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November 30, 2008

NHKラジオで紹介された千松信也さんの事

▼午後1時に来客の予定があった。映画は早くても初回が大体11時頃から始まるので、それに間に合う映画は存在しないので外出は取りやめた。その代わり前日WOWOWで録画した「バンズ・ラビリンス」を見たがこれはかなり面白かったので後日紹介する。
▼昨晩深夜に放映された「弾丸トラベラーズ」は歌手の高杉さと美がウズベキスタンに1泊3日で出掛けていたので録画して見た。彼女はモスクワ経由で15時間かかって現地に到着した。中心地からサマルカンドに5時間かけて車で向かった。途中トイレがなくて、借りるために民家に駆け込むのだが、「穴だけだった」とこぼしていた。レギスタン広場で買い物をした後、最大の目的は満点の星空を仰ぐことだったが、なるほどこういう星空ならば、何としても見に行かなければと思った。ガイドは現地に住む日本語を話す青年だった。
▼今朝NHKラジオを聴いていた。するとアナウンサーは京都に住む千松信也さんを訪ねて紹介していた。千松さんは「ぼくは猟師になった」という本を書いている人で、わたしはリクエスト・カードを既に図書館に出してある。彼は京都大学にいて、獣医になる勉強をしていた。そのとき大きな動物を助けるためになぜ小さな動物が実験として、犠牲にならなければならないかという疑問を持つ。また別の時通学途中に猫が車に轢かれて怪我をしていたが、先を急いでいたので見殺しにしてしまう。しかしその、先を急いで猫の生命を助けなかったことが自分をずっと苦しめる。そして獣医になるのを止め、猟師になる。猟師と言っても鉄砲などは一切使わず、すべて手作りの罠だけだ。猟師になって8年目だが、猪は賢いので捕まえるのは難しく、今まで8匹だけ捕まえた。しかし鹿は割と簡単で40匹ほどその罠で捕まえた事があるという話だった。本を読まないと猟師になった経緯は良く分からないが、興味のある人物だった。

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November 29, 2008

麻生首相の世論調査会社があった

▼昨日朝日夕刊にベールを脱いだ「世論調査会社」の事が紹介されていた。1台1千万円の機械10台を駆使して自動アンケート調査をするとある。しかし10件かけて9件は断られる。しかしその10%を集計する。そして長年の経験からそのデータを加工して正確な数字に近づけるというのだ。だから麻生首相が「解散」を決意したその瞬間に調査を開始して、翌日あたりにはその判断を今実行することが「可」なのか「否」か結論を出す。だから一見ふらふらしているように見える、首相の「決断」もその1億円もするマシンのデータからはじき出されているのだ。
▼ある日の午後、わたしの家に5本の電話が掛かってきた。そのいずれも生保2件、銀行2件、その他のセールス1件だった。もう一々電話に出ていたら仕事が手に付かないほどだ。最初の聞いたことのない銀行からの電話は、コンピュータを使った自動応答式だったので即切った。また別の雨の降る夜8時頃には近くにマンションを建てたので、という売り込みだった。大体数千万円もする物件を、夜の電話で成約できるとでも思っているのが甘い。パンフレットと名刺を持って、汗して一軒一軒回らなければ話など聞いてもらえる筈もない。わたしは相手がセールスだと思った瞬間、相手が話している最中でも「保険に興味はありません」、「お金がないから何も買いません」と電話を切る。聞くところによるとこういう電話のアポイントメントの会社というのは成約できなくても、話を長引かせればポイントになるらしい。しかしわたしは自分の時間の方が大事なのだ。

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November 28, 2008

睦沢町郷土資料館に行く

Ryu1(伊八作の龍の彫刻)、睦沢町成願寺所蔵)
▼昨日のブログは某新聞に頼まれた原稿の一次原稿である。色々博識に方々がいらっしゃって間違いを指摘して下さった。一つは所要時間でこれは、これは夕方に訂正した。次は「麦秋」という言葉である。麦秋とはうっかりしていたが、これは初夏をさす言葉である。映画自体は原節子と淡島千景それに笠智衆が出演していた。この部分は校正の時に他の映画に差し換えよう。
▼昨日は先週に引きつづき取材の依頼があった。これも最初に予定していた取材対象から取材が出来ないという連絡があったので、ピンチヒッターである。場所は睦沢町の郷土資料館だ。最寄りの駅は上総一ノ宮からバスで行くことも出来る。しかし案内を見ると、バスの本数が少ないからなるべく車で来るようにという案内がある。取材対象はそこで展示されている波の伊八という彫刻家の特別展示である。昨年年5月にも行元寺に取材に行ったことがある。しかし特別公開は既に終わっていて、入館料300円を払って外から眺めただけだ。この寺で有名なのは伊八の波を彫った風景で、これは葛飾北斎の「神奈川沖之浪裏」は、伊八も彫刻を模倣してたものと言われている。昨日お目に掛かった学芸員の方も「今風に言えば完全なパクリです」と断言していた。
▼昨日の展示は睦沢町にある「成就寺」が改築するので、二代目伊八が彫った作品を借り受けて特別展示をしている作品を見せて頂くことが出来た。今回も遠い場所なのでMINさんに車を出していただいて現地に向かった。余談だがJRのツアーで行元寺には観光客が押し寄せた、それで住職はその案内で大わらわで身体をこわして寝込んでいるというお話しをお聞きした。拝観料は300円なので客が大勢押し寄せてもとても割に合わないのではないかと言う。取材の詳細は4,5日中に原稿に仕上げてこのブログでご紹介したい。某ライターから「自分以上の原稿がかけるものなら書いてみて」と挑戦を受けているので、どうなるか乞うご期待なのである。

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November 27, 2008

久留里線月崎の「もみじ・眺望コース」のハイキング

 秋と言って思い出す映画は何か?「麦秋」、「オータム・イン・ニューヨーク」、「秋のソナタ」、「愛の予感」まあ良い線いっているが、わたしは「第三の男」のラストシーンだ。アリダ・ヴァリがジョセフ・コットンに目もくれず通り過ぎていくシーン。秋にJR西千葉から千葉大の正門に向かって歩くと、いつもこの映画を思い出す。ではもっと山里の秋というと、唱歌「もみじ」であろう。中学生の頃信越線の熊ノ平を遠足で歩いたら萌えるようなカエデの並木だった。千葉でそんな雰囲気を味わうことはできないだろうか?調べて見ると久留里線の月崎から上総大久保の辺にとても良いハイキングコースがあるという。編集部の健脚仲間が歩くことになった。現地まではS編集部員の車で向かう。出発地点は間違えて川に遭遇し渡ることが出来なくなってしまったので、一旦駅に戻る。駅舎には近くの白鳥小学校の生徒さん11人の歌が掲示されていた。「とんぼがね 稲にとまって 空みてた」とは小学6年生のF君の作である。また隣の駅である飯給(いたぶ)という駅名を歌にした歌手のCDを宣伝するチラシも構内の掲示板に貼ってあった。
 地図でコースを再確認し、まず落ち着いて持参した弁当を食べて腹ごしらえをする。この月崎の駅の近くには飲料水の自販機しかないので、食料は必ず持参する必要がある。弁当を食べた近くのススキの穂はちょっと遅かったが真っ白な穂先が風に揺れていた。
 腹ごしらえが済んだところで、「もみじ・眺望コースを登り始める。左手の林を覗くと遙か先に養老川の流が眺望できる。柿はほとんどなくなっていたが、途中の民家には軒先に大根が干してあった。そして土手を見ると季節外れのリンドウが可憐な花を咲かせていた。やがて右手には何軒かの別荘が建っている地点にさしかかる。そして岩の間には誰が建てたのか小さなお地蔵さんがおかれていた。そこまではかなり急な坂道だったが、今度は一転して急な下り坂になる。
 そこまで来ると真っ赤な紅葉が時々顔を覗かせている。千葉の紅葉は一般的に遅いが、本紙が発行されてもあと2週間程度は楽しめると思う。急カーブの折り返し地点には、ちょっと壊れかかっているが「月崎駅まで3・3km」という表示が出てくる。この辺は右上は車道になっているので安心して歩くことができる。ガードレールに沿ってこの部分も紅葉が真っ赤に染まっている。この地点で柳川橋経由の「房総ふれあいコース」を選ぶと距離が3・6kmと少々長くなってしまうので、自分の体力を考えながら道を選ぶと良い。ちなみにわたしたちは村の中を歩く平坦な短いコースを選んだ。民家の庭先にはゆずが良い香りを放っているお宅もあった。真っ黄色に咲いたイチョウの葉が見えると「平成橋」が見えてくる。ここまで来ると県道大多喜君津線に出るので、駅までラストスパートである。なだらかな舗装された道を10分も歩くと出発地点の月崎に到着する。往復ほぼ2時間の片道4・2kmの初心者コースである。
 真っ赤な紅葉、黄色に染まったイチョウの葉と、真っ青なリンドウの花に相手に散歩すれば気分は♪「秋の夕日に 照る山 もみじ 濃いも薄いも 数ある中に」(作詞・高野辰之)の唱歌「もみじ」の世界に浸ることができる。

