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March 25, 2009

「ゲバラ39歳の別れの手紙」の続き

Gogai(WBC優勝を報じた新聞や号外)
▼昨日はWBCがあったせいかブログのアクセス数が極端に少なかった。一昨日電車で移動していたのでわたしもワンセグ携帯で対アメリカ戦を見ていた。周りをみるとかなりの数の人が携帯の画面を覗いていた。昨日の様子を聞くと軒並みというくらい人がワンセグをご覧になっていたというレポートが届いている。Jスポーツプラスでは昼の生中継とともに、午後7時からふたたびノーカットの画像を延々と午後11時過ぎまで流していた。画像はTBSと同一だが、中継はTBSの方が迫力があった。10回表でイチローがバッターボックスに立った時韓国側から一斉にブーイングがでた。なぜなのか分からなかったが、朝刊を見ると彼は第一回大会で「向こう30年は日本に勝てないと思わせる勝ち方をしたい」と発言した事が原因らしい。イチローは国粋主義者なのか?いや別にわたしは肩を持つわけではないが、敬遠策を避けるためにあえて挑戦的な発言をしたのではないかと思っている。
▼昨日の「ゲバラ39歳の別れの手紙」の事を書いたら某読者から23時29分に、「それで映画は結局どうなったのですか?」という携帯メールを頂いた。すでに数人の読者はご覧になったと仰っているのできょうは映画に出ていない部分も含めて続きを書こうと思う。ゲバラたちは通信機能がダメになって、仲間の動きを知るのはラジオから流れてくる掃討作戦成功の話だけだ。当然政府もバ○ではないから、ニセ情報も流しただろう。ゲリラ側は3つに分断されて合流できない。その一つにあのターニャもいた。ターニャは首都ラパスとの連絡係だったのだが、車(トヨタランクルだった)を政府に没収されて帰ることができなくなりゲリラと行動を共にする。だが政府軍の待ち伏せにあってマシンガンでなぎ倒されてしまう。
▼ターニャはわたしが知る様々な情報によると、東ドイツ国籍でゲバラの動きを逐一ソ連に報告する役割を課せられていたという。ここで殺害されるが、子宮癌も患っていた。ゲバラたちの動きは手持ちのカメラでかなりリアルに再現されている。しかしかなり多くのゲリラ兵士は所帯道具一式をリュックに入れて担ぎ、しかもM1ガーランド銃は本体の重量だけでも4・367キロもある。それに弾丸を200発くらいは持つだろうから7・62ミリ弾は1発7gとして弾倉に8発入って1400gで銃器関係だけで6kgにもなる。食料がなくて腹が減っている上にこの重量はかなり行動は制限されると思う。ゲバラが最後に持っていたのはM2カービンだから重量は約その半分だ。映画の中でのM2カービンはもの凄く快調の作動している。セミオートがあんなに回転が速いとは思わなかった。
▼ゲバラは捕まるが「指令600」を発令せよと大統領(ポルトガル出身の俳優:ホアキン・デ・アルメイダ)は言う。おそらくこれはCIAとの取り決めで死体にして運べということなのだろう。ゲバラは正規軍ではないので、裁判にかけられることなく処刑されてしまう。この場面は今まで巷間知れ渡っていたような方法ではなかった。兵士の中から立候補させている。そして「顔を撃ってはいけない」と上官に注意され下腹部に3発撃ち込まれる。ここから遺体はヘリに載せられ去っていく場面で終わる。
▼しかし現実にはCIAはゲバラが本物かどうか確かめるために、両手を切り落とし指紋照合するためにどこかに持ち去っている。だがCIAの書類には両手の写真が写っていたというから、持ち去ったのは彼らであることは間違いない。
▼なお昨日書いたレジス・ドブレはミッテラン大統領の時にアドバイサーになって喜んでいた。所詮ドブレは自分の命が惜しくてゲバラをCIAに売り、自分の名誉欲だけを満足させるために行動した、「思想家」なのである。
▼映画自体はビデオになってからご覧になれば十分だと思う。しかしジャングルの戦いを体験したい方はハンディデジタルビデオカメラが臨場感を出している原寸大のスクリーンがぴったりであります。

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