« 夢見が悪るかった原因は… | Main | ◇「エグザイル/絆」を見る »

December 16, 2008

「トルコふしぎ動物紀行」を見る

Shudou(手動シュレッダー)
▼昨晩もう寝ようかと思っている時間に残業を終えた家族が帰宅した。何でも会社で残業が一番多くてタクシーもかなり使う。しかもチケットなどなく、すべて自費なところが悲しい。ゴミの袋を見て「これは個人情報だからシュレッダーにかけてから処分すべきだ」と主張する。眠い目をこすって電動式シュレッダーを作動させたら、先に寝ていた家族から「静かにしてくれ」というクレームが付いた。しかたなく手動式シュレッダーを30分ほど回していたら右手首がかなり痛くなってしまう。
▼手首の痛み対策には「温灸」を2発使った。この手動式シュレッダーを見ていると、昔実家で使っていた蕎麦打ち機を思い出す。それまでま麺棒で伸ばした蕎麦を包丁で細く切ったものだった。ところが画期的な蕎麦切り機械とは、丸めて棒状にした蕎麦をローラーに掛けるのだ。するとローラーとローラーの間で切れた蕎麦が細くなって出てくるという仕掛けだった。しかし当時はフッ素コーティングなどの方法はなかったので、蕎麦は歯車とローラーの間で絡まってしまい、ちゃんとした蕎麦になったことは、極たまにしかなかった。この手動式シュレッダーは一度に2枚以上は切れない。その上メッシュでは切れないので、しつこい人が切った蕎麦状態の紙を貼り合わせれば、もとに戻すことはかなり簡単だと思う。つまり情報保護という役目を果たさない。
▼昨晩地デジBSiで午後10時から2時間「トルコふしぎ動物紀行」という番組を放映していたのでつい見てしまった。案内するのは市立船橋高校出身で東京農工大学農学部蚕糸生物学科を卒業し、現在自然環境研究センターの研究主幹千石正一氏だ。彼はかつて「エリマキトカゲブーム」を作った人でもあり、専門分野は爬虫類で自然のなかに棲息する動物は人間が飼うべきでないという持論を持っている。最初に行ったのは摂氏30度の温泉で、人間の皮膚を食べる鯉の一種の魚が泳ぐ温泉兼プールだった。ウクライナから皮膚病の治療に来ている人がいた。1回三週間3回くると大体の皮膚病は魚たちが食べて治癒する。またイスタンブールでは猫が町中に溢れている。そして人なつっこい。聞くとイスラムのコーランは動物を大事にせよ、と教えているので猫を大切にするのだという。今度行くときにはキャット・フードをポケットに入れて写真を沢山撮ってこよう。
▼一番驚いたのはカッパドキアの鳩の巣だ。岩をくりぬいたかなり高い位置に鳩の巣は鷹などの天敵が来ないように工夫されて人間が作っている。千石がその高い巣に登って分かったことは現地の人たちは鳩の巣を作って大切にする事で、鶏糞ならぬ鳩糞を年に一度集めて野菜を作っている。砂漠のようなカッパドキアは通常野菜などは育たないが、住民は古代から鳩を大切にして共存することで、不毛の地で人間も生計を維持してきた。千石はその鳩糞で育てたトマトをひと囓りするが、「うーん美味い、昔のトマトの味がする」と絶賛していた。先日の朝日を読んでいたら、トルコはEUに入っていないで、独自の経済圏を持っている。そしてラクダのレスリングをする人たちや、鳩の集団を育てる競技を毎日夕方になると夢中でしている人たちの暮らしを見て、これこそ貨幣経済に巻き込まれない、最も人間らしい生活ではないかと感じた。

|

« 夢見が悪るかった原因は… | Main | ◇「エグザイル/絆」を見る »