまされなくなる。
▼姜尚中は言葉で相手を理解する必要性を説く。ところが現実の政治では相手を攻撃しあるいは、国と国との問題では武力行使に発展してしまう。相手を理解するには自分の主張を一旦引き下げて相手の意見をじっくり聞いて、歩み寄れる一致点は何かを探らないと何も解決しない、という意味の話をしていた。

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