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September 08, 2009

幸福実現党が作った危険なビデオ

▼土曜日の朝日be別刷りの「うた」は松田聖子の「風たちぬ」だった。やはり堀辰雄の同名の「風たちぬ」の小説からヒントを得ていたのだ。その舞台の一つ信濃追分にある「堀辰雄記念館」には数年前行ったことがある。彼が座って思索した部屋にはSP盤のベートーベン交響曲第六番などが展示してあった。もうひとつの舞台「万平ホテル」の建設には曾祖父が少し携わった事があると聞いているが、昔の話だからどれだけ正確なのか分からない。
▼またまたシネマの原稿締め切り日である。今ひとつ見たい作品に出会っていない。しかし締めきり日は守らねばならない。それに今やっている仕事は集中してやらねばならないので、15日頃まではデスクの前を離れることはできない。従って「ココ・シャネル」と「幸せはシャンソニア劇場から」で書かざるを得ない。
▼「AERA」9月7日号の後ろの方のコラムで「ザ・視聴率/リサチャー」という記事があった。最近はドラマを作るときも、旅番組を作るときも「リサーチャー」という人が活躍していて、現地へ先乗りして徹底的に詳しく調べるのだという。たしかに「ケンミンショー」で小樽の「パンロール」の話が出て、翌朝店に行って写真を掲載したら、「地元の人も知らない」というメールがわたしの所に来たくらいだ。つまり番組のAD(アシスタント・ディレクター)さんがネットで調べたくらいでは太刀打ちできない。リサーチャーさん曰く、どんなにネットで調べるよりも、その場に出掛けて取材して情報を得ないと、良いリサーチは出来ないと断言しているくらいだ。このリサーチャーさんは今までバラエティ番組だけ、ドラマで現実味を持たせるためにやはり現場に行って調査しているのだという。
▼しかしあの24時間TVというのは募金の集め方がどうもインチキくさい。先週の「行ってQ」を見ていたら、スリランカで宝石を採掘してそれが高く売れれば良い。というのでタレントを2名派遣していた。そこで数万円の宝石を採掘することができたようだ。だが良く考えて見て欲しい。スリランカまで航空機の費用はいくらかかるのだ。パックツアーでさえインドで約10万円だ。撮影はスタッフが5名ほどいるから合計7名。現地では既に試採掘してもらっているからその費用もかかる。少なめに見積もっても一人20万円はかかるので、取材費用だけで140万円。それならばカネをかけて現地には行かず、その140万円をそのまま寄付した方がずっと役に立つと思う。
▼土曜日の「ニュースにだまされるな!」で立教大学のアンドリュー・デイウィットが選挙前に幸福実現党が作った危険なビデオの事を指摘していた。わたしも昨日YouTubeで探して見たが、現実味を帯びていて確かに危ないビデオである。

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