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August 19, 2009

「長生きしていて良かった」という時代は来るのか?

▼衆議院選挙が公示になって自民党の党首の第一声を聴くと、美辞麗句が並んでいるのでいささか辟易とする。わたしが知る限り橋本龍太郎の頃からいっている事は何も変わっていない。「お年よりが本当に長生きをして良かったと思える世の中に」と橋本は言い、自分の母親だけはこっそり期限を不法に延ばして国立病院に長期滞在させていた。これは首相の動向という欄新聞の片隅に掲載されている。それを一読者が統計を取っていて、3ヶ月以上同一の病院に入院させている事を発見した。でも記事を書いている新聞記者はそれを発見できなかったのは悲しいことだ。
▼みんな「我が党こそは正しい」と叫ぶ。「正しい事だけ」を言っていれば政権を取れるという訳でもないことは、戦後の政党の歴史を見ればお分かりになる。「正しければみんな俺に付いてくる」という考えは、司馬遼太郎の小説「関ヶ原」の明智光秀と同じだ。
▼それに、党首レベルではなく、地方で立候補している人の演説を聴いていると、自分の言葉でしゃべっていない人がいる事に気づく。自分の頭で考えて、自分の言葉でしゃべって欲しいものだ。
▼昨日の靖国参拝で田母神の演説に抗議して警察に取り調べられた、カナダ人男性をユーチューブをごらんになって下さっただろうか?もう時間が終戦の前で止まってしまったような気がする。恫喝と怒号が聞こえてくるが、およそこれは他人を説得しようとする姿勢ではない。戦犯を「英霊」と言ってやまない人達があの空間ではゾンビのように生きている。このブログでずっと指摘してきたが、「英霊」と呼ばれるほとんどの人びとは、軍トップの無策によって飢餓で殺されたのだ。様々な特攻「機」に乗せられた人は軍のトップが敗戦を長引かせて、自分に「有利な条件」を引きだそうというしていた。そして「自分の必ず後から行くから」と言った連中に限って、おめおめと生き延びているではないか?
この数分間のユーチューブは昨年の映画「YASUKUNI」よりも優れて、本質が明らかにされていると思った。
▼『鍵盤乱麻』トップページにある「投稿欄」に、この三ヶ月間一行の書き込みがありません。昨晩これ以上書き込みがないと削除するという通知が来ました。どなたでも結構ですからひと月に一度は書き込みをお願いします。明日はメルマガの締め切り日です。普段忙しかった読者のみなさんもきっと一行でも書いて投稿してくださると、大いに期待しています。
▼検索用語のトップは、相変わらず「少女たちの日記」である。しかしあのドラマの主人公になった女性の名前を検索用語にしている方がいるのは驚く。つまり彼女は13歳で原爆で死亡してしまった。だからドラマに再現されている以上のものは何も残っていないのだ。検索しても何も出てきはしない。可能ならばNHKハイビジョン版の1時間50分のドラマをごらんになることだ。地上波よりは多少詳しく描かれている。

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