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November 26, 2008

秋葉原のシャッター通り

99(ツクモ本店に貼られたチラシ)
▼昨日都内の某役所に二ヶ月に一度行く日だった。それはすぐに終わったので、地下鉄神谷町から秋葉原に出た。ちょうど昼休みで久しぶりだったので秋葉原の町を歩くことにした。目的は最近会社更生法の適用を受けた店をみることだった。しかし店に行ってびっくりしたのは張り紙があって閉店していたことだった。その張り紙に曰く「再建に向けて努力している。しかし倉庫内の商品についてNECリースが財産権を所有しているという通知が届いたので一次閉店せざるをえなくなった。」という主旨の文言があった。1年前九十九で買ったパソコンはたしか静音なのだが、夏場はかなり熱を持つのでご存知のように扇風機を買って回している。これを何とかしようと思って九十九を訪ねたわけだが、関連する店はすべて閉店している。つまりシャッター通りになっている。
▼いつも思っている事だが、日本のパソコンメーカーだけが08年夏モデル、秋モデル、冬モデルなとど消費者を偽ってハコを売りつけていた。今そのツケが出てきてしまったのだ。PCなんてソフトが入っていなくて、操作の方法が分からなければタダのハコと同じだ。それに春夏秋冬のモデルなどと行って売りまくっているのは日本だけだ。それにだまされていた消費者だけが良い迷惑を受けた。それにノートなんて初心者は買わない方が良いと言っているのにみなさんお買い求めになる。もし故障したらメーカーで見て貰うしかない。狭いところにぎっしりメカを詰め込んであるから、デスクトップに比べて熱を持って故障しやすい。
▼この九十九現象は他の組立PCメーカーに波及するのは時間の問題だろう。そうすると秋葉原はますますシャッター通りになってしまう。今朝の新聞折り込みを見たら、いま猛烈な勢いで都心に店を展開している家電量販店Y電気のチラシが入っていた。そのほとんどの商品とは酒や食品、それに清掃用品ばかりである。これらの傾向は有楽町駅前にあるBカメラがオープンしたときに顕著に出ていた。家電量販店も生き残るには、家電ばかり売っていたのでは先が見えている。

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November 25, 2008

◇「グッド・シェパード」を見る

▼今にも雨が降り出しそうな日だった。午前中仕事の速達が届いた。それは午後からやっても済ませることができると思って近くの映画館に出掛けた。すると午前11時の回は立ち見だという。ジョン・ウー監督の「レッド・クリフ字幕版」なのだ。ジョン・ウーは名前が先行してしまって、「MiⅡ」も「ウィンドウ・トーカーズ」もお金がかかっている割にはあまり面白くなかった。先日これを見た人の感想を聞いたら、「かなり面白かった」ということだった。しかしわたしは「三国志」にはまったく興味がないのでダメかもしれない。今週〆切りの映画はもう揃えてあるから、あえてこれをムリして見る必要はないと思って、そのまま帰ってきた。それに昨日出動の往復と作業、雑談時間で4時間かかったのでかなり疲れてもいた。それで録画したあった映画を見る。
◇「グッド・シェパード」23日WOWOWで放映された06年のアメリカ映画。話はキューバのカストロ政権を倒すために、1961年ピッグス湾へのCIAに操られたマイアミにいる亡命キューバ人の上陸作戦から始まる。映画によるとこのケネディの行った作戦は上陸場所が、キューバに漏れていたために失敗に終わったという。しかしキューバに最初に上陸したカストロは、上陸地点をあらかじめ明らかにして行ったのだから、情報漏れは作戦失敗の言い訳だと思う。この部分は実写が含まれていて面白かった。さて主人公のボーンズ(マット・デイモン)は父親もOSSというCIAの前身の組織で仕事をしていた。彼もまた成績優秀だったため、情報機関からリクルートされナチスとの闘いの情報戦に参加することになる。ボーンズはイエール大学在籍していた当時トップから15番目の成績だったため、ビル・サリバン将軍(ロバート・デニーロ)目をつけられていた。OSSは最初は一般兵士のなかから情報部員を選抜していたが、その後方針を変えて、大学生の成績優秀な人物から選んでCIAの前身を作っていく。
▼ボーンズは上級生の妹と交際を始めて、あるときその兄から「妹は妊娠したので責任を取れ」といわれやむなく結婚する。しかしボーンズの仕事は家庭生活を顧みる余裕はなく、転身に転身を重ね家族とくつろぐ生活などない。そして5年もの海外生活をしている間に妻との関係もすっかり冷え切ってしまう。ボーンズの担当する仕事は戦後ソ連の防諜工作だった。その右腕となって献身的に補佐するのはブロッコ(ジョン・タートゥーロ)である。キューバ危機の時もそのソ連の工作員から「アメリカを核攻撃する気持ちがあるかどうか」というホンネを引き出す。この経緯は歴史的に事実である。ヨーロッパの工作から帰国して昔の恋人と再会している場面を何物かに撮影され(映画でははっきりしていないが、カメラを向けたのはおそらく彼を裏切らないようにしようとしたCIAであろう)その写真が妻の元に送られたために二人は別居するようになる。
▼ボーンズが家にいる事の少なかったため息子はなつかなかったが、その息子も大学に通うようになっていた。そして父の制止を振り切ってCIAに働く事を決意する。その息子は赴任先のアフリカ当時のザイールで恋をして黒人女性を好きになる。所がソ連のスパイは彼女が一時期左翼運動に関係したいたことを知り、ボーンズに逆スパイになれと脅迫する。しかしボーンズは「これだけは見逃してくれ」と懇願するのでソ連側は一旦は「家族は大事だ」と引き下がるふりをする。結婚式場に向かうボンバル機にのる婚約者は、上空からソ連の息のかかったパイロットによって屋外に放り出される。式場に待ち続けるボーンズ一家。スパイの運命とはいかに過酷なものだろうか?3時間の超大作だがかなり良かった。

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November 24, 2008

休日のパソコントラブル緊急出動

▼23日の朝日の朝刊を読んでいたら、八街市は国保料の滞納が日本一なのだという。それで今度の政府の下賜金は自治体であらかじめさっ引くという。そうだろうな、と思う。払わない理由というのが「家のローンの支払いが大変だから」というのが最も多いらしい。それは前から言われていたことだが、市原の某地区でも一時期建売住宅のラッシュだった。しかし最初は良かったが、生きていくには生活費がまず必要で、次々家を手放して今はゴーストタウンになっている。TVで「Tホーム」のCMをみのもんたがやっている。家を建てた青年に「支払いするために残業とか大変ではないの?」と言うと「それが意外といけてしまう。早く帰宅して家を楽しむ」という。家の支払いだけ考えていると、生活できなくなってしまうことを想定していないCMだ。
▼昨日は午前中仕事をやっていて、それがひと区切りついたのでブログを書き終えた。その瞬間に1本の電話が入った。「前にパソコン相談で電話したことがある」というが一瞬の事なので思い出せなかった。やがて2年前の暮れに、正月明けに学級通信を作れるようになりたいが、個人レッスンをして欲しいという電話があった人だと言うことを思いだした。そのときは新年に父が他界して葬儀になってしまったので。ご協力できなかった。それで23日の電話は生徒の評価を連休中に作らなければならない。ところがパソコンに何から分からない警告メッセージがでて困っている。データが壊れたら取り返しの付かない事になる、とおっしゃる。そういうパニックになった人は行くしかない。土日祭日と夜はそういう仕事はお断りしている旨をお伝えし、「有料です」と念を押してでかける。ほぼ1時間現地近くに着いて駅まで出迎えてもらう。
▼この辺は今でこそマンションが乱立しているが、自分が住んでいた当時はタヌキも出た。駐車場に太った猫がいたのでよく見るとそれはタヌキだった。それも呼び捨てにすると無視された。しかし「タヌキちゃん」と呼ぶとふり返って見つめてくれた。あるときタクシーの運転手さんが「タヌキをひいてしまったようだ」と言った。おそらくあの森からこの駐車場に餌を求めてやって来る帰り道に惹かれてしまったのだろう。というお話しだった。さて問題のパソコンの症状である。本当は生徒のデータは外に持ち出す事は出来ないが、教務主任の特別の許可を貰って自宅で作業をしている。友人達に電話で助けを求めたが、みんな行楽シーズンで連絡がつかなかった。そしてわたしの所に電話したのだという。パソコンの脇にはわたしの事務所の連絡先の書かれた新聞が置いてあった。パソコンも学校の支給のもので大きな○○教育委員会のシールが貼ってある。データはアクセスで作られていた。たしか入力しようとすると「一般保護違反」「データが消失する可能性があります」の文字が出る。それで二つほど前に戻して「上書き保存」をして再起動させたら、元に戻った。作業はそれだけだったが、一応メモリー不足かなと思って、予備のメモリーを持っていったがそれは使わずに済んだ。
▼作業を終えて取っても甘いお菓子をご馳走になる。ふと窓の外に目をやると新宿副都心の灯りから夕焼けに富士山が映えていた。そして部屋の片隅には、○万円分買って読んだが、何も役に立たなかったという、パソコン関連書が詰まってプラスティックの大きな衣装ケースが置かれていた。念のため、普通はこういう緊急の仕事はお引き受けしていません。

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November 23, 2008

◇「バンク・ジョブ」を見る

▼比較的忙しい仕事を頼まれて午前中はそれに手一杯だった。しかし午後1時にHPのカウンターを見るとかなり動いているので、ひと区切りしたところで書くことにした。
▼厚労相事務次官の殺害に関連して容疑者が警視庁に出頭したことは、昨日のニュース速報で知った。しかし分からないのは失業しているのに、何度もレンタカーを借りて乗り回していること。そして事務次官らの住所をどうして知ったのか?それに愛犬の事で官僚を殺す気持ちになるのか。普通そういう「野犬」や「行方不明犬」の担当は住んでいる地域の自治体であるはずだ。怒るとするならばその対象が違っている。
▼◇「バンク・ジョブ」主人公ジョーは中古車販売店を経営しているが、不景気でカネの周りが悪く倒産しそうである。カネを借りている業者は彼の店に乗り込んで、車をたたき割ったり、高級車ジャガーを乗りさってしまう。そんな所にむかし好きだった女性が、「いい話がある」と銀行強盗を持ちかける。それはベイカー通りにある小さな銀行である。知り合いがセキュリティの工事をするので、1週間は警報が解除されるという。それを狙って、貸金庫を狙おうと話を持ちかける。ちょっと怪しいと思ったが、昔好きだった女が嘘を言う筈はないだろうと、その話に乗る。
▼友人や専門家5人ばかりを集めて、2軒となりの空き家の地下を掘っていく。実行犯は銀行の隣のビルの屋上に見張りを配置する。そして時々連絡を取り合うのだが、たまたまその会話をアマチュア無線家が傍受して録音している。それをスコットランド・ヤードに通報する。警察も会話から銀行を特定しようとするが分からない。そして空洞部分があって意外に早く銀行の貸金庫に到達する。女はなぜか088番の貸金庫だけを目当てにしている。沢山の財宝やカネを盗み出すジョーたち。女の目指した金庫には、上院議員がSMパブでプレイしている写真があったほか。マーガレット女王のポルノ写真もあったのだ。女はMI-6かMI-7の手先の指示でそれを取り返そうとしていた。
▼カネを山分けしてグループは解散するのだが、ジョーと同じ職場にいた、結婚直前の男の面が割れてギャング・グループに誘拐され拷問される。ギャングはその貸金庫に裏帳簿と警官への賄賂が実名入りで書かれていたのだ。ゴミと思っていた書類の中から帳簿を探し出し、仲間を助け出そうとするが時間が足りず殺害されてしまう。そしてポルノ写真とはイギリスの過激派、「マイケルX」というグループが政府を強請る計画で所持していた。絶体絶命のジョーは警察官僚に取引を持ちかける。生き残った3人の合法的なパスポートを作る事、そして政府高官のサインが入った自分たちに対する公式の赦免状である。ギャング、MI-7そして政府高官と三つどもえの利害関係を利用して果たしてジョーは脱出できるのか?これは現実に70年にイギリスで起きた強奪事件だが、数日後から英国政府の「D通告・国防機密禁止令」で一切報道されなくなってしまう。そのごこの映画を作った人は関係者に密かにインタビューして、「おそらく真相はこうだったのだろう」という事で作った傑作である。渋谷シネマライズで。

