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December 02, 2008

◇「バンズ・ラビリンス」をWOWOWで見る

◇「バンズ・ラビリンス」27日WOWOWで放映。1944年のスペイン。内戦が行われていて主人公の少女オフェリアは身重の母と一緒に結婚することになった義父の元へ車を走らせている。途中母は悪阻で具合が悪くなって、車を止めてもらう。するとオフェリアは足下に転がっていた石を一つひろって近くに建てられている石像の右目に当てはめるとぴったり合うではないか。その瞬間トンボかバッタのような昆虫が飛び出してオフェリアの車の後を追いかける。
▼到着したのは父が反乱軍を鎮圧するために派遣されている駐屯地である。司令官をしている大尉の義父はなんとしても自分の近くで母の出産を見守りたかったので、無理矢理呼び寄せたのだ。駐屯地では反乱軍が襲ってくるので、鎮圧しようとしている。ゲリラの元にはアイゼンハワーがノルマンディに上陸したというニュースが届き、勢いづく。駐屯地の厨房で働く女は実はゲリラに弟がいて、食料庫から密かに食料を盗んで渡している。また駐屯地にやってくる医師もゲリラと通じており、医薬品をまわしている。あるときゲリラの遺留品の食料や注射の抗生物質のアンプルがあることで大尉は、誰かゲリラに通じているものがいると気づく。
▼オフェリアが現地に到着した夜、例の昆虫がやってきて、砂時計の砂がなくなる前に戻ることという条件付きで誘うので、その後をついていくと地下室にある巨大な洞窟へと呼び寄せられる。そこには妖精が住んでいて、チョークを渡されて「今度からこれでドアを作ってそこから抜け出せば良い」と教えられる。そしてされに「お母さんが無事出産できるように」というまじないを教わってくる。
▼政府軍とゲリラの闘いは熾烈を極め、ある時ゲリラの兵士が捕まって大尉の命令で残酷な拷問をされる。休憩時に例の医師が巡回検診にやってくる。捕まって苦痛にあえぐゲリラは医師にそっと「殺してくれ」と呟くので、密かに心停止の注射をする。大尉はそのあいだに応酬したアンプルと、医師のもっているアンプルが同じ物であることに確信を持つ。そして医師をも射殺してしまう。さらに厨房の女性にも疑いをもち、拷問にかけようとした瞬間、ゲリラの決起が始まる。しかし妖精の教えて母親に元気な子どもを産んでもらおうと祈っていた少女もまた義父によって射殺される。その瞬間仕立屋だったが死んでしまった本当の父親。そして子どもを産んで死亡した母とオフェリアは3人一緒の場所でくらすことが出来たのだ。かなり気味の悪い場面が多いので気の弱い人は見ない方がよい。07年のアカデミー撮影賞などを受賞した作品だ。

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