« 15兆円は国民一人25万円の借金を背負わされた | Main | 3日NHK「憲法特集」②を見る »

May 08, 2009

JR横須賀線のブレーキ事故の原因は?

▼昨日の朝JR横須賀線で列車の故障があって3本立ち往生するという事故が起きた。山手線や京浜東北線に乗っていた人達はかなり苦痛だったという。わたしはたまたま図書館から借りてきた本「地下鉄が一番わかる」という本の、ブレーキの部分を夜になって読み始めていた。
▼今の電車は自動空気ブレーキがあり、ブレーキ間の空気圧を抜くとブレーキがかかる構造になっている。そのために個々の車両ごとに圧縮空気を溜めておく補助空気溜めがあり、運転士がブレーキ弁を作動させ、ブレーキ管の空気を抜くと、個々の車両が持つ制御弁が動作して補助空気ダメからブレーキシリンダーに空気を送る仕組みになっているのだという。だから車内「アナウンス」から想像するに、今回の事故はこのシリンダーの調子が悪くなってしまったのではないかと想像できる。
▼さらに大きくわけると「踏面ブレーキ」と「ディスクブレーキ」がある。前者は車輪に直接棒などを押し当てる方式で、後者は今の自動車などでも使われているパッドを車輪の側面に押しつける方式である。
▼電気ブレーキには発電ブレーキと電力回生ブレーキがある。地下鉄の場合は短距離で加速しなければならない宿命を持っている。それで電気ブレーキを掛けるとそこに電力が発生する。その電力を近くで加速しようとする電車に回してやるという効率の良い方法が考えられている。
▼夕刊を読んでいると、ブレーキが掛かってしまったので、個別に解除するというアナウンスが流れていたという。それ以外に具体的にブレーキのどの部分がどのように故障したのかまったく書かれていない。新聞記者がもっと勉強していればその辺の解明ができただろうに、疲れて線路を歩かされている乗客の写真とコメントだけではあまりにも情けない。

|

« 15兆円は国民一人25万円の借金を背負わされた | Main | 3日NHK「憲法特集」②を見る »