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November 22, 2008

ドラマの裁判官と現実の裁判官の違い

▼来週は月末で仕事がたて込んでいるので、薬はまだ4日分ほど残っていたがいつものクリニックへ行った。連休明けの方が混雑するかと思っていたら、連休前もかなり混雑していて診察まで1時間45分も待たされた。このクリニックは常に看護師さんを募集していて、いつも定員不足である。3ヶ月前は医師みずから注射器を握っていた。そんな事もあって待たされるのであろう。わたしは前月の血液の脂質検査の結果を聞くだけだから1分で終わってしまう。血圧はひじょうに安定しているからOKと言われる。しかし悪玉コレステロールはあれほど食事に気をつけているにも関わらず数値が上がっている。医師は「食べものに気をつけてね」と言ってくれたが、肉や卵黄を一切断っている現在、後はなにを断てば良いのだろう。甘いものもクリーム類を使っているものを避けているが、甘いもの一切を断ち切らなければならない。一ヶ月後さらに血液検査だと言われる。
▼診察で半日潰れてしまったので、後の仕事に影響が出てしまう。先日のハイキングを記事にしようと思っていたが、もう一つあった別の仕事をして、それを完成させて郵便局で書留便で送る。ついでに近くの銀行に立ち寄って、古い携帯2台を売った料金が入金がされているかどうか記帳して確認する。1回の飲み代分くらいが入金されていたのでこれもOK。買ってもらうにはできるだけ綺麗につかって、取説に付属品のCDや化粧箱なども取っておくと高く買い取って貰える。
▼夜の会議が終わって某部員と電車で途中まで一緒に帰った。彼は名前を言えば誰でも知っている某社のシステム・エンジニアを長いことやっていた経歴がある。そして今職業病対策の運動に関わっている。先日の某紙に彼の談話が載っていたので、そのことを聞いた。あるシステム・エンジニアが仕事が原因で亡くなってしまった。その原因が会社の長時間労働にあることを証明するのが、裁判を通じての彼の役割である。そのことをいくら詳しく裁判官に説明しても分かって貰えない。分かろうともしないというのが彼の意見だった。だから「ジャッジⅡ-3」で万引きをする少女のように、その原因が夫婦間の不和にあり、その結果拒食症になっている。そして親の注意を惹くために彼女は万引きを繰り返している。そのことをジャッジの裁判官は自分で本を沢山買い込んで「拒食症」の勉強をしているのだ。しかし現実の裁判官はそれほど真面目に判決をだすために勉強をする人はいない。そして、犯罪だけを見て判決を下す裁判官がほとんどなのだ。ましてドラマのように最高裁判決が確定しているのに、それ楯突くような判決を出す裁判官は皆無に近いのが現実であろう。

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November 21, 2008

都内の紅葉は少し遅れ気味

Yasudakodo(安田講堂前のイチョウ、20日)
▼打合せがあって久しぶりに本郷にある大学に行った。銀杏並木や三四郎池の紅葉はどんな具合かと思ってカメラを持って予定の時間より早めに行ってみた。すると昨年同時期よりも紅葉の進み具合は遅く、イチョウの葉は真っ青だった。それでも三四郎池の中の島にあるハゼの木だけは色づいていた。(1面の写真参照)
▼今まで使っていた携帯は3世代前の物である。通話やメールだけだったら、これで十分なのだが、海外では韓国、台湾、香港くらいでしか使えない。それ以外の国へいくのに一々データを移し替えたりするのが面倒だ。ネットで調べて見るとドコモの新しい機種がでるというので905シリーズが今までの半額程度で入手することができる。さらにその会社では今まで使っていた機種を下取りにしてくれる。さっそく注文したら、代引きで翌日届いた。この会社とは始めての取引なので、銀行に先に振り込んでしまうと、それっきりになってしまう可能性もあるので、慎重を期して代引きにしたら、新品が送られてきた。
▼一番面倒なのはおサイフ携帯のデータの移行である。最初はそもそもSuicaのプログラムはプレインストールされていたが、現在は違う。そのプログラムとデータ移行に30分ほどかかったが、住所録は問題なく新機種に移動することができた。
▼ところが、携帯は準備できたら、20日に旅行代理店から一通の手紙が届いた。ご希望の地域の参加希望者の数が定員に満たないので、別の地域の旅行に変更して欲しいというのだ。ウーンあまり人が行かない所を希望したのがまずかったのかな?代替え地域は円高のため、サーチャージ込み8日間くらいで13万円とかなり安い。さてどこにするか思案中である。メルマガを送信すると2、3日はがっくり疲れる。本日は朝から多忙のためこれまで。

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November 20, 2008

もし「テロ」でも何も解決しない

▼昨日も取材で比較的朝早くでかけた。そのために厚労相の関係者が殺害された事件にコメントを書くことができなかった。しかしあまりにも早い警察からの「厚生労働省関係者へのテロ」という決めつけ方はかなり怪しいと思う。それは終戦直後起きた、松川事件などの列車転覆事件が起きたとき、警察はいち早く「左翼関係者」という一方的な情報を流したことと類似しているからだ。こういう一方的な決めつけ方は、聞いている国民に先入観を植え付ける。そして昨晩からは「山口」という印鑑が落ちていたから、宅配業者を装っていたに違いない。という報道を繰り返し繰り返し流す。一体全体記者達は独自の取材をしているのだろうか?警察発表をありがたく聞いてそれを逐一垂れ流すだけだ。
▼そして夕方の某TV局の番組を見ていると、わざとおどろおどろしいナレーションを使って流している。もはやこれは報道ではなく、「バラエティ番組」の延長でしかない。それにもし警察の言うように本当にテロだったばあい、テロで政治が良くなった例など一度もない。大体において警察の国民に対する監視体制が強まっていくだけだ。いままで暴力団の麻薬取引を抑えるのが目的だとして、「盗聴法」を成立させた。しかしその法律をどのように運用しているかはまったく闇の中だ。そして今回の「宅配業者を装った」事件ではおそらく、宅配の荷物の動きを警察がチェックできるようにする「法案」でも出てくるに違いない。
▼この事件が菅生事件のような背景がなければ良いと思っている。
▼昨日は市原の山奥の久留里線の飯給(いたぶ)駅から月崎駅の間にある紅葉を見る軽登山コースの紹介で現地に行った。千葉の紅葉は12月まで楽しむことができるらしい。わたしはS編集長の指示で現地に向かった。事前に「一緒に行きましょうか?」というから、「それは必要ない。見所があったらファクスで送ってくれ」と言っておいた。ところが前日になってもファクスは来なかったので、MINさんの車で現地に着き、いつもの仲間4人で歩き始めた。ところが昼食をとってひと息ついて歩いていると、後ろの方からどこかで見たことのある男が急ぎ足で追いついてくるではないか。よくみるとくだんのS編集長であるのにはびっくり仰天した。わたしは明日(20日)までに原稿を書いて欲しいといわれたから19日に取材を設定したのであって、別に一緒に来るならば、ご本人が取材して書けば良いだけの話だ。まぁなんというか段取りの悪さに驚いた。わたしもヒマをもてあまして取材に協力している訳ではないので、今後はこういう取材はお断りしようと考えている。
▼本日メルマガの締め切り日です。お忘れなく。先の話ですがメルマガ12月1号の締め切り日は都合により一日繰り上げて12月4日とさせて頂きます。

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November 19, 2008

急ぐ朝は猫ちゃんの遊びも手抜き

▼明日はメルマガの締め切り日です。投稿して下さる方はなるべく早めにお願いします。
▼今朝も取材ででかける。取材と原稿執筆が収入につながれば良いのだが、手弁当でむしろ出費増になるのが現実で辛いところである。来週も新年号用の取材がもう一本入っている。取材一つも大勢のみなさんのご協力でなりたっているので、常に感謝を忘れない。
▼昨日のお酒の事で一つ追加しておくと、女性の肝臓のアルコール処理能力と男性のそれとは違うので(2分の1くらい)なので気をつけた方がよい。約20年近くも前だったか某国立大学の教官をしていた知人は日本酒大好き人間だった。忘年会の時「どうも日本酒がまずい」といってほとんど飲まなかった。検査したら胃がんで亡くなるまで半年くらいだった。味覚が最近変わったとか、自分でどうもおかしいと思ったらすぐ検査をお勧めする。
▼家を早くでる事でのもう一つの難関は猫ちゃんたちである。3匹いる飼い猫のうち一番若いナナちゃんはわたしの行動を逐一監視している。わたしも別にヒマではなく、出掛けるまでに分担する家事を済ませなければならない。ナナちゃんはそれを遠くから、あるいは高い位置から監視して、終わりそうだと思うと近づいてきて、「遊んでくれ」と泣き叫ぶ。仕方なく1匹につき一回10分は遊んでやる。もう一匹のロクちゃんは抱っこして撫でてくれと言う。これも10分、これを食前、食後に各一回しなければ彼女たちは納得しない。もう一匹のオス猫ピー助は夕食時に、金属製ブラシでブラッシングしてやれば納得する。だから急ぐ朝は食前の一回だけでだまして出掛けるのだが、心が痛む。

