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October 05, 2009

澤地久枝の講演会に集まった人たち

▼「いよーニッポンイチ」をいう妻の声援を受けて国会に向かった中川昭一はもうあのとき登院拒否をしていたのかも知れない。昨日TVで第一報のテロップが流れてネットで彼のHPにアクセスしようとしたら、もうアクセスが集中しすぎて負荷がかかり繋がらなかった。
▼午後総武線の某駅で下車をしようとしたら、U翼の街宣車ががなり立てていた。「○○○の会は○○党だ!○○○党は○国や○朝○の手先だ!」○○党はさいきん「自民党とも民主党とも是々非々の立場でやる」と言っているのだから、街宣車の口上は時代遅れで、いまどき随分短絡的な思考をする人たちである。街宣車は一台しか来ていなかったが、ハウリングというかエコーを利かせているので沢山街宣車が来ているような錯覚を受ける。当然警察もたくさん警備に力を割いていた。会場に着くと一種独特の重苦しい雰囲気がある。市民集会であるにも関わらず、一般市民や青少年はほとんど見あたらず、わたしと同年配かそれより年配の方々が圧倒的に多い。講演にうなずく箇所も声を上げる部分もみんな同じだ。わたしはどうもこういう雰囲気が馴染まないのだ。
▼話の内容は澤地さんの本を数冊読んでいれば分かる。しかしうなずく場面を見ているとどうもそうではない。まして彼女は大岡昇平の資料助手をしていたのだから、彼の分厚い著書である「レイテ戦記」くらい読んで行って欲しい。澤地の話はフィリッピンに出掛けレイテとミンドロ島に行った。ここでは彼女がリモン峠に墓参をしている所がメインになっている。これを読んでいればかなり理解しやすい。後の話は小田実の「最後の言葉」であるが、これは昨年NHKで特集番組があったのでこれを見ていれば分かる。さらに鶴見俊輔の話である。参加者は旧ベ平連系の小田や鶴見は嫌いだから、おそらくこれらの本を読むような人たちではない。なぜならこれの人の話の部分では一切うなずかない。そして澤地が渋谷に住んでいて「先日都バスに乗ったら、終点で自衛隊の宣伝のアナウンスで流れて来た」という様な部分で驚きの声を上げる。自衛隊の宣伝物など、カラオケのシダックスにでも手を変え品をかえて置いてある。参加者はふだんどういう生活をしているのだろう、と思った。
▼そして澤地の話よりも、話を聞きに来た人がいかに多かったかという事に満足して帰路に着くのである。その頃になると街宣車も警察の姿もなくなっていた。
▼本日メルマガの締め切り日です。わたしは期間が短かったので本を読む時間をつくるのが、かなり難しかったが原稿は出来上がっている。

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