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January 19, 2009

トルコの兵役について

Kuukou(夜のイスタンブール空港)
▼土曜日の朝日朝刊にエジプトのスフィンクスが塩害で、近い将来首が落ちるであろうと推測している。わたしはピラミッドはどうでも良いが、スフィンクスはいつか見てみたい、。というのは手塚治虫の初期の作品でこのスフィンクスがロボットとして登場するものがある。ロボットを開発した博士はピラミッドの石棺に眠っており、スフィンクスは彼を守っている。そこに外国の調査隊が登場するので、それと対決するという内容だった。本は実家に置いてあるので、今度帰省することがあったら見てみる。もう一つ「火星兵団」という作品があり、子ども心に強烈な印象に残っている。そして今自分のこのスフィンクスと火星兵団の隊長の生き方はわたしの心を捉えて離さない。世界遺産はこのように、ガレキになりつつあるのだ。
▼映画2でヒロインはトルコからニセパスポートでドイツの母を訪ねて脱出するのだが、事前知識がないわたしには、なぜトルコ人がドイツ移民なのか理解できなかった。昨日書いた一節はMINさんがガイド氏に聞いたことを、わたしは補足取材して書いている。ガイド氏はバスの中でトルコ民族について次のように解説した。つまり紀元前600年の間にトルコ人はかなり混血が進んでいた。そしてオスマントルコ500年の時代にさらに個決は進んだ。だから顔を見てこれがトルコ人の顔というのは存在しない、ましてDNA鑑定などしても何の役にもたたない。トルコ人が自分が○○○系というのは、自分の父親か祖父がそう言ったという伝承以外のなにものでもない、という解説だった。
▼言ってみればモンゴルからトルコまでは遊牧民として生活を共にしてきた。だから文法が日本語と同じというのも、その遊牧民であったことに起因している。そして人種的に見るとトルコ人の97%はアジア系で3%がヨーロッパ系で成り立っている。
▼トルコの兵役は義務制で高校を卒業すると18ヶ月兵役に就く。大卒は8ヶ月で済む。しかし外国で生活していた人は1万ドル支払うと1ヶ月で済ませることができる。わたしは大卒で入ったが、その間銃の訓練を受けたのはたった3日間だけだった。その他は上官の命令で兵舎の掃除だけをさせられていた。きょうはあちら、明日はこちら、昨日の清掃はまずかったからもう一度同じ場所を掃除せよという具合だった。ということは旧日本軍の内務班と同じ事をしている。
▼なぜトルコが親日的なのか?それは1980年9月16日和歌山沖串本でトルコのエルトゥールル号が難破して山田虎次郎が救助にあたったことにある。本日朝から通院、取材、コーヒーとケーキの新年会などがあり、多忙なので、明日につづく。

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