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January 17, 2009

トルコの食料自給率は100%

Neko02(トルコの猫2)
▼ウズベキスタンに出した手紙は必ず着くかどうか分からない。しかし返事をまた崩し字で貰っても誰も読み取れない。だから英語で以下の注釈をつけて送った。
I understand only English. I hope the reply in English. It is scheduled to go to your country next year. (わたしは英語しか分かりません。ご返事は英語でお願いします。来年はあなたの国に行きたいと思っています。)
▼キリブルの町は漁師町のせいか、猫ちゃんたちは魚をさばいたあとのあらを貰って美味しそうに食べていた。日本のキャット・フードはどうかと思ったが、それも食べてくれた。町には交番があり、見ていたら歩哨、というのも警察だからおかしいが立哨の交替時間にはAK47を持った警官が銃を交替して立つ事になっていた。
▼この町に来るまではエーゲ海を右手に見てバスは走る。エーゲ海というと何となくロマンチックに感じるだろう。しかし海の色は空の色を反映する。今は冬だから海の色もどんよりしている。一見瀬戸内海でも走っているようだ。しかし周りは高級別荘地で建売住宅から、マンションまでぎっしり建っている。ガイド氏が言うにはトルコのインフレは8%で、イスタンブール市内ではバブルが進んでおり、最近でも80億円のマンションが売れたという。平均的な価格は土地と建物を併せて3000万円程度だ。特徴があるのはすべての高層住宅もマンションも日本のように鉄筋を使っていないことだ。直系2cmほどの鉄の棒が柱に4、5本入っているだけだ。トルコは地震が多くて被害が多いと聞くが、この建築方法では被害が広がることは当然である。
▼またその作り方が独特でまず建物の枠をコンクリートで作る。次にブロックで部屋を作り、最後に屋根を作り、お金を一番かけるのは内装だという。見ていると屋根のない建築物が多いが、予算の関係で一年ごとに柱、壁、屋根、内装と作っていくのだという。それに各家には大きなサンタクロースが入ることができそうな煙突がある。ガイド氏が言うには別荘に住む人がバーベキューをするためだというが、にわかには信じがたい話だった。
▼さてガイド氏は政治のお話しが大好きで、観光案内はあまり力が入らないが、それになると客が頼まなくても1時間くらい平気でして、ほとんど寝ているのに皮肉っぽく「ご静聴ありがとう」という。以下ガイド氏の言ったことをコメントなしで書く事にする。
▼なぜトルコはEUに入らないか。それはトルコは食料自給率が100%と高いからだ。たしかにトルコは東西の高低差はある。しかし東は貧しいが飢え死にで死ぬことはない。田舎では隣近所が挨拶をしないこともない。貧しいが助け合う心を今でも持っている。しかし都会は隣の人とも挨拶をしなくなってきている。だからもしEU(映画の中でドイツ人が「EUに入れ、としつこく何度も言う)に入ったら、食料生産はブリュッセルで決まってしまい。食料自給率は下がってしまう。今トルコは建築ブームでアパートの値段は倍になっている。土地は100平米で15万米ドル、2DKのマンションでは30万米ドル(つまり土地と建物で3000万円)もする。

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