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November 18, 2008

米屋さんがなくなり、玄米が手に入らない

▼いつも玄米を常食にしていることは親しい読者のみなさんならがご存知の事である。昨日米びつを見たらその玄米が空っぽになっていた。いつもは加入している生協の個配で2kgずつ購入していて常に一袋くらいは在庫がある。ところが今回はゼロ。水曜日が個配の締め切り日だが、それとて注文して到着するまでは2週間かかる。しかたなく近くの大小のスーパーを探して歩いた。まず3軒探したがなかったので一休みして、また駅前の古い街並みのスーパーを探したがない。通常は徒歩5分のOピックにはあるのだが今回は老いてなかった。
▼大体お米屋さんがなくなってしまった。夕暮れが迫って来たときようやく1軒の米屋さんを見つけた。75歳くらいの親父さんがいた。「玄米下さい」というと、「いろいろあるがどれにする」と聞かれ、「茨城産の中程度の玄米」にしてもらった。どうして玄米を食べるのか?と聞くので、「家族にアトピー性皮膚炎のものが一人いるので、別に白米を炊くのは面倒なので、一家そろって玄米にしている」と話。親父さんは「おれも昔玄米を食べていた」という。理由を聞くとこうだ。昔は胃をやられて玄米をお粥にして食べていた。胃を壊した理由というのは飲み過ぎだ。わたしが毎日5合くらい飲んでいたのですか?と水を向けると、「そんな量ではない。焼酎をストレートで1升近い量を飲んでいた」のだという。たしかにわたしも焼酎のストレートか、オンザロックは一番うまいと思う。
▼米に限らず対面販売のおもしろさ、というのは店の人とこういう会話が出来ることだ。みなさんも連続してお酒を飲むことは、止めた方がいい。お酒が強いということは何の自慢にもならない。女性の場合日本酒を毎日2合続けて飲んでいると、必ず骨粗鬆症になる。そしてなってしまってから骨密度対策は薬を飲んでも、最早治療方法はない。転んで骨折でもしたら寝たきりになるので、気をつけて生活するしかない。日本酒がお好きな方は、若いうちから年に一度くらいは骨密度を測って予防するにこしたことはない。その叔父さんは大量の焼酎を飲み続けたために胃潰瘍になって大量に出血して手術を行った。幸い一命は取り留めたけれども、その後玄米のお粥をしばらく食べていた。いまは酒は一切飲まなくなったという話だった。ただ頭の悪い人の血を輸血されたため、どうも物覚えが悪くなって困ったものだという。わたしは今度輸血して貰うときは「頭の良い人の血か。悪い人の血か確かめた方が良い。くれぐれも総理の血液だけは輸血しないように、とアドバイスして帰ってきた。
▼昨年流行った言葉に「KY」(空気が読めない)というのがあった。ところが現在KYというのは漢K字が読Yめない(首相)というのだそうだ。「Janjan」にその麻生首相が読めなかった実例が出ていたので、その一例をご紹介する。

「あそう読み」 「一般的な辞書の読み」

「有無」  ゆうむ     うむ
「措置」  しょち     そち
「詳細」  ようさい    しょうさい
「前場」  まえば     ぜんば
「踏襲」  ふしゅう    とうしゅう
「頻繁」  はんざつ    ひんぱん
「未曾有」 みぞゆう    みぞう

この調子で行くと「解散」は「かいちる」とでも言うのだろう。

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November 17, 2008

◇NHK「ジャッジⅡ-4/二人」を見る

▼今週も朝早い仕事が多い。ブログの中味は午後になります。
▼わたしの場合朝が早いというのは午前7時41分の電車に乗って、得意先には午前9時に着かなければならない。9時が約束の時間だとすると10分か5分前に、約束の場所に立つという事になる。最寄りのJRの駅までは徒歩て1kmで約10分で到達する。従って信号待ちのロスなども入れて午前7時27分に家を出る。
◇「ジャッジⅡの4第四話/二人」鹿児島の大美島(ロケは奄美大島だが)、架空の島という設定だ。今回島の裁判所に持ちこまれた事案は最初の妻との間に出来た子ども、と内縁関係の妻との間に出来た子どもに対する相続話である。夫は既に死亡しており、遺産の3千万円をどう分割するかというのだ。民法上は最初の妻との間に出来た子どもに2千万円、認知していない子どもには1千万円という事になる。しかも最高裁で5度も判決がありほぼそれは確定している。
▼三沢恭介判事は妻と娘の3人でこの島に赴任しており、来年は2年目で赴任先や転勤先の希望が出せる。いまちょうど司法修習生が二人来ている。現地調査などの二人を連れて行ったり、自宅に招いたりする。一人はきまじめで、もう一人はちゃらんぽらんな所がある。もう最高裁で確定しているのに別の判決を出す事は、出世の妨げにならないかと前者は気を揉んでいる。しかし三沢は調停でカタをつけようと思っていたが、二人の元妻の代理人(弁護士)が納得しないので、審理(裁判)に入ることになる。たしか法律はそうだが、それを法律どおりに解釈して判決を出した所で二人は幸せになるのだろうかと考える。
▼三沢の親友の死や別の島に出張して成人後見人をどうするかという事案を検証する。それはボケが来た老婆の資産を兄弟のどちらかが管理するかというものだ。兄は自分が母に可愛がられてのだから自分だという。そして畑で働く老婆を見に行く三沢。老婆は百合根をささくれ立った畑に畝を作って必死に埋めている。「おばあちゃん何しているの?」と三沢が聞きただすと、「これを隠さないと軍機に触れる」必死に土をかける。想像するに千葉でも戦争中の食糧難の時に、「花など栽培するのは、贅沢だから」と憲兵などが取り締まった事を恐れているのではないかと思う。そのぼけた母の所作を見て、兄は妹が見た方が幸せなのだと気づいて後見人役を彼女に譲る。
▼三沢判事は法律というのは他を律する前に、人間の幸せのためになければならないとその現地調査と死んだ親友が司法修習生時代に書いたノートを見て思う。そして最初の遺産相続の問題で残された子どもたちと、亡くなった夫と3人で写っている何枚かの写真を見せられる。二人の子どもはそれぞれ「海」と「空」という名前がつけられていた。たまたま入籍しなかったのは何かの都合であったのだろう。愛されていたのは平等であったに違いないと、それぞれ2分の1で分割するという判決を出す。その経過を見ていた司法修習生や事務官たちも一様「なるほど」とその大岡裁きに納得するのだった。こう書いてしまうと簡単だが、我が身と比較して見ると中々奥の深い番組でありました。今週の22日が最終回です。ぜひご覧下さい。

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November 16, 2008

Suica中毒にならないように

Todays_eye_70000
▼昨日は父の三回忌で日帰りで帰省していた。朝8時40分の新幹線に乗り、墓参をしてから会食をする。そのレストランというのは標高1050mくらいの場所にあった。3年前に他界した高校時代の友人の家約1000mの所にあり、そこから車で5分くらいの場所だ。経営者はクリスチャンで土日だけ予約でレストランを開いている、小懐石をしている店だった。みなさんにご紹介したいが、車でないといけないし、わかりにくい場所なので省略する。この時期紅葉が始まっていた。高度が高いところにあるドウダンツツジは葉が真っ赤に映えていた。そして唐松の葉も黄金色に染まっていた。日差しが強ければもっと映えていたのだろう。しかし風が吹くとその唐松の葉が針のように降ってくる。そして一瞬だったが針のような葉に混じって白い雪が舞っていた。もうしばらくすると除雪がないとそのレストランにも近づくことはできない。
▼それにしてもこの地域でも他の町村と同じく地域崩壊が始まっているという話を聞いた。公的な老人介護施設の突如の解散、家電店の相次ぐ閉鎖など、職を失ったら次がない。
▼金曜日夕方のフジテレビだったと思うが、Suicaなどのカードを「有効」に使っているj人たちが紹介された。そのうちの一人がどうやら千葉大生のようなのだ。黒砂の坂や稲毛駅前が写っていた。彼はこの携帯に入っているカード一枚で何でもできると豪語する。そしてそれで溜まったポイントを有効に活用するというのだ。しかし欠かせないのは携帯の充電器であるとレポーターは皮肉っている。この話は重要な問題が欠落している。それは個人情報が完全にカード会社に握られてしまうということだ。
▼わたしは時々ネットのアンケートや映画の試写会に応募しようと途中まで書き入れていくのだが、個人情報を詳しく求められるとそこで記入を止めてしまう。先日は某生協のアンケートで収入を書く欄があったので、「こういう項目は入れるべきでない」とメールを送ったら言い訳を送ってきた。映画試写会でも詳しく書くよう求められたから、1000円か1800円のチケットと引き替えに、相手に提供すべき情報でもないので、記入を止めた。利用するみなさんも個人情報と引き替えにチケットを貰って、あり難がることはやめましょう。
▼昨日湧々さんがブログの7万番をゲットされました。画像をトップに入れました。

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November 15, 2008

筑紫哲也の追悼番組を見る

▼先日の夜TBS系で筑紫哲也のガン闘病記が放映されたので録画して見た。彼の場合は肺ガンで、点のように飛び火するので手術をする事ができず、放射線治療だけに頼っていたようだ。最後に家族とともに写っていた写真は、わたしが先日行った、桜島をバックにした明るい写真だった。というのはその治療は鹿児島の病院が最先端の技術を持っているからだという。08年の3月に家族は医師に呼ばれて、「余命3ヶ月」と告げられていた。しかし長男を始め家族の判断で、「お父さんの性格からすると伝えない方が良い」という事で筑紫には伝えられなかった。
▼わたしが筑紫をTVで始めて見たのは10ch系で「こちらデスク」という日曜日の番組だったように思う。その番組でウィンダム・ヒルの「オータム」がメインテーマ曲としていつも流れていた。それを聴いてからわたしもこのCDを買い求めた。
▼筑紫が編集員をしていた「週刊金曜日」のモットーは、「味方を批判しない。敵の中に味方を作る」というのがある。筑紫の追悼番組を見ていて、彼はそれを身をもって実践した人で、最後までそのスタンスを貫いたのだと思った。
▼それにしてもTBSラジオで森本毅郎は筑紫の事を批判し続け、訃報さえ読まなかった。これがおそらく資本としてのTBSのホンネなのだろう。きょうはブログが7万番になります。

