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October 04, 2008

銀行のATM化で儲けているのは誰か?

▼この間の振り込み詐欺というのは一向に減らない。良く考えて見ると不思議な事に気づいた。窓口に人がいれば問題というか被害は起きない。そもそも振り込み詐欺というのは、無人のATMが出来てから急速にその被害は広がった。つまりそのATMの弱点を逆手に取ったわけだ。銀行は省力化して利益を上げるために窓口の人員を減らしたり、銀行を統廃合していった。その結果がこのありさまである。ATMにして一番儲かったのは本家の銀行であり、次はATMの機械を作ったメーカーで、3番目が振り込み詐欺をしている連中だと思う。
▼それがATMの所で携帯を使えなくしてしまえとか、警察官を配置するとか、役所の人間を配置せよとか言いだした。しかしこれは筋違いの論理である。人を減らして儲かっているのは銀行だから、銀行が銀行員を全部のATMの脇に配置すれば良いわけである。なぜ銀行を太らせたまま、警察や公的機関が人を配置しなければならないのか。こういう論理は本末転倒である。

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