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May 28, 2009

カシオペアで函館に朝早く到着する

Tatemono(友人の職場がある建物のの夜景)
▼カシオペアに乗って函館に来ている。いちどカシオペアに乗りたいと思っていたが、この時期のチケットがようやく取れたので思い切って来た。乗車している字間はトルコに行くのと同じ13時間だ。しかし個室で寝るときはフラットなベッドになるので、時間はかかってもトルコに行くほど苦痛ではない。
▼それで締め切りのある原稿は全部早めに仕上げて来た。出かけることはホンの数人にしか話して来なかったので、夜行列車の中にも次々と電話がかかってくる。カシオペアの終点は札幌だが、函館で降りた。函館の時間は午前5時である。5時では名物の朝市も開いていない。ガイドブックで調べると一軒だけ開いている店があったので、そこに入る。店にはところ狭しと有名芸能人の色紙が張り巡らされていた。しかし何処をみてもメニューに特色はなく、横並びに見える。
▼食事は30分もあれば終わってしまう。前夜に友人にメールを送り、早朝から開いている施設があるかどうかお聞きした。すると谷地頭にある市営の温泉が、朝6時から開いていると教えて下さった。せっかくだから市電に乗って出かける。入浴料金は400円で入ることが出来る。しかし石鹸もタオルもないので、タオルだけ1枚120円で購入する。風呂は低温が43度、高温が44度、パブル43度、それに露天風呂があった。朝早くなのに男風呂にはすでに定年を終えたと思える人たちが来ていた。入浴を終えると畳の大広間で横になってくつろぐ事ができて楽だった。
▼昼飯を駅前で済ませてから友人が働いている施設に向かった。お店は水曜日の定休日だったので、施設に常駐している方が函館の歴史を詳しく話して下さった。函館にはペリーも来ているし、ロシアも当然来ているので函館山は軍事要塞として強化されているのは承知していた。しかし明治になって全国でも9つの産業が栄える都市の一つになっていた。それは北洋漁業の基地だったからだ。そして鮭の缶詰はヨーロッパに輸出され、第一次大戦で兵士の食料となり、函館は大いに潤ったのだ。やがて北洋漁業は衰退し、石炭もダメになり、青函連絡船も廃止になり、次々と危機が襲ってくる。しかしいま観光が主たる基盤を支えて立ち直っているというのが、解説して下さった方のお話しだった。

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