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January 06, 2009

◇「そして、私たちは愛に帰る」を見る

▼メルマガの1月1号がお手元に届いている方は、みなさん優良読者である。届いていない方は消息が分からない方で、かつ何の連絡がなかったかたである。お読みになりたい方は一言「継続して読みたい」とメールを送って下されば引き続いてお送りさせていただく。ただし1年に一回も投稿もない方は年末にリストから削除するので、そのつもりで。
▼昨日の編集後記「疑惑」の部分に、声をあげて笑った方がいらしたのではないだろうか?いやー別にわたしの場合受信トレイでメールは4つのフォルダーに分けてあり、家族にチェックを頼んでいくのは「仕事」のフォルダーだけだから、実質的には何を書かれても別に何も困ることはない。
▼メールについてはドコモなど日本の携帯は世界から見ると、鎖国的運用方式なのだ。だから外国にメールを送る場合、現地の基地局で受信してから日本製の携帯に転送する。だから送信だけではなく、受信にも料金がかかるというのはそのことだ。それと飾りは全部消えてなくなる。受信できるのはJISコードの文字だけ。昨年チュニジアに行っているとき、花で飾ったメールを送って下さった方がいたが、この場合も文字しか受信できなかったのでご注意頂きたい。ブログは今日午後あたり9万4千番になります。
◇「そして、私たちは愛に帰る」
 昨日のメルマガに書いたが、トルコにはクルド族が人口の1割を占めている。映画の舞台はそのクルドの指導者オジャラン氏が逮捕された頃のトルコである。2部に分かれていて1部は老人アリがヒマをもてあまして娼婦イェテルの元に通って毎回50ユーロを支払って、ある特別のサービスを受けている。しかしお互いないものを補うために一緒に暮らさないかという話に展開していく。しかし喧嘩の弾みでイェテルを殺害してしまう、というのが一部だ。老人の息子はドイツ語の教授をしているが、町のドイツ語の本を扱っている店が閉店するというので無理して買い取ることになる。
 そしてオジャランの釈放を求めるデモ隊は警察に追われている。クルド人のある若い女性活動家アイテンは仲間が持っていたベレッタ拳銃を、拾ってビルの屋上に隠してしまう。仲間からはトルコは危ないからドイツにニセ留学生として脱出した方が良いと勧められ、ニセのパスポートで出国して、とある大学に学生を装って通う。ドイツに行けば母親に会える筈だと思って来た。しかし母のイェテルは娼婦としてトルコに出稼ぎをしており、すでに死亡し行方は知れない。お金の問題から現地の支援組織とたもとを分かち、空腹を抱えるさまようことになる。そこで偶然知り合った一人のドイツ人学生ロッテの家に転がり込む。しかしロッテが訳の分からない外人を家に連れ込むことに母のスザンヌは保守的で良い顔をしない。しかもアイテンはニセパスポートを持った不法滞留者として逮捕されてしまう。
 ロッテは収容所にアイテンを訪ねるとトルコに行って、あるもの(拳銃)を探し出し、現地の仲間に手渡して欲しいと懇願する。ロッテは断り切れず母スザンヌの制止を振り切って単身トルコに出掛ける。しかし拳銃は取り戻してものの、子どもにバッグを奪われ逆に子どもに射殺されてしまう。
 そのことはドイツにいるスザンヌに伝えられ衝撃を受ける。スザンヌは娘のロッテが下宿していたドイツ教授のアパートにいってベッドで泣き崩れる。しかし考えて見るとスザンヌも若いときヒッピーとなってインドを放浪する生活を送っていたことを思い出す。娘の行動ばかり非難していたけれど実は娘も母と同じ路を歩こうとしていたことに気づく。そして教授と食事をしたりするうちに心を開いていく。さらにロッテの遺志を継ぐのはアイテンを解放することだと考えに辿り着く。それが実現したときようやく娘の気持ちが分かるようになる。そしてドイツ語教師もまたその母を見て、自分が父親を理解できなかった最大の原因は、娼婦にうつつを抜かす父親を毛嫌いして言葉を交わすことがあまりにもなかったことが原因ではないかと、漁師をしている父親の元を訪ねるのだった。 

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