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November 14, 2008

なぜ増えるのか健康補助食品のCM

▼来週月曜日まで忙しい。明日土曜日も寒いところへ日帰りで出掛ける。これは寒中行動の第一陣で、来月の第二次、来年早々の第三次まである。第三次の予行訓練だと思って準備を怠りなくしている。
▼最近のTVを見ていると健康補助食品類のCMがやたらと多いことに気づく。ローヤルゼリーから、未病対策のお酒に始まり、ニンニク、ぐっすり眠れない対策、トイレに起きる回数が多い人向け。血糖値が高い人向けの「薬類」が第一の部類。そして清涼飲料水に毛の生えた「トクホ」飲料。1ヶ月で血圧が下がるとかいうもの。そしてCMをよく見ていると、「これは個人の感想で効果には差があります」と逃げを打っている。こういうのは数えていると10では納まらない。そして初回申込みに限り、「安く」なっている。
▼今までTV局はこういう効果が確実ない商品や保険薬品は扱わなかったという。ところ最近はなりふり構わず、補助食品のCMラッシュである。その疑問が朝刊を読んでいて気づいた。「CM減民放二社赤字」という記事が出ている。つまり不況でCMを出さなくなってしまったのだ。お気づきかどうか?新聞折り込み広告の内容も変化してきている。家電、車は確実に減っている。週末に折り込みで入ってくる数量が減って軽くなっている。どうせ来ても見ることはないから都合が良い。家電販売店はその分ポイントの還元した方が確実の売り上げに直結するという考え方で、CM費用はそちらに回っているのだ。
▼物が売れなくなるということは、生産調整と常勤労働者の数を減らす、レイオフや契約雇用を解消する事につながる。今週の「ガイアの夜明け」では品川駅前の京品ホテルの労働者の闘いを取り上げていた。京品ホテルの社長は自分の道楽で会社であるホテルをリーマンに担保に取られた。お金を返す他のアテがなかったので、会社を閉鎖して労働者のクビを切るという飛んでもない社長である。団交の席を一方的に立った社長はTVカメラに向かって、「リーマンは本当に良い会社ですよ」と言って逃げていった。それはそうだ自分の道楽のツケをキャッシュで建て替えてくれたのだろう。それがホテルの取り上げで、労働者の首切りにつながっていったのだ。売ったホテルは別のぺーパーカンパニーに売られ、労組が交渉しようとしても実態はようとしてつかめない存在になっている。労働者たちはホテルに立てこもって、利用客には現金払いをお願いして仕入れを途切れないようにして、闘っていた。そして労組経営のあるホテルの居酒屋でもお客の拍手に迎えられ。品川駅頭でも署名をする人が後を絶たなかった。

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November 13, 2008

「拷問が普通」になったアメリカという国

▼今朝のTBSラジオを聞いていたら東大名誉教授の月尾嘉男が「日本の消費税は欧米のそれに比べて低すぎる」という論理を開陳していたので、さっそく「月尾氏の意見は一方的である」というメールを送っていたのでブログを書くのが遅れた。つまりミサイル防衛網の整備やPAC3などは日本の防衛というよりも、アメリカの軍需産業救済のために行っているようなものなのだ。それはわたしが言うだけではなく、田中宇(さかい)氏のブログなどでも一貫して主張されていることだ。そして航空幕僚長の暴言に対してもTBSラジオなどは、サンケイ新聞の主張を紹介するというていたらくである。先の戦争は「新聞と戦争」を読むまでもなく、日清、日露戦争からしてマスメディアが参謀本部の意向を受けて国民の気持ちを煽った責任はかなり大きい。それを反省しないと、日本は再びシビリアン・コントロールを捨てて、軍部の発言を増大、増長させていくことになる。
▼「週刊アスキー」11月18日号に歌田明弘の「仮想報道」という連載がある。今週のテーマは「拷問が普通になったアメリカ」というテーマだ。そこで書いているのは、アメリカの人気ドラマ「24」の中の出来事である。人気があるようなので一度だけTVを録画して見たが、そのイスラム圏=テロリストという偏見と差別ぶりに嫌気が差して、一回だけでやめてしまった。このドラマを作っているのはブッシュの息の掛かっている右派のFOXというテレビ局である。イラク戦争を報道するときは画面の片隅に星条旗をはためかせていた。そして主人公ジャック(キーファー・サザーランド/ドナルドの倅)は、国(アメリカ)のためならば法を無視して残虐な拷問をする役を演じてきた。
▼歌田によればそれらはイラクのアブグレイブ刑務所やグアンタナモ基地での「捕虜」を虐待している事実を正当化するものとして見られていた。「ペアレンツ・テレビジョン・カウンシル」の調べでは、アメリカのテレビに登場する拷問シーンは96年から01年までの6年間に102シーンだったが、02年から05年までの4年で634シーンになったという。つまり年平均で10倍になった。「24」には最初の5シリーズで67の拷問シーンがあったようで、この数はテレビ番組中でトップで、計120話中67回、つまり2話に一回以上、拷問をしたことになる。
▼ドラマをご覧になっている方はお分かりだと思うが、書くのをためらうほどのそのすさまじい拷問の数々は目を覆いたくなるような残虐なものだ。タフな主人公は「テロ攻撃が迫っているので何でもあり」という様相を示し、見ている視聴者もいつのまにかその行為を応援しているようになってしまう。こうした拷問シーンのオンパレードに対して、人権団体だけではなく、軍やFBIの幹部まで制作者に抗議来ているという。
▼先日バス乗り場で、バスの到着を待っていたら、「テロ警告」の張り紙がしてあった。そして電車に乗ると相変わらず、「不審な荷物を見つけたら触らずに駅係員まで知らせ」るよう、始発駅ではアナウンスが流れる。昨晩の神宮前での爆発事故の原因は究明されていないが、そういうテロとは関係のない爆発事故にさえ政府の「恐怖を煽る」宣伝に利用されてしまう。

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November 12, 2008

F屋M理さんのコンサートで会った人たち

▼昨晩はF屋M理さんのコンサートがあって出掛けた。『鍵盤乱麻』の常連投稿者であるF生さんもブログを見て、このコンサートを知ったとおっしゃっていらしていた。F生さんは投稿欄をご覧になっていただければお分かりのように登山家である。海外の山もモンブランを始めいくつか制覇していらっしゃる。来年はイタリアのどこかの山(聞いたけど忘れた)に行く計画をお持ちだ。そして退職した現在は障害者の登山をサポートするNPOに所属して月に2回ほど登っていらっしゃるということだった。
▼休憩時間にF生さんとお話しをしていると、ビジネススーツを着た恰幅の良い男性が、名刺を持ってわたしの名前を呼んで近づいてきた。名刺を見ると某社の社長さんだった。営業総本部長や営業部長も一緒で、仕事の話を数分した。しかしこういう場所にはふさわしくない出会いである。演奏が終わってから普通は花束贈呈などがあるので、カメラを持っていったが、アンコールのあと2曲演奏があってそのままおわったのでカメラの出番はなかった。
▼昨日の「しんぶん赤旗」によれば防衛大学で使われている「防衛学概論」で使用される教科書『防衛学入門』の中で、第二次世界大戦について「自衛を基本とし権益の増大とその衝突」と書かれていることが分かったという。わたしがこのブログで、そういう教育を防衛大学で行われているなら、特別国家公務員は憲法を遵守する宣誓をしているのだから、それ自体が憲法違反であると書いたが、それを証明することになった。田母神氏は昨日の衆議院の参考人招致での質疑でも集団的自衛権の行使が必要だとしたうえで「(憲法を)改正すべきだ」と強調している。しかしこれだけの航空自衛隊員が論文を書いて応募している事は、言論によるクーデターと同じではないかと考える。
▼その点昨日の朝日朝刊で作家の保阪正康氏らが、かなり冷静な反論をしていた。その一つ「真珠湾攻撃はルーズベルトの陰謀だ」というのは、ミステリー小説のたぐいだ問題にもしていない。問題のアジア諸国が「大東亜」戦争を肯定しているという話にしても、日本軍が華僑を虐殺したので最近まで反日的な空気が強かったと指摘している。再三いうが、関東軍は満州でソ連が侵攻して来ることを事前に察知し、軍の高官だけが飛行機で日本国内に逃亡し、開拓民という一般人が辛酸をなめた事はご承知の通りである。

