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November 02, 2008

11月の「ニュースにだまされるな!」を見る

▼昨晩午後10時からのCS朝日ニュースター「ニュースにだまされるな!」はどれくらいの人がご覧になっただろうか?詳しくは番組の再放送をご覧になっていただくしかない。わたしはもう午後10時を過ぎて起きているのは辛いが、せっかくの番組だから1時間だけみた。ようすえるに金子勝は現在の危機は前の世界恐慌とは違いが、回転が狂うと世界的規模の破壊が始まると警告する。その論拠だが、ゲストの一人法政大学の河村哲二教授はアメリカの前の恐慌は第二次大戦によって立ち直ったとして、戦時経済が専門という立場で発言していた。
▼彼は今の世界経済はアメリカが繁栄するという前提で考えられている。中国やインドが好景気だというのも、アメリカで生産しているもののパーツや、ソフトを作っているからである。ところが実体経済は例えばGMは実質倒産しているのに、部品やソフトは必要でなくなると、その国の経済に影響を与える。そして貿易というのはCDSという信用取引で行われる。これは貿易一つひとつに大した相対の信用保証が付く。しかもその審査は個別に異なる。だからお互い相手どれだけの危ない会社あるいは取引か警戒してしまうと、取引がおこなわれなくなる。それが本当である証拠は港に行ってみればわかるが、商品が山積みになっている。
▼人間の筋肉に相当するものがそうなってしまっているのに、血液であるお金は、アメリカのローンは個人にお金を貸さなくなっているから、車のローンも組めないから車も売れない。
▼それで新しいブレトンウッズ体制をつくらなければならないが、EUとアメリカとそれに追随するイギリスは思惑が違う。つまりどれだけの損を抱えているか分からないので、まだ誰がイニシアチブを握るかというよりも、腹の探り合いになってしまっている。というのが前半一時間の内容だった。ところで
金子勝、アンドリュー・デウイットが公開講演会を行う。普段ラフな格好をしているデイビットがスーツを着て出席した理由はこの宣伝をするためだと彼は言っていた。時間がある人は行ってみて欲しい。わたしは一日ハードが仕事があるので、残念だが行けない。
「アメリカ大統領選の結果を分析する」11月7日(木)18:30~20:30
於:立教大学、池袋キャンパス8号館8101号室。参加費無料。
▼昨日は来客との打合せがあり、外出しなかったが、NHKBSで放映した「京義線」を見たが結構面白かった。感想は明日書く予定。
▼昨日読んだ新聞で作家の五木寛之が良いことを言っていた。「物忘れやボケを歎く事はありません。カメラ言えば、フォーカスの状態で、中心にだけ焦点を当て、周りをぼかす。ボケで来たら世間のどうでも良いことはわきにおき、自分にとって一番大事なことだけを見ていきてこうということです。」ボケを気にしているみなさんぜひ参考になさってください。

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