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January 07, 2009

財界主導型ワーシェアリングについて思う

▼1週間ほどブログは不定期更新になりますが、ご了承下さい。
▼昨日書いた映画「そして、私たちは愛に帰る」のことで年末に発行された「週刊金曜日」で正月にみる映画のひとつとして紹介を粉川哲夫が10行ほど紹介していた。そこで彼が言うには「ドイツは積極的にトルコなどの移民を受け入れて将来に備えている」という一文が印象に残っている。ところが日本は排除するだけ。昔から「人の集まる所に、カネが集まり、カネが集まるところに、政治(つまりカネの再配分)が生まれる」という名言がある。好むと好まざるに関わらず、一応日本はブラジル、東南アジアに比べて仕事はあるので不法滞留が増える一方である。
▼正月の朝日ニュースター「愛川欣也パックインJ」で政治の一こまで、人口問題を扱っていた。ゲストの一人樋口恵子が「国を維持していくには出生率は2.08でないと存続そのものができない。しかし日本は1.34くらいだ。自分が小泉さんのとき少子化対策の委員をしていて10回くらい答申を出したが、予算は一円もつかなかった。(つまり実行されなかった)」とこぼしていた。
▼昨日のTVでトヨタが赤字で契約社員の人員整理をさらにすると発表していた。上記番組でもトヨタは東南アジアの国を2つくらい買い取る位の内部留保をしているのだから、短期の1年で赤字になったと大騒ぎするような問題ではない。むしろこんなときだから、別の農業、環境、介護などに出資して新しい雇用を作るという考え方でないとおかしい。特別給付金にしてもそれより、3月までに9万人近い失業者がでるのだから、その対策に使った方が有効であるという意見も出た。
▼昨日から経団連の御手洗氏も「ワークシェアリング」などと言い出したが、これは数年前からヨーロッパで労組が主体になっているものとは似て非なるものだと思う。企業がまず内部留保をはき出して、雇用を作り出すことが先決である。それを正規と非正規で仕事を分け合うと曲解して、犠牲を労働者だけに押しつけようとしている。
▼隣のK駅では政党の宣伝カーが来てよく演説をしている。J党もM党も云うことは同じだ。「K町には外国人が溢れているから犯罪が多い」とナショナリズムに訴えている。安心して働くことができる法整備をしないと、30年もしたら日本1は老人だけの国になってしまうだろう。あれこれ他愛もないことを書いたが、また1週間ほどしたらこのブログでお会いしたい。

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