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November 11, 2008

◇「ブラジルから来たおじいちゃん」を見る

Kurihara(栗原奈名子監督)
▼新聞休刊日のラジオニュースを聞いていたら3番目くらいにソフトエアーガンが真性銃と認定されて発売禁止になったと言っていた。さっそくネットを検索したら、タナカというメーカーが作った回転式モデルだという事がわかった。しかし警察は自身で改造を行って薬莢を作っている。もしこれが認められるならば、水道の鉛管に警察が作った薬莢に火薬を詰め、金槌で叩いても弾丸を発射することは可能になる。夕刊をみても「エアーガン」と記事に出ているという。おもちゃのソフトエアーガンは、エアガン(空気銃)とは法律上異なる扱いになるので、記者は独自の取材をしないで警察発表のみで記事を書いているのだろう。
▼事々左様に振り込め詐欺で携帯が、その犯罪に使われているから行進記録を現在の3ヶ月からもっと延長するようにと、警察庁は言い出した。先日も書いたがこういうのは銀行の窓口の人を減らしてCDを増やした事が原因なのだ。それを逆手に取って闇携帯の取締や罰則だけを強化して、ついでに国民を監視してがんじがらめにしようとする警察国家の思惑が見え隠れしてくるのだ。
▼ブラジルがなぜポルトガル語圏なのかとずっと思っていた。ところが先週土曜日の「旅サラダ」という番組を見ていたら、あるタレントがスペインに行っていた。そのとき地図をチラッと見た。するとメルカルト図法でわたしたちは日本が中心の地図を見て誤解しているのだ。つまりポルトガルとブラジルは海一つ隔てているだけなのだ。
◇「ブラジルから来たおじいちゃん」昨日書いたように予告を見て、ぜひ見たいと思っていたら、東京国際女性映画祭で監督の姿を遠くから見て、ますますその気持ちが募ってきた。主人公の紺野堅一は現在92歳で、お孫さんたちとサンパウロに住んでいる。60過ぎで耄碌してしまう人もいるが紺野さんは元気でここ数年は年に一回日本に帰国するという元気の良さである。紺野さんは19歳のとき、「朝鮮に行くか、ブラジルに行くか」と聞かれ、寒いところはダメだからと、シンガポール、ケープタウン経由でブラジルに渡った移民である。「うっかり朝鮮などに行っていたらえらいことになっていた」と語る。しかしブラジルに渡っても平凡な道はなかった。政府は「大金持ちになれる」と言っていたが、言葉が通じないからまずポルトガル語を習いに行った。それから土地を買っては少しずつ買い足して大規模にしたが、結局お金が回らなくなって家や機械、トラックを売り払い、弁護士に頼んで現在で言う自己破産をした。こういう生活がずっと続いて、仕事が軌道に乗るまで30年はかかった。「うまく行かなければ帰ってこい」と言われていたが、一度ブラジルに来たからは失敗して帰るという気持ちはちっともなかった。
▼紺野さんはブラジルに渡って72年たった今、日本で働いている在日ブラジル人たちを訪ねては生活、あるいは将来帰国して仕事をしたい人、子どもの教育などで悩んでいる人びとを訪ねてアドバイスを続ける。それは現在日本に滞在しているブラジル人は31万人で、あちこちの町でコミュニティを築いている。そして仕事はいわゆる3Kで待遇も決して良くはないし、心ない一部のブラジル人の起こす犯罪で見る目は厳しい。紺野さんは子どもたちには一生懸命勉強して大学まででて知識を持つことを勧める。そして社会人には身を粉にして働き、お金をためたらブラジルに帰って仕事をするように言う。というのはブラジルには仕事そのものがないのだ。紺野さんは自分の生きてきた人生に不満は言わない。それは自分が選んだ道だからとまったくこだわる様子はない。
▼先にNHKで放映された「キプロス棄民」のドキュメンタリーはまさに、政府による「棄民」以外の何物でもないとおもった。しかしブラジルの移民もそれと基本的にはそれほど変わらないと思う。その中にあって紺野さんは自分の残り少ない人生を、在日ブラジル人のために尽くそう自費で帰国する。そして日本国内を公共交通機関と自分の足だけを使って歩きまわって励ましてアドバイスする姿は、気高くもあった。
▼東中野ポルポレで。公開2日目に行ったのでまさか栗原奈名子監督にあえるとは思っていなかったら、トークショーがあった。またそのあと電車の中で一緒になって一言、二言会話をすることができた。しかし会えないとおもっていたのでカメラは持参しなかった。写真は「ふぇみん」10月25日号から。

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November 10, 2008

◇綾瀬はるかの「ICHI」を見る

▼ゆうべNHK教育テレビで午後10時ETV特集「悩む力政治学者姜尚中が読む夏目漱石」を偶然見た。実はわたしは漱石をほとんど読んだ事がない。姜尚中は「三四郎」が日露戦争直後に書かれたと話す。日露戦争はいまのわたしの研究テーマだからぜひ読まなければならない。家族に話しかけると「三四郎」はすぐ手渡された。TVの中で姜尚中はミネコ、いや美禰子は「悪女」であるという。それならばますます読まなければならない。
▼いや土曜日は間違えて表参道に行ってしまった。というのは「ブラジルから来たおじいちゃん」の初日に行きたかった。予告編を渋谷のイメージフォーラムで見たので、そちらの映画館の前に午前10時50分に着いたら違う映画のプログラムが張り出してあった。さっそく携帯のぴあサイトで確認すると、上映館は何と東中野ぽれぽれである。今から行っても間に合わないので、クレヨンハウスで無添加の餃子の皮を3パック買う。そして近くに住んでいる義兄の家に立ち寄ったら、「昼飯を食べていけ」というのでおでんをご馳走になってしばらく雑談をして、銀座のサロンパスホールに向かったのだ。
▼「ICHI」は家の近くの映画館でも上映しているが、家の近くというのはまったく気分転換にならない。◇「ICHI」昨日綾瀬の名前を間違えたら、「美少女マニア」からメールをいただいて「綾瀬はるか」であると指摘いただいた。座頭市は子母澤寛の原作という事になっているが、原作が「盲目で居合い抜きの名人やくざがいた」という1行だけのものであったという説があったが、この映画でも原作は子母澤寛となっている。予告は半年くらいに見たが中々公開されなかった。さて舞台は東北地方のある宿場町である。町は窪塚洋介と柄本明演ずる親子が中心となって結構栄えている。それを狙うのは、万鬼(中村獅童)が率いる夜盗の一味である。あるとき所司代か何かが視察に来るというので宿場町を上げて歓待しようということになる。
▼今までの座頭市は勝新太郎と北野武だったが、今回は美少女の綾瀬はるかであるから設定は離れ瞽女(ごぜ)である。詳しくは判らないが父親らしき人に居合抜きの技術を学んでおり、母が亡くなったいま、はるなはその男に一目会いたいと思っている。母が死んでから彼女はごぜ仲間からつまはじきにあって、一人で生きていかなければならなくなる。あるときひもじい思いをしているとき、握り飯と引き替えに手籠めにされるが、一瞬のうちに相手を切って捨てる。そして辿り着いた宿場町、夜盗の一味が村を襲おうとしている。そこに通りかかったのは藤平十馬(大沢たかお)演ずる武士で、元指南役の倅である。木刀では強いが真剣になると刀を抜くことができない。大沢が夜盗に襲われそうになっていたのを、ICHIが助けて一瞬のうちに5人の敵を斬り捨てる。用心棒を欲しがっていた宿場町の窪塚は5人を切ったのは藤平に違いないと勘違いして30両で用心棒として雇う。
▼そして所司代の見回りの日、万鬼党は宿場町を襲い、藤平は何も手出しや抵抗ができず、ICHIもさらわれてしまう。まぁ何というか綾瀬のプロモーション映画だと思って見れば、どこから見ても隙のない美少女だし腹も立たない。しかしストーリーで言うとかなり雑でセットはお粗末、それに万鬼党の二番手竹内力はV映画のヤクザ役で活躍している人だがまったく迫力がない。つまり全体を通して悪者が悪者らしい顔をしていないのだ。そして庄内で撮影しているが、ラストシーンがリンゴ畑の中を去っていくICHIなのだ。おいおい江戸時代にこんなの手入れのしてあるリンゴ畑などなかったぜ、と突っ込みを入れたくなる。

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November 09, 2008

NHK教育TV、あるテクニカル・イラストレーターの話

▼昨晩の日本シリーズが4回戦からずっと見てしまい、岸投手の力投ぶりにすっかり魅了されてしまった。わたしは「常勝○○○」というキャッチフレーズは大嫌いなので、夕べはとても気分が良かった。そのあとNHK教育TVを見ていたら、「テクニカル・イラストレーター」という仕事を紹介していた。いわゆるマニュアルのイラストレーターなのだが、この日登場した男性は自動車修理工場向けの解説書を作っていた。上司から与えられた内容を自分で理解して、工具をどういう手順で使って分解していけば間違いないか。また事故を起こさずに済むかという立場で考えながら描くのだ。登場したたのはトヨタ系の新車のマニュアルを作っている会社だった。イラストレーターが描き上げたものは、社長の「恐怖の青ペン」でチェックされる。作業自体はマックG4を使っていたが、一つの複雑なイラストをは1時間半で描かなければならない。
▼工具の形状、それを手で回す方向は矢印で入れていく。しかし工具を理解していなかったり、矢印の方向やカーブが違っている、工具を使い方を間違って事故が起きないかなど細心なチェックが入る。わたしが関心を持ったのは、その一般車両のイラストが終わって、個人用に開発されて介護車のイラストの場面になったときだ。つまり後部座席が回転して介護される人が座ったまま降りられるようにリモコンを操作する場面を描くときだった。ライターや先輩イラストレーターが一緒になって考えさせる。イラストの人の表情。操作ボタンの大きさ、表現する言葉などかなり細部にわたっている。ここでわたしたちの仕事で使っている言葉などは、これほど緻密な検討を経て選んで使っているかということだ。作家の井上ひさしが「難しい事をもっと易しい言葉で」良く言っている事を思い出した。人間は号令や命令や勇ましい言葉では、動かないのだ。これを勘違いしている人がいかに多いか。
▼昨日は有楽町まで行って、一部の評論家に話題になっている綾瀬はるかの「ICHI」を見た。綾瀬は良かったが他はかなりマンガチックである。感想は後日書く。

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November 08, 2008

寒暖の差が大きな二日間

▼二日前に歩数計と携帯のセキュリティシステムの電池が、同時になくなっていることに気づいた。歩数計は毎日持っている訳ではないが、健康管理の必要上1ヶ月だけ計測することにした。平均1万2千歩くらいで、2万歩までいけば上出来だ。それで昨日は朝早く近くのコンビニ行って2個のボタン電池を買い求めた。2個はそれぞれ形は似ているが型番が違うので、店員さんが「これで良いのですね?」と念を押された。体重は通常通りに戻ったので一安心。健康管理で一番大切なのは、普段の生活リズムを守ること。夜更かしや過飲食をしなければ、わたしの場合大丈夫だ。これが狂うと風邪を引きやすくなる。鼻がグジュグジュして喉が痛かったので、夕べは葛根湯を飲んだら今朝は調子が戻った。
▼昨晩夕方筑紫哲也さんの訃報を聞いた。面識はまったくないが、筑紫さんは創刊号から「週刊金曜日」の編集委員をしていた。ただ単行本や「週刊金曜日」の文章を読むとわたしとは考え方が、かなり違うように思った。それは朝日文庫で出ている「マイ・アメリカン・ノート-ポトマックの両岸-」の記述だ。映画「ディア・ハンター」でベトナム戦争で加害者である米兵の立場を擁護していたからだ。しかしまだ若く、活躍できたのにお気の毒である。
▼昨日のミニコンポはブログに書いて30分もたたないうちに、某読者から詳しい内容についてお問い合わせがあった。その後お昼に運賃着払いで引き受けて下さる事が正式に決まった。コンポの本体はともかく、スピーカーの形状がバフレスで細長い。その梱包に手間取ったが夕方にはどうやらヤマト便に乗せる事が出来た。
▼そうこうしているうちにS編集長から「シネマの原稿はまだか?」という催促メールが来る。沢山見ているから机に座る時間さえあれば書ける。それも午後5時半には書き上げて送信が終わる。昨日はとても暑かった。歩いているだけで汗だくになる。しかし今日はそれから10度もマイナスだというから、気をつけなければならない。

