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August 26, 2009

実録「左手イボの標本」

Houtai「手術前」と「抜糸後」もいずれご紹介する。
▼夕べ午後10時半頃蒲団に入ったがどうしても痛み消えないので、薬局で貰った鎮静剤を一錠飲む。それから午前0時頃になってようやく痛みが消えてきた。実は事前にどなたにも相談しなかったが、急遽外科手術をした。といっても大げさなものではない。ブログに一度書いたが、左手のイボが肥大化してしまったのだ。そもそもこれは5月末に2ミリくらいの大きさの血豆のようなものができたのがきっかけだ。それをナイフでほじくり出したのが間違いのきっかけだった。それが皮膚から飛び出して段々大きくなった。1月ほど前に一度自分で切り取ったがかえって良くなかった。あの時よりもさらに大きく大豆2個くらいに肥大化してしまった。イボの先からは常に血がにじみ出す。仕方なく月曜日に近所の外科医に駆け込んだ。
▼診察して「明日手術で切ります」ということになった。生命に危険がある傷でもなかったので、夏休みに切ろうと考えていた。しかしわたしは仕事をしているし、切れば抜糸まで一週間はかかるだろう。パソコンの早打ちの仕事や、出張や取材などなくて毎日医者に通える7日間が今週から来週前半だった。9月の第一土曜日から1週間は毎年戦場状態になるから、それまでに終わらせなければならない。
▼25日午後3時が手術になった。医師は「それにしても随分大事に育てましたね」、と冷やかす。「2、3年ですか?」とも聞く。「いいえ3ヶ月です。」というと「ははぁーすると自分でいじったね。」「ええ自分で一月前に切ったら、どばっと血が吹き出して」。「それでどうしました。」「市販の止血スプレーで止めました。」と話ながら手術は始まった。規模は違うが大きな病院の外科の手術の照明と同じようなものがあり、ベッドは自動で上下する。局部麻酔をイボの周りに4本打たれて、この時がとても痛かった。あとは切られている感触も縫合している感触も直に伝わってくる。所要時間は約20分。
▼医師は切り取ったイボを手のひらに乗せて「ほらこれだよ」と見せてくれる。「見たくないです」と顔をヨコに振ったが目の前で見せてくれる。タテに三分割されていたが、ピンクでとれも綺麗だった。見終わると看護師さんに「ホルマリンに漬けておいて」と言って手術は終わった。きょうのタイトルはもちろん小川洋子の小説「薬指の標本」から来ている。
▼左手を包帯できつく巻かれているので、指が広げられない。だから小型のキーボードのピッチが狭いPDAで打ってからパソコンに取り込んだ。今週中は長い文章は打てそうにない。もちろん風呂のアルコールも禁止だった。

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