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February 07, 2009

ソマリアの海賊とロシア沿岸警備艇の違い

▼毎年なぜかわたしの誕生日になると、ジャストが一太郎の新製品を発売する。同社からDMが次から次へと送られて来るが、わたしは一切買わなかった。わたしに必要なのは日本語文字変換機能のATOKだけであるからだ。それも昨年までは一太郎本体よりも高価で、はっきり言えば広辞苑一冊よりも高くて中々手が出なかった。今年は5000円以下になったのでファクスで申しこんでおいた。昨日夜は某所に落語を聞きに出掛けて、午後9時半頃に帰宅すると荷物は届いていた。
▼話を元に戻すと誕生日はバレンタインデーとかなりくっいているので、我が家ではその祝い事は両方一緒に行われてしまうのである。
▼不思議に感じている事がある。それはソマリア沖の海賊対策である。朝日ニュースターの「愛川欣也パックインジャーナル」ではいち早く「今回は自衛隊の派遣に賛成である」と意思表示している。中国など他の国が行っていて、日本が出遅れてはまずいといような論調である。しかし問題点は水島朝穂早大教授が言うように、海上保安庁の巡視船が派遣されるのが筋で、基本的には漁民がその主な中味だという海賊たちが、どうやって生計を立てて生きていくかというという問題を考えないと本末転倒であると思う。海上保安庁と自衛隊の特殊部隊は外見はまったく同一だが、前者はあくまでも阻止を目的にしており、後者は殺害だけを目的にしている。
▼考えて見るとロシアに拿捕された鳥取のカニかご漁船とはいったい何だったのだろう。この数日の新聞を見るとロシアの国境警備局は「補償金」が目的であったように思えてならない。何らソマリア沖の海賊と代わることはない。片方は政府という国家機能が崩壊しているから「海賊」と呼ばれ、ロシアは国レベルで行っているから「拿捕」と報道される。ソマリアの海賊は今まで誤って他国の船員を一人だけ殺害しているが、ロシアは威嚇発砲で意識的に殺害した日本人漁民は1人だけではない。所詮どちらもやっている事は同じである。ここをどう考えるかだ。本日仕事なのでこれまで。

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