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November 07, 2008

本をだくさん読んだだけでは、パソコンは習得できない

Mikosan鳳神社の巫女さん
▼昨日お会いしたのは某市にお住まいの、わたしより一回り年上の方である。最後の電話があったときは、その方が退職する直前で、その後の仕事の内容について相談を受けた。その後音信はずっと途絶えていた。ところが1週間前に突如電話があって、わたしの名前を呼ぶのでびっくりした。「新聞を作りたいが、本を読めば作る事ができるか?」とおっしゃるのでd、「わたしを呼んで頂いた方が確実である」と売り込んで、講師をしてきた。
▼某駅で待ち合わせてご自宅まで車で案内していただく、ご子息と二世帯同居住宅にお住まいで、講習はその立派な書斎で行った。奥さまからは「早く読まない本は処分するように」と言われている、とテレながらお話しする。机の上にはWordの関連本が20cmほとうずたかく積まれている。そして最近は「一太郎」の最新バージョンまでお買い求めになったが、その良さが判らないとおっしゃる。大体わたしの所に来る相談は、「本を読んだが判らない」という内容が圧倒的に多い。相談の主なものは「新聞を作りたい」という内容だが、それらのソフトは新聞のレイアウトに特化していないから、判りにくいのだ。Wordの操作ができれば、後は早いので見出しと、コラムの作り方、画像の入れ方などを集中して講習を行ったら、およそ3時間で一応の講習を終える事ができた。
▼前の夜は酉の市に行って帰宅は午後10時、翌朝は午前5時に起床してブログを書いていたので、ちょっと体調が良くなかった。夕べは熟睡できたので、今朝は調子が良い。しかし午前中は小雨の降りしきるなか屋外で作業なので、ちょっと辛い。
▼自宅で使っているミニコンポを処分しようと思っている。DENON製で、MD3連装でカセットは別に付属している。こちら3つの総合計の高さは26cm×34cm×26cm。そしてスピーカーはONKYOのD205FでSPは高さ90cm×17cm×25cmあるのでちょっと大きい。車でないと持ち運びできないが、ご希望の方はきょうから3日以内(9日まで)に、わたしの自宅に車で引き取りに来ていただければ差し上げる。おおよそ300円から4千円以内だと思うが、送料をご負担いただければお送りすることも出来る。応募資格は『鍵盤乱麻』メルマガ購読者に限定します。本件の嫁ぎ先は決まりました。
▼昨日の新聞によれば「10月の振り込め詐欺」が前月に比べて40%減ったという。しかし30日の月末に某銀行に行ったらCDの前に、柔道か剣道が得意そうで、屈強な警察官が突っ立っていた。その脇では女子行員が、一生懸命「銀行カード」を作るように大声を上げていたが、何か間違っているように思う。この事は一度書いたが、振り込め詐欺に注意すべきは銀行側で、それは職員を総動員してやるべきことだ。それなのに公務員である警察官をそれに使うなど、本末転倒であると思う。ところが銀行の近くのコンビニでは、窓の外の道路から警察バッジを光らせて、CDの操作を見守る私服警察官がまたいるのだ。これで詐欺が減らなければ、どうかしている。しかしこういう官庁の統計が本当に信じられるかどうかは、判らない。現実に「最近凶悪犯罪が増えている」と言っているが、殺人事件が一番多かったのは、統計で明らかにされているが終戦直後なのである。

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November 06, 2008

「オバマ」に「コムロ」のTV狂騒曲

Ichi15日の浅草鳳神社、一の酉にて
▼昼にテレビのスイッチを入れるとNHKはアメリカ大統領選の開票経過を延々と流していた。そして民放はと言えば、どこのチャンネルも「小室」特集ばかりであきれるばかりだ。某局のアナウンサーは「もっと質素な生活をすればよいのに」というが、大きなお世話である。しかしこの様子は実際日本のTVは報道管制下にあるのと同じだ。某読者の職場でも、「小室が一面はないだろう」という話題だったという。夕方新橋で待ち合わせをしていたら、朝日の「号外」が配布され、1面が「初のアフリカ系、オバマ大統領誕生で、2面が英文の「ヘラルド・トリビューン」で「secures historic victory」(歴史的な勝利を手に入れた)だった。
▼メルマガの送信を終えて、急に酉の市に行きたくなった。わたしの家からは鳳神社の近くまでバスで約20分である。午後9時頃で一の酉だったが参拝客の数は割と少なかった。鳳神社の入り口にある、お払い所からお賽銭をあげる場所まで10分足らずで到達した。これも不景気のせいだろうか?10時頃行った人に聞いたら、20分くらいかかったというから、人の出足が遅かっただけなのかも知れない。
▼某日自室の本を整理する必要に迫られた。わたしは学者でも研究者でもないので本をコレクションする趣味はない。一度読んで、メルマガに書いてしまえば、2度と開く事はない。だから通常は図書館で借りている。しかし新刊を早く読みたい場合は、いつ届くか判らない図書館をアテにする事ができないので、どうしても書店で買い求める。それらの本が床に紙袋に入れて積み重なり始めると、そろそろ処分すべき時期である。それで一年に1、2度ブックオフに通う。某日の場合重さが10kgほどあった。どこのブックオフに行くか思案する。家の近くには4件ほどのブックオフがある。駅まではバスで行くにしても、一番近い駅前は、京葉道路を歩道橋を上り下りして渡らなければならない。秋葉原ならば最寄りの駅のエスカレーターに乗ってしまえば、後は秋葉原は下り階段を2度下りるだけで済む。10キログラムの本は1250円に化けた。だが机の周りの整理整頓した気分は格別である。
▼きょうは朝から遠くまで一日中でかけるので、早起きして書いた。

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November 05, 2008

マッチポンプのマスメディア

▼小室哲哉が豪遊しようが、豪邸を建てようが、飛行機のファーストクラスに大勢で乗ろうがわたしの知ったことではない。だが朝日始め日本の代表的な新聞の1面トップや、NHKの臨時ニュースで報道すべきことなのか、極めて疑問である。5億円の詐欺というなら庶民をだましてカネを集めた昔のオレンジ共済などは明らかに確信犯である。そして振り込み詐欺の方が遙かに悪質である。小室の場合、たんに欲の皮が突っ張った人たちの争いである。それが「大新聞」をして三流スポーツ紙のようになってしまったのはなぜだろう。
▼小室を今逮捕して、「ああ、あの小室も落ちたものだ」と庶民に思わせる。これで不況で怒りをもって行きようのない庶民は夜の酒場で焼酎を飲んで溜飲を下げる。いわば江戸時代の獄門さらし首の現代版である。権力者はいつの時代になっても「庶民」の心をどうやったら操ることができるか、研究に余念がない。
▼最近話題の「FX」(為替先渡し契約。デリバティブ取引の一。FRA の為替版。電子辞書より)、雑誌AERAでは3号前にこのFXが儲かるという特集を2ページに渡って繰り広げていた。ところが今週号ではFXで大損をしたという記事が1ページに渡って書かれていた。こういうのをマッチポンプと言わないで、何というのだろう?
▼きょうはメルマガの原稿締め切り日です。すでにお二人の原稿を頂いています。投稿されるかたはどうぞお早めにお願いします。定期投稿者の原稿が集まった時点で早めに一斉送信します。

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November 04, 2008

◇「ブーリン家の姉妹」を見る

▼先週末の「ニュースにだまされるな!」ではGMは実質的に倒産している。その理由の一つとしてローンで車が買えなくなっているからだとしている。日本でも車が売れないからエコ替えとか、定年退職した団塊世代向けに軽キャンピングカーまで売り出している。そして「若者が買ってくれない」と歎く。しかし良く考えていただきたい。先週末に発売になった「週刊金曜日」でトヨタが若い派遣労働者にどんな、雇い止めをしているか欠かれている。若い層に買って欲しければ、若者の雇用を安定して賃金を引き上げなければ、トヨタの地位もいつまでも安定ではないのだ。
▼昨日は休日にもかかわらずブログのアクセス数は平日と同じくらいのアクセスがあった。◇「ブーリン家の姉妹」16世紀のイングランドの国王はヘンリー8世である。彼は王女と20年もの結婚生活を送っているが、女の子が一人いるだけだ。ヘンリーは何とか男の子が欲しいと願っている。そんな時ブーリン家の父親と叔父(妻の弟)は二人の姉妹のうちアンをヘンリーに近づけさせようと謀る。うまく行けば自分たちも貴族の一員として登用されるかも知れない。そしてさらに金銀財宝を貰えるかもしれないという深慮遠謀が働く。ヘンリーがブーリンの領地を狩りで訪れたおり、父は長女のアンに因果を含めて接近させる。ところがヘンリーが興味を示したのは、新婚間もない妹のメアリーであった。
▼ヘンリーは「王と寝るのも公務である」とか言ってメアリーと床を一緒にする。そして情けない夫は城に召し抱えるという欲に目が眩んで妻を手放す。メアリーは男の子を出産するが、正式な妻ではないので今のままではあくまでも私生児でしかない。腹の虫の治まらないしたたかなアンは、手を尽くしてヘンリーに接近する。それに気づいて言い寄るヘンリーにアンは「あのスペイン女を放逐して、わたしを王女として正妻にして」と身体を触ることさえも拒否する。
▼クリスチャンである困ったヘンリーはローマ法王庁と決別して王女を修道院へ追放する。そして正妻となったアンだが生まれて来たのは女の子だった。がっかりするヘンリーは「次は頼むぞ」というだけ。だがアンは近親相姦の疑いで魔女と判定される。その相手となった弟も断頭台の露と消え、アンもまた斬首される。そのヘンリーの跡を、40年間にわたって継いだのはアンの産んだ、エリザベス一世であった。
▼シェイクスピア劇を見ている様な画像である。アンを演じたナタリー・ポートマンのしたたかな演技はうまい。しかしメアリーのスカーレット・ヨハンソンはどうも表情と演技力がイマイチという感じがした。所詮皇室の世継ぎなど女でも男でも、どちらでも良いのだ。

