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June 14, 2009

「ヘーゲルを生んだドイツがなぜヒトラーを…」

▼土日は休刊にしようと思っているので手短かに書く。普通「週刊金曜日」はわたしの家のポストには金曜日中に届いている。しかし先週は何かの手違いで昨日届いた。読む物は沢山あるので、「週刊金曜日」を大体1時間半で読み終えることにしている。6月12日号で面白かったのはまず「堀江貴文氏ソフトバンク商法を語る」だ。孫正義は携帯の飛ばしで利益をあげてかなり危ない経営をしているが、借金2兆4千億の自転車操業は大きすぎて潰すに潰せない会社になっているという。これではまるでアムウェイと同じだ。
▼一番面白かったの「メディアを考える」で「ヘーゲルを生んだドイツがなぜヒトラーにだまされたのか」という山中速人の論文だ。かなり長い論文なので「週刊金曜日」を買って原文を読んでいただきたい。スチュワート・ホールは「エンコーディングアンディコーディング」という論文で発信者の思惑とは別に、情報を受け取る側はどう受け取るか分からないという。そしてメディア・リテラシー教育が注目された。そこでメディアに要求するより、自分たちが発信する側になろうということになる。しかしブログにしても書いている人はみんな二次情報だけで記事を書いている。自分が取材して第一次情報を発信する側にならなければ意味がない、という風にわたしは受け取った。わたしも二次情報が多いが、Mさんの有名ブログなど全部引用で出来ていると言っても過言ではない。どこの誰かわからない人が、違法な引用だけで人気があがっても、その影響力はたかが知れていると思う。ちなみに違法な引用とは新聞記事は3行で45字以内で、署名論文や小説の引用はできないことになっている。
▼13日の朝日ニュースター「愛川欣也のパックインジャーナル」ではF22をなぜアメリカが手放さないかという話が面白かった。つまりF22がアメリカの価格で150億円くらい。世界でこれ以上高性能の戦闘機はないのだから、もう経済が疲弊しているいま、これ以上の戦闘機を作る必要がないというのがホンネだ。アメリカが最も景戒しているのは、日本の核武装化とアメリカと同等の武装をすることだ。アメリカ国債を沢山買っているのは中国と日本だから両方に売るとか売らないとか言って曖昧な態度に終始し、現実にはミサイル防衛構想でカネを引きだそうというのがアメリカの本当の狙いだ。

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