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November 14, 2009

NHK教育「働く人の貧困と孤立のゆくえ」を見る

▼一週間前に放映されたNHK教育テレビ「働く人の貧困と孤立のゆくえ/重松清」をようやく見る事ができた。興味のある番組は一応全部録画しているが、とてもではないが全部見ることは出来ない。その場合30分だけ見て面白くなければ後は消去してしまう。こちらは昨年末の年末の派遣村を中心に首都圏青年ユニオンの河添誠氏の活動を中心に、紹介された。派遣切りになった青年たちが何をしてきたか、作家の重松清がインタビューしていた。どこの派遣労働者のそうなのだが、自己責任だから自分で何かをしなければと思って自分自身を孤立させてしまう。
▼年末住むところを失って派遣村にやってきたある青年は、最初ほとんど会話をすることがなかった。ところが仲間で首を切られた人の会社との交渉に一緒に参加することによって、次第に仲間としゃべるようになっていく。ある女性公務労働者の場合、やはり短期契約で身分保障も有給休暇もまったくない。しかも契約は毎年継続される保証すらない。ある時正職員が「子どもの具合が悪いのでこれで帰ります」とさっさと帰宅してしまう。同じ仕事をしていて、こちらは子どもが具合が悪くても休めず、しかも低賃金。いったいこの差はなになのか、と矛盾を訴える。
▼一方で支配する側は、職員間の対立を作り低賃金労働に目をつむる。ユニオンに集まって交渉をしたり、食事を作って一緒に食べる中で「共通の立場」を共感する青年。派遣労働がコンピュータが導入された時、最初アメリカ系の企業で行われる。どのように派遣が出来てきたか、という説明も分かりやすかった。そしてそれは製造業に拡大されていく。はっきりは描いていないが、それは政府合意のもとで作られたシステムである。宇都宮弁護士も登場して、「人間が物と同じ扱いであってはならない」と告発する。重松の質問に失業するのは、個人の責任ではなく、「派遣という構造」を作った仕組みに目を向けて闘いを挑まないかぎり問題は解決しないと訴える。そして最初に登場した青年はユニオンの活動に参加して、みんなと一緒に同じ釜の飯を食べる事で、自分は一人ではないと感じるようになっていく。
▼今朝9時過ぎ普段全くつき合いのない方がいきなりBCCメールを送ってきた。こういうメールはゴミと同じなので読まずに削除することにしている。

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