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November 03, 2008

◇「京義線」(07年韓国映画)NHKBSを見る

▼映画を見るために近くの町内会館を横切ったら、お年よりがカラオケをしているらしく、その歌声が聞こえてきた。「♪この坂を越えたなら、幸せが待っている~」と、そう都はるみの「夫婦坂」である。ある程度歳を重ねて来るとこの唄の良さが分かってくる。はてー今日は何の日だったかな、3日は文化の日なのだが、敬老の日を繰り下げた催し物でも開いていたのだろう。そして今朝の訃報としてフランク永井だった。「♪貴女を待てば雨が降る~」この唄を聴いたのは高校生時代だったかな。これは有楽町そごうのオープンを記念したCMソングだった。だからNHKでは長い間歌うことができなかった。そのそごうもNBカメラに変身してしまった。そして「♪雨も愛しや唄っている」の「愛し」の歌詞は有楽町交通会館の脇にあるビル「ITOSIA」として残っている。時代も風景も大きく変わってしまった。
▼◇「京義線」(07年の韓国映画)京義線とは1904年日露戦争の軍事物資を運ぶために、当時朝鮮を占領していた日本が京城から現在の北朝鮮の新義州まで施設した鉄道である。それでソウルの京と義を取って名付けた。今は北の部分は断線しているが、統一連結するための作業が始まったばかりだ。さて話はこのソウル発9時過ぎの京義線最終電車に、偶然乗り合わせた二人の男女の物語である。二人は寝込んでしまい、終点のイムジンガン駅で車掌に起こされる。この駅で降りると「統一展望台」に行くことができる。実は次のトラサン駅が国境の駅となっている。しかし警戒が厳重でパスポートを持って、軍隊のボディチェックを受けないと下りることは不可能である。一人の男性はキム・マンスで地下鉄の運転手をしている。もう一人の女性はイ・ハンナで大学の独文学の博士課程に所属して非常勤のバイトをしながら生計を立てている。
▼二人は駅を下りて雪の降りしきる中を歩いてやっとの事で一軒のホテルを見つける。マンスは二部屋と、フロントで申し出るが、ハンナは一人では話すこともなくて退屈だからと一部屋にする。一風呂浴びて二人は身の上話をする事から、それぞれが抱えている問題が明らかになっていく。マンスは永年勤続で休暇を1週間もらって、有給を3日追加して10日休んでいるのだと語る。そしてハンナは「たった今離婚したばかりだ」と語るが、それぞれ嘘をついている。マンスは数日前に自分の運転する電車で飛び込み事故があって恐怖で運転できなくなってしまっている。事故を起こすと3日間特別休暇があるのでそれを利用してここまでやってきたのだ。
▼ハンナの身辺はもっと複雑である。ベルリンの壁が崩壊するとき、ドイツ語教官キム・ホと同時期に留学していて、よくある話だが深い関係になってしまった。教官は帰国して教授に抜擢されるが、彼女は博士課程に所属し、別の教授の指導のもと非常勤の講師として授業を受け持っている。研究テーマは「クリスタ・ヴォルフ」である。彼は時々ハンナの家に来て、「靴べらくらい買っておけよ」とリアルなセリフを残して泊まらずに家に帰る生活をしている。ハンナは一度一緒に旅行をしたり、家に泊まって欲しいと彼に言うが聞き入れない。あるとき東京で学会があるというので、「一緒に連れていって」というが同僚と相部屋になるかもしれないから、と連れない。「では戻ってきたとき、済州島に旅行しましょう」という約束を取り付ける。飛行機のチケットを予約してホテルも取ったが、教授が飛行機に乗ったとき隣の席にいたのは妻だった。妻は夫のパソコンのパスワードを解読してハンナとのメールのやり取りを調べだし、ハンナの家まで乗り込んで彼女を張り倒す。愛人との連絡を普通のメールアドレスを使う等というのはいかにも脇が甘いとしか云えないがそれはともかく。
▼教授からハンナに電話があったとき、自分を擁護してくれるかと思ったら妻の肩を持つので、これが決別すべきときだと感じる。その電話がイムジンガンから雪の中を歩いているときき掛かってきた電話だった。そしてホテルの会話でマンスは「ヘルマン・ヘッセのテミアンは読んだことがある」と会話は弾んでゆく。そして今回の旅行は、怖くてマスコン(電車をコントロールするマスター・コントロールというハンドル)が握れなくなってしまったための、自分を取り戻す旅であると告白し、ハンナの胸に縋って泣きじゃくる。そして徹夜で話しあって翌朝イムジンガンまで戻って別れる。一年後地下鉄に乗るハンナ、そのとき運転手だった、マンスが「クリスマスおめでとう」と乗客に挨拶する元気な声が聞こえてくる。
緊急集会 
侵略戦争美化と集団的自衛権行使要求の田母神航空幕僚長の暴論糾弾!
田母神罷免だけで終わらせない。政府・防衛省は責任を明確にせよ。
11・4防衛省前市民緊急抗議・要請行動
【日時】11月4日(火)午後6時半~
【場所】 防衛省正門前(市ヶ谷)

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November 02, 2008

11月の「ニュースにだまされるな!」を見る

▼昨晩午後10時からのCS朝日ニュースター「ニュースにだまされるな!」はどれくらいの人がご覧になっただろうか?詳しくは番組の再放送をご覧になっていただくしかない。わたしはもう午後10時を過ぎて起きているのは辛いが、せっかくの番組だから1時間だけみた。ようすえるに金子勝は現在の危機は前の世界恐慌とは違いが、回転が狂うと世界的規模の破壊が始まると警告する。その論拠だが、ゲストの一人法政大学の河村哲二教授はアメリカの前の恐慌は第二次大戦によって立ち直ったとして、戦時経済が専門という立場で発言していた。
▼彼は今の世界経済はアメリカが繁栄するという前提で考えられている。中国やインドが好景気だというのも、アメリカで生産しているもののパーツや、ソフトを作っているからである。ところが実体経済は例えばGMは実質倒産しているのに、部品やソフトは必要でなくなると、その国の経済に影響を与える。そして貿易というのはCDSという信用取引で行われる。これは貿易一つひとつに大した相対の信用保証が付く。しかもその審査は個別に異なる。だからお互い相手どれだけの危ない会社あるいは取引か警戒してしまうと、取引がおこなわれなくなる。それが本当である証拠は港に行ってみればわかるが、商品が山積みになっている。
▼人間の筋肉に相当するものがそうなってしまっているのに、血液であるお金は、アメリカのローンは個人にお金を貸さなくなっているから、車のローンも組めないから車も売れない。
▼それで新しいブレトンウッズ体制をつくらなければならないが、EUとアメリカとそれに追随するイギリスは思惑が違う。つまりどれだけの損を抱えているか分からないので、まだ誰がイニシアチブを握るかというよりも、腹の探り合いになってしまっている。というのが前半一時間の内容だった。ところで
金子勝、アンドリュー・デウイットが公開講演会を行う。普段ラフな格好をしているデイビットがスーツを着て出席した理由はこの宣伝をするためだと彼は言っていた。時間がある人は行ってみて欲しい。わたしは一日ハードが仕事があるので、残念だが行けない。
「アメリカ大統領選の結果を分析する」11月7日(木)18:30~20:30
於:立教大学、池袋キャンパス8号館8101号室。参加費無料。
▼昨日は来客との打合せがあり、外出しなかったが、NHKBSで放映した「京義線」を見たが結構面白かった。感想は明日書く予定。
▼昨日読んだ新聞で作家の五木寛之が良いことを言っていた。「物忘れやボケを歎く事はありません。カメラ言えば、フォーカスの状態で、中心にだけ焦点を当て、周りをぼかす。ボケで来たら世間のどうでも良いことはわきにおき、自分にとって一番大事なことだけを見ていきてこうということです。」ボケを気にしているみなさんぜひ参考になさってください。

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November 01, 2008

「過去の侵略」を正当化する確信犯

▼昨日のキリ番10800番は午前9時頃にMINさんがゲットされました。画像をお送りいただきましたが、拡張子が「dat」となっていて、わたしのパソコンでは開くことができません。開いた時に画像はご紹介します。また後日MINさんには記念品を手渡しさせていただきます。おめでとうございます。ブログは本日午前中に69000番になると思います。これもキリ番の対照になります。ただしいずれも前後賞はありません。
▼しかし今朝のNHKや朝日ではトップで扱っている、航空自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長(60)が「我が国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」と主張いう論文を書いたのはどういう神経をしているのだろう。わたしが推測するに、どうせ定年が迫っているのだから、一つ俺が犠牲になって世論の動向を見てやろう。例え処分されても民間企業に天下りできると考えたと思う。田母神氏は60歳なのだから、彼が防衛大学を出たとしても小中高は戦後民主教育を受けている筈である。もし防衛大学でそのようなカリキュラムがあったとすれば、これは自衛隊は憲法を遵守しなければならないのだから、明らかに憲法違反の教育をしている事になる。
▼その論文では旧満州・朝鮮半島の植民地化や第2次大戦での日本の役割を一貫して正当化しているという。彼は「大地の子」などの小説を読んだことがないのだろうな。そして当然「嗚呼満蒙開拓団」の様な映画も見ていないのだろう。戦争学ばかり学んでいて、情操教育を欠いた結果が、このような歴史を客観的に評価できない人間を作っていく。

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