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June 23, 2009

◇「愛を読むひと」を見る

▼日曜日午後10時からNHKハイビジョンでボリビアのウユニ塩原をタレントの中山エミリーが訪ねていた。その四国の半分ほど大きさのある塩原の幻想的な風景に見とれて、最後の11時間半まで見てしまった。さっそく調べると一人でもツアーはあるが、40万円くらいする首都のラパスまでトランジットを2回、ラパスから4WD車で北上すること12時間で塩原に着く。マチュピチュもナスカの地上絵も一切興味はないが、ボリビアにはいつか行って見たい。
◇「愛を読むひと」戦後間もない1958年のドイツ。15歳のマイケルは猩紅熱で倒れたとき、電車の車掌をしていたハンナに助けられ、自宅に送ってもらう。その後花束を持ってお礼に行く。そのとき何か手伝う事はと聞くと、下から石炭を持って来て欲しいと頼まれる。それが終わった時、汚れてまっ黒になっているマイケルを見て、「そのままでは家に帰れない」と風呂に入れたところから、二人は深い関係になる。そしてベッドを共にしたあとは必ずハンナの求めに応じて本を読むのだ。そのほとんどは「オデュッセイア」だった。との初めての情事にのめり込む。二人は1泊でサイクリングに行ったりするが、ある日突然ハンナはマイケルの前から忽然と姿を消す。
▼それから8年後マイケルは、大学で法律を学んでいる。たまたま指導教官とナチスの残党の裁判を見学に行くと法廷の被告席にハンナを見つける。裁判に通ううちにハンナが実はアウシュビッツでユダヤ人を監視する役目をしていた事が分かる。そして一緒にいた看守たちは彼女こそ責任者だとシラを切って、すべての責任を彼女に押しつけようとする。そのとき裁判長は一つの話を出す。それはユダヤ人を移送するとき、教会に300人ほどのユダヤ人を収容した。だが運悪くイギリス軍の空襲を受け、閉じ込められていた人達は全員焼死し、法定に来ている2人だけかろうじて助かる。裁判長は「なぜ鍵を開けて囚人たちを開放しなかったのか?」と質問する。ハンナは「鍵を開けたら秩序が守れなかった。わたしは命令を遂行しただけで何も悪いことはしていない」と叫ぶ。
▼他の元看守たちは移送の書類に署名していたのはハンナだから、全責任は彼女にあると逃げる。そして判決他の看守たちは大体懲役4年の実刑だが、ハンナだけには無期懲役の判決が下される。結婚して大きな娘がいるマイケルはハンナが収容されている刑務所に手紙を出す。そして昔読んだ本をカセットテープに吹き込んでせっせと送る。そして20年たったときハンナは刑期を終えて釈放される事になる。その一日前、マイケルに刑務所の所長から「ハンナの知り合いはあなたしかいない」と電話があるので面会に行く。そこで彼は驚愕の事実を知ることになる。

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