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October 22, 2009

09海自観艦式であぶくまに乗る(1)

Kongou(イージズ艦「こんごう」)
▼昨日4時半におきて朝食もそこそこにK駅まで一駅戻ってK駅から快速で木更津に向かう。友人が09年海上自衛隊観艦式の入場券を手に入れてくれた。それで目覚ましを早めにセットしてこの電車に飛び乗った。実は観艦式に参加するのは6年ぶりの2回目である。前回艦上は寒かったので冬支度をしてきた。前回はヘリコプターSH60Jを搭載できる艦だったが,今回は護衛艦「あぶくま」でそれよりは試験艦なのでそれよりは少々小さい送迎のバスに乗り込もうとしたら「艦内では飲み物や弁当はありません」というので再び駅に戻って弁当を買う。乗り込むには飛行機の様なボディチェックがあり、持ち物はすべてバッグに入れて、金属探知機のゲートをくぐる。それに一人ひとりIDカードを渡されたが、これも今までにはなかった。乗艦してすぐに座る場所と防寒対策の毛布を受け取る。
▼観艦式は相模湾で行われるので、そこまでは風景を見ているだけ。早めに弁当を食べて待機する。護衛艦とはいうものも、中味は戦前の巡洋艦や駆逐艦と同じなので、アスロックや20ミリバルカン砲、イタリアの72ミリ速射砲が装備されている。式が始まる前に士官休憩室か(ガンルーム)で艦長席に座って自衛隊の機関紙が数種類ラックにおかれていたので手にとって見る。民主党政権になって北沢防衛大臣に代わるときの戸惑いが紙面に感じる。準機関紙「朝雲」に隊員のベストセラーというのが出ていた。入間基地の書店では1)日本の防衛、2)田母神流ぶれない生き方、3)座して平和はまもれず(田母神著)、4)ドイツ参謀本部、5)防衛ハンドブックであった。一方防衛省にある書店のそれは1)日本の防衛、2)空自マニア!3)ゴーマニズム宣言スペシャル天皇論、4)自衛隊装備年鑑、5)IQ84、となっていた。本庁のゴーマニズムとIQ84という組み合わせがとても面白い。
▼さらに別の機関紙では「合成麻薬の種類」というコーナーがあり、写真入りでそれらが紹介されていた。ふつう社内報や庁内報などで「麻薬」コーナーは見た事がない。それだけ隊内で麻薬汚染が広がっており、危機感が指導部にはあるのだろう。さらに「自衛隊スポーツ」というものもあり、隊員の活躍が紹介されている。一般市民に馴染みがない、変わった種目では「銃剣術」である。
Bodan
(防弾チョッキ着用姿)
▼制服試着コーナーもあったのでわたしは防弾チョッキを着せてもらった。これは陸自のものと違い砲手などが用いるもので6キログラムあるというが、それほど重みは感じなかった。武器展示では72ミリ速射砲から始まった。これは1分間に80発発射出来るのだが、砲弾が結構大きいので弾を撃つと砲身が焼けるのを防ぐため、強制的に水を吹き付けて冷やす水冷方式になっている。砲身の回転が素早いので観客からは「オー」という声が一斉に上がる。アスロックの回転も速い。ギューンギューンと回る姿はまるでガンダムを見ているようだった。バルカン砲も結構はやくロボコップのようだった。
▼さて観艦式は鳩山首相が乗る旗艦の前をこの日集まった40隻を超える軍艦がグルッと運動会のように回るのだ。いや観艦式は3年に1度行われる、大規模な運動会だと思っていただければ良い。イージス艦は目の前を航行しているが、大きく動きが遅いので狙われたらいちころでやられてしまいそうだ。やはりおおすみなどヘリ空母は圧倒的な存在感がある。(あすに続く)

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