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April 10, 2009

【いはゐ蔓】とはスベリヒユのことか

▼月曜日に取材に行った柏市の「こんぶくろ池」の原稿を書いていた。大量の資料を貸して下さったので、その読み込むのに1日かかった。原稿の締め切りは昨日だったが、先に決めた別件の用事があった。しかし締めきり日を察した優しい方は、朝早く日程を動かして下さったので、午前中は執筆に集中することができた。歩きながらメモをするというのは至難の業だ。一応昼に仕上げたが心配なので、保存運動をしている方に原稿をメール送り、「事実関係の誤りがあったら、今日中に指摘して欲しい。」と電話を入れた。
▼制限文字数は2000字だが、レイアウト上から考えると1600字程度が美しく仕上げる事ができる。午後4時頃になって返事が来た。それはたまたま出先にいたので、午後6時頃コールバックするとお話しして電話を切る。6時ちょっと前に電話で問題点をお聞きする。導入部はこの辺でもかつては採れたという「すべりひゆ」が出ている万葉集にした。
いりまぢ(入間道)のおほや(大家)がはら(原)のいはゐつら(蔓)
      ひ(引)かばぬるぬるわ(吾)になた(絶)えそね (14/3378東歌)
 これは昨年ハイキングで行ってご紹介した「馬来田」を歌った直前に紹介されている。さらに広辞苑で「いわい‐つら」【いはゐ蔓】とはつる草の一種。一説にスベリヒユとも言われるとある。ネットでその姿を写真で確認すると「松葉ボタン」はその外来種だというのだ。その姿を見ると関東地方やわたしの実家の長野では「ツメノヒョウ」といわれているものに違いない。
 そうなるとひょっとして「ヒミツのケンミンショー」で山形県では「ひょう」という物を食べるという特集があったが、それではないかと思った。ネットで「山形県 ひょう」で検索すると果たして「おんなひょう、スベリヒユ」とあって同一の物だと分かる。
▼戦争中から戦争直後で食料が不足したとき、代用食として食べた人も多いと聞く。ただし長野では始末の悪い雑草として引き抜かれ、日光に曝して枯らしてしまうのが常である。
▼このひと月ほど週刊誌、とりわけ女性週刊誌の「ご成婚50周年特集」には時代が逆行しているような錯覚を受ける。今朝の朝日などはとくに誌面を割いて特集記事を書いている。昨日読んだ「週刊現代」でも少しばかりそんな記事があった。
▼しかしその中でも自然写真家の宮崎学は、カネがないのでストロボなどの照明は全部手作りでコツコツと作って来た事を紹介している。中でも印象に残った言葉は「何かトラブルがあれば自分が試されているんだなと思う。そうやってハードルを越えてきた」と言っている。自分に降りかかったトラブルは他人の力を借りるのではなく、自分が解決しようという気持ちにならない限り解決できない。自分が変わらなければ、他人は決して変わってはくれない。この部分が一番印